タムロンの90mmマクロ+EOS6D+AZ-GTeで
オリオン座とおおいぬ座の星雲を撮影しました。
タムロン90mmなんですが
もう15年くらい前に購入していて、以前は花とか撮っていたのですが
最近全く使ってませんでした。
今回AZ-GTeを賞品で頂いたのを機に星撮りにも使ってみることに。
また、AZ-GTeは極軸望遠鏡がないので、これまでは角度と方位磁石
だけで適当に極軸を合わせてましたが、今回はASI AirのPolar Align
を使いました。画面の指示に従って進めていくだけでとても簡単です。
しかも今回のアップデートで望遠鏡を北極星の方に向けなくても
合わせられるようになったそうです・・・今回は北側で合わせました。
(画像キャプチャーしてなくてすみません、すっかり忘れてました)
最初に撮影したのはオリオン座です。
フルサイズで90mmだと丁度全景が入ります。
オリオン座
TAMORON SP90mm MACRO F2.8 F4
CANON EOS 6D HKIR ISO1600 180sec×20
AZ-GTe 赤道儀モード
円弧上のバーナードループ、アルニタク付近の燃える木星雲と馬頭星雲、
燃える木星雲の左上の方にM78、小三ッ星付近のオリオン大星雲と
ランニングマン星雲、右下に見切れていますが魔女の横顔星雲の一部
と盛りだくさんです。
見切れている魔女の横顔星雲はミルトルでは薄くて難儀したのが
ウソみたいに濃く写っていてびっくりです。
これはオリオン座全景にこだわらずに横位置でそっちの方まで
入れてみた方が面白うそうですね。
今回画像処理するのに新しくなったStarNetGUIを使いましたが、
星消し画像は星雲が一層良くわかって楽しいです。
オリオン座の後はおおいぬ座のカモメ星雲を
撮影しました。
IC2177 カモメ星雲
TAMORON SP90mm MACRO F2.8 F4
CANON EOS 6D HKIR ISO160 180sec×12
AZ-GTe
撮影中に雲が出てきて12枚で撮影打ち切りしたので少々露光不足です。
右下の輝星はシリウス、その下に散開星団M41も写ってます。
タムロンSP90mmマクロはF4まで絞るとかなり星像は良いですね。
拡大すると若干ガイドが流れているのがバレますが(-_-;)
あと、画像処理で何とかごまかしていますが、長辺側に6Dの
ミラーボックスケラレが出ていてうまく消すのが難しいです。
今度はほぼ同じ画角になるASI294MCとEF24-105L F4の50mmで、
HEUIB Ⅱフィルターを入れてガッツリ撮ってみたいと思っています。