電子観望の環境が着実に充実してきている。新しいテクノロジーは常に我々の生活をより快適なものへと導いてくれる。酷暑の夜に一人汗をかきながらアイピースを覗き込む必要も、あるいは極寒の夜に着膨れしながら微動装置を手袋越しに操作する必要もなくなり、明るく快適な室内に居ながら離れた天文仲間同士とおしゃべりしながらモニターに映し出されたリアルタイム映像を楽しむ天体観望の世界がまさに実現されようとしている。眼視 . . . 本文を読む
ここ最近は春先の空らしく透明度の悪い夜が続いている。かといって気流は安定しているかというと、夜になると強風が舞い、望遠鏡を外に出してもすぐにしまいこむような日々だ。一日中雨が降り続いた昨日から薄明前の深夜に目が覚め外を見てみると真っ白な雲が流れている。下の写真は多少強調処理してあるもののAM4:00の薄明前、ASA3200、露出1/2"。月のない夜空で肉眼でもはっきりと雲の白い様子が分か . . . 本文を読む
3月6日18時過ぎ、空の様子は曇ったまま今晩は回復しそうもない。今日は地上の星を見てみた。我が家の部屋から東の方角に、場所を選ぶがわずかにスカイツリーが見えるポイントが有る。電線等の障害物はあるもののとりあえず見える。望遠鏡を向け多少揺らぎながらも7色に変化する様子をピックアップして写真撮影してみた。最上部にあるゲイン塔の光源は60倍で見る限りまるで星像を見ているようだった。何か人工星に使えないか . . . 本文を読む