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何でも釣り師の日記

釣りの日記です。

駿河湾のタチウオ釣り

2009-01-04 20:54:59 | Weblog







 あけましておめでとうございます。今年も元気に釣りができますように。

1月3日(土)駿河湾吉田港の恵漁丸に乗り、初釣りのタチウオ釣りに出ました。午前3時ごろ出船し、焼津沖の水深65m、タナ40mで投入開始です。

 初めはアタリがなく、3~4回流しかえたところで、釣友の吉廣さんにタチウオ第1号がヒット。続いて隣の岩上さんにもヒット。どうやら、今年は年齢の高い順にアタルようです。それにしてもこの二人、無言で釣っているのが何とも不気味です。少し喜べばと思っていると、自分にもコツンという鋭いアタリがありました。ゆっくりと竿を誘い上げるとガガガンと強い引き込みで無事フッキングです。

 サンマエサとイワシエサで2本取り込むと、早くも好奇心の血が騒ぎ、110gの夜光のメタルジグ(背がレモンカラー)を投入。しかし反応がありません。しばらくはエサ釣りでポツポツの拾い釣りでした。

 船長の話では昨日は4時半ごろから釣れだしたとのこと、いつもなら暗い内に浅いタナで数を伸ばすのですが、今日はちょっと勝手が違うようです。いつの間にか東の空が明るくなり始めると、船はさらに清水寄りへと移動し、今度はタナ90mの指示です。

 入れて間もなくアタリが出て、船中でバタバタ釣れ始めました。エサ釣りで何本かゲットした後、それではとばかり今度は夜光のジグから、ムラサキの80gのジグに変えて再びジギング開始です。するとすぐにロッドをしぼる気持ち良いアタリが出ました。

 エサ釣りに比べて、ジグは探る範囲が広いので特定のタナを攻める必要がなく、ちょっと深めに落として30m位の範囲をすばやく往復させればタチウオに出会う確率がかなり高くなります。

 手巻きで90mは結構大変ですが、入れればすぐにアタリが出るので笑いが止まりません。5~6本入れ食いの後、何とPEの1号ラインの部分を噛み切られてしまいました。リーダーにナイロンの12号をPRノットで4.5mつけてありましたが、付け直すのが面倒だったので、しばし、エサ釣りに戻りました。しかし、エサ釣りではポツポツとしかアタリません。

 手持ちのフロロカーボン8号を今度は、夏の鮎釣りで鼻かん周りの0.8号糸に0.25号の水中糸をつける際に使う簡単なチチワ結びでつけ、強度の実験開始です。しかし、タチウオ定番のムラサキジグがないので、夜光のジグ(背がピンク)80gを試してみました。

 こちらでも、すぐにヒットし、エサ釣りより効率が良いと確信しました。ラインの結節強度も十分です。ところが、連続して数本釣ると、今度はジグのすぐ上のリーダーを噛み切られて2つめのジグも失ってしいました。恐るべしタチウオバイト。

 再度、110gの夜光ジグに戻し、ジギングを再開すると、今度はサバが連続ヒットしました。ゴマサバに混じって、脂がのった型の良いマサバも釣れました。この色はやはりサバ好みらしですね。

 そのうち、タチウオの反応がなくなり、最後は50cmのサワラを1本追加して終了となりました。

 それにしても駿河湾から眺める富士はいつ見てもきれいですね。タチウオとサワラの刺身、シメサバも絶品でした。
 









駿河湾石花海のヤリイカ釣り

2008-12-30 14:15:35 | Weblog


 12月29日(月)静岡県の用宗港、興津丸にて石花海(せのうみ)のヤリイカ釣りに出船しました。

 朝一番は「沖の瀬」に向かい、一投目からヤリイカが乗りましたが、型が小さく25cmサイズばかりでした。

 船長は沖の瀬に見切りをつけ、岸寄りの「前の瀬」にポイントを移しました。かなりの船数で50隻以上が集結していましたが、既に朝の入れ乗りタイムは終了しているらしく、落としてすぐに乗るパターンにはなりませんでした。

 水深200m近いポイントで超低速で電動リールを巻き上げてくると、180m程度の棚で急にアタリが出たりします。6本角の仕掛けに最高4杯乗りが2回ほどあり、あとはポツポツでしたが、沖の瀬より型が良かったです。

 仕掛けは、市販の11cmのダブルカンナ(石花海仕様)を使いましたが、この日のアタリ角は赤白のウキスッテでした。

 竿はバイバーテイルのAM-225のトップを白に塗り替えたもので、毎回ヤリイカに威力を発揮しています。リールは電動丸1000Hにウルトラダイニーマの4号を300m巻いたものです。昨年の実験では水深200mで6号糸より約20~30mも落下が早いです。

 釣果は24杯でした。今回は刺身だけではなく、酢づけイカも作ってみましたが酒のつまみに最高でしたね。外道のサバも脂が乗っていて、久しぶりのシメサバに大満足でした。


 

八幡野マダイ五目

2008-11-24 15:16:56 | Weblog







 

11月23日(日)八幡野青木丸より7人の仕立てで、マダイ釣りに出船しました。

 天候も良く、青い海に八幡野の切り立った岸壁が映え、ロケーションは最高。初めは西沖の棚80~90m位のポイントで、先におみやげのキントキ釣り。食いも良く、大きい物では45cm超え混じりで一人最高で5枚程度をゲット。自分は良型を3枚。


 続いて、メダイのポイントでは3kg級が何本かヒットし、釣友の藤田君、岩上さんはその引きを堪能。自分にも誘った瞬間に鋭いアタリがありましたが、針掛かりせず、すっぽ抜け。今日はサバやソーダは全くいません。

 船は東へと魚探の反応を探しながら、マダイを狙って移動。城ヶ崎の吊り橋前までは、アカイサキやブダイなどで本命の顔を見ることなし。端物狙いの仕掛けに冷凍イワシをつけると、カサゴが1匹。

 午後になって、船はのマダイの最高ポイントへ。水深65m、棚は底から15m。仕掛けを投入すると、本日のクライマックス。船中でマダイ、イシダイが次々にヒット。マダイの良型は2.5kg、イシダイは1.5kg弱。自分にも小型のマダイを2枚釣った後に強烈なアタリ。ドラグが緩めだったせいか、ラインが出っぱなし、でかいイシダイかマダイと確信してやりとりしましたが、おまつりもあり、痛恨のハリス切れ。

 大型をバラシたあとはしばらく放心状態でしたが気を取り戻して、再度挑戦すると、キュンという気持ちの良いアタリ。先ほどの引きに比べるとかなり軽く感じましたが、取り込んだマダイは1.8kgでした。

 この日の船中の釣果は、マダイ10枚をはじめ、イシダイ、キントキ、メダイ、ブダイ、イサキ、イナダ、アカイサキ、カサゴ、タカノハダイ、トラギス、等々10目以上にのぼりました。

 それにしても、あのバラシた魚は何だったのかと考えると、また行きたくなりますね。

 

銚子外川のヒラメ2.8キロを頭に3枚ゲット

2008-11-11 11:57:58 | Weblog





11月10日(月)銚子外川港の長栄丸からヒラメ釣りに出船しました。朝5時半に港を出て30分ほど南へ走った水深20~28mのポイント。イケスには中羽の良いイワシが入っていました。釣り客は自分を含めて3人。時折小雨がぱらつく曇り空です。風は北東で波も2.5mと高め。

 左舷みよしの自分の席はかなり上下動がきつく2.75mのがまかつのアオリイカ竿ではタナのキープが難しく、途中でシマノの海攻マダイリミテッドSS270という極軟の竿に換え、仕掛けも遊動にしてみましたが、竿が短いのかアタリが出ません。そのうちに船長から「周りの船は皆、型をとってるよ。釣ってないのはこの船だけだよ。」と言われてしまいました。

 まもなく右舷みよしの釣り人が長竿に換えて1キロ級を1枚ゲット。続いて左舷大ともの方にも2キロ弱が1枚。次は自分と思っていると、またもや、右舷みよしの方に1キロ級がヒット。こうなると、短竿に見切りをつけて、いよいよ伝家の宝刀「バイパースティック310-1」を抜くことになります。

 この竿は外川の自分の釣りで最も実績の高い竿ですが、本来硬めの竿に出るヒラメのアタリが好きなので初めはいつも違う竿を使い、最後に使うようにしています。凪なら硬めの短竿で通すのですが、この波では仕方ありません。釣り味にこだわらず、とにかくおみやげが欲しいという方には、バイパースティック310-1のような竿とヤマシタ製の「固定遊動自在仕掛け」の組み合わせをおすすめします。ただし、この仕掛けは捨て糸が50cmなので必ずその上に付いているゴムのストッパーを調節して、捨て糸が65cmになるようにし、さらにハリスの上のストッパーも20~25cmほど上げてハリスを遊動にし、波の上下で急激にエサのイワシが引かれて弱らないようにすることが重要です。

 エサのイワシはイケスの中にいる白っぽいものを選びます。黒っぽく見えるのは元気のないイワシです。必ず水の中でエサを付けます。この際、親針は口から5mmほどのところの最も硬い部分にカチットした感じで刺し抜きます。口の奥の方は柔らかくはずれやすいので注意が必要。孫針は肛門か背中の後方に浅めにセットするのが良いでしょう。

 竿を換えて間もなく、60号のオレンジベースでシルバーホログラム付きオモリ(いつもは80号を使うのですが後ろの方とおまつりしたので今回は60号)で底を引きずりながら、根際で少しオモリを浮かせるようにすると強烈なアタリ。竿を引き起こすとヒラメ独得の断続的な突っ込み。デジカメで、絞られる竿先を撮影しながら、時折竿の根元まで入りそうな引きをバイパーでためて凌ぎます。弱気になってドラグを緩めなくてもよいのがこの竿の真骨頂。ゆっくり水面に浮かせたのは良型のヒラメ。2キロは超えているなと思ってましたが、実際は2.8キロありました。それからは0.8キロ。1,7キロを連続ヒット。計3枚の釣果でした。

 ヒラメの薄造りうまかったー。


相模湾のライトタックル五目釣り

2008-11-03 14:23:17 | Weblog








 11月2日(日)平塚庄三郎丸からライトウイリー五目で出船しました。
ライトウイリー船は2隻でしたが、予想以上の混雑でした。自分ら4人を含めて22号船は30人程乗船していて、隣の釣り客との間隔は1mもないのではといった感じです。

朝方のポイントは烏帽子岩周辺の根周りで、棚は17m~22m程度。仕掛けは船宿のものでハリス3号3本針。上2本がウイリーで下のカラバリにオキアミを付けてのシャクリ釣りです。マダイやイシダイを期待していましたが、釣れてくるのはベラやウリボー、メジナといった具合です。ウリボーをエサにしてヒラメの仕掛けも出してみましたがアタリなし。

 船はその場に見切りをつけると、西の魚礁まわりへと移動。ここは昨年イシダイを6枚釣ったポイントなので気合いを入れてシャクリを続けたのですが、釣れてくるのは平ソーダばかり。オマツリもあちこちで続出です。ポツポツと小アジが釣れたので今度はこれをエサにして再びヒラメをねらうと、竿先がガタガタするアタリが出たのでそのあとの強い食い込みを待ったのですが、エサだけそっくりと抜かれてしまいました。2回目は弱ったアジにフグがよったのかアタリもはっきりしないうちに、孫針の上をスパット切られてしまいました。

 こんな事をしている間に友人の置き竿にイシダイがヒット。彼は船釣りを始めてから本命をはずしたことがないのが凄い!さんざんイシダイ釣りのシャクリ方を語ってきた自分にとって、省エネの置き竿釣法で釣られてしまっては自分の立場がありません。今度から師匠と呼ばせていただきます。本人曰く「日頃の行い」だそうです。参りました。

 ラストの場所は更に西のポイントで水深30m強程度でのイナダ狙い。ここでも私はノーヒット。彼はイナダを2本ゲット。隣に座っている釣友の78歳のYさんもイナダを1本ゲット。でも、「相模湾には魚がいないよー。」とお嘆きでした。釣れるときは釣れるんですがねー。

 私が相模湾でマダイ釣りを毎週のように楽しんでいた20年前から比べると、確かに魚の数は減っていると思います。オキアミエサが主流になったコマセ釣りのおかげで誰でも簡単にマダイが釣れて、ついにそのピークを過ぎてしまったのかなーと不安でなりません。
 

八幡野キントキダイ

2008-10-13 11:32:32 | Weblog
 秋晴れの中、八幡野の百合丸で、ワラサ、タイ五目で昼過ぎから出船しました。ポイントは港のすぐ目の前、水深80m前後。ここは足下から急に深くなっている場所で、底は起伏の多い根です。仕掛けはハリス6号5ヒロ程度。

午前に出た青木丸では数本のワラサを釣ってきたようで朝8時半ごろから食いだしたとのこと、午後にも期待。また、マダイが夕方食うとのことでこちらも楽しみでした。午後船の青木丸と2隻並んでの釣り。

潮はほとんど動いていません。仕掛けを投入するとまもなくアタリ。しかし全てが平ソーダ。青木丸でワラサがヒット、続いて珍しいアラの小型が取り込まれるのを目にして、こちらも俄然やる気を出したのですが、やはりソーダばかり。同乗の若手が鮭の身エサで底を攻めると、強いアタリ。ハタかな?と期待したのですが、上がってきたのは奇妙なサメでした。続けてヒットした魚も大きかったのですが惜しくも水面近くでバレてしまいました。

自分は80グラムのメタルジグや、最近嵌っているタイラバも試してみましたがアタリなし。そしてもう一つの自己テーマであったエビングでも結果が出せません。残念!再び、気を取り戻してマダイのロング仕掛けで臨みましたがやはりソーダばかり、珍しく今日はサバがいません。しめさばも好きなのになー。

 船長の提案で、今度は西の定置網まわりのキントキ釣りに移動。ここは余り深く攻めるとロープがあるので要注意。やがて反応が出てキントキがバタバタと釣れました。キントキの塩焼きは結構いけます。釣趣もマダイに似ていて小型のマダイより楽しめました。辺りが暗くなるころ沖上がり。

釣果はキントキ7枚、ヒラソーダ15本でした。写真は釣り仲間の吉廣さん、78歳とは思えない元気ぶり。俺もあと30年釣りできるかなー。そして、もう一人の釣り仲間であるIさん、船から岸壁に上がるときに誤って海へドボン。しかし彼は凄かった。手にロッド、バッテリー、キーパーを持ったまま這い上がったのでした。


南伊豆のヒラメと銚子外川のヒラメ

2008-09-26 23:50:10 | Weblog
 15年前、ヒラメ釣りで最初の1枚を手にしたのは南伊豆でした。根が荒いこの辺りの釣りは、捨て糸60cm、ハリス1mで棚は1~1.5mと高めでした。2~3mの棚で連続ヒットすることもありましたし、船長の「上げてー!」の合図で7~8m巻いてから掛かったときには本当にびっくりしたものです。所謂「跳びつきヒラメ」で一気に食い込む醍醐味がたまりませんでした。

こんな釣りには硬めのロッド「がまかつプロヒラメ270」が本当に面白かったです。座布団級がバタバタと出ていたあの当時から比べると近年はあまりパットしませんが、これは3月の下旬頃に抱卵したヒラメを釣らせすぎてしまい、個体数が減ってしまったからだと思います。一方、外川のヒラメはコンスタントに釣れています。この違いはやはり産卵期の禁漁期間の設定でしょう。南伊豆の復調を期待しています。

 外川のヒラメ釣りで釣果を上げるコツは南伊豆の釣り方と全く逆の発想をすることです。底が比較的フラットなのでダイワのバイパースティック1号のような極軟の竿にオレンジ色のフォログラム付きのオモリを下げて、底スレスレを攻める方がアタリは多いです。仕掛けは自作のものでも十分ですが、最近はヤマシタ製の「固定・遊動自在仕掛け」を使っています。捨て糸を65cmに設定し、遊動幅を25cm位で攻めると俄然アタリが増えました。

マダイ釣りのようなコマセ釣りも面白いですが生きイワシえさの釣りもアタリから食い込みまでのスリルがたまりません。

ライトタックル五目釣り

2008-09-25 20:38:52 | Weblog
 いよいよライトタックル五目釣りの面白い季節になりました。11月半ば頃まで楽しめる釣りです。リールはPE3号が100m巻ければ十分。あまり細いとオマツリしたときにあっけなく切れるので要注意です。ロッドはネルビオ0号180+Bあたりがグッド。

この釣りは何と言っても道具が軽くて楽です。マダイ、イナダ、アジ、ハナダイ・・・そして、一番楽しみなのが石鯛。ライトタックル用のテンビンもいろいろありますが、私は形状記憶合金テンビンの細め、腕長36cmを使用しています。水切れもよく感度も良いのでとても気に入っています。

アミコマセを入れるライトタックル用のビシも各メーカーから何種類も出されていますが、昨年石鯛を6枚釣ったときのビシはダイワの白の40号のステンカン(アミコマセ用)でした。周りの人は赤のビシで、仕掛けもほとんど同じでしたが、大きな差がでました。また、30号では沈みが遅いので40号のほうが使い易かったです。白は魚に警戒されるだろうと思いながら半信半疑で使用してみましたが、石鯛には効果的でした。イシダイの磯釣りでオモリにかぶせるゴムキャッップやワイヤーハリスにつけるパイプチューブが白なのも、石鯛の興味を引くからなのでしょう。

仕掛けは釣り具店で販売しているものはアジやイサキ、ハナダイを想定しているものが多く、ハリスも1.5号~2号が主流でこれでは食いの良いときには細すぎるので、3号ハリスの船宿仕掛けが良いでしょう。長さは2.5m程度の3本針で上の2本はウイリー、一番下が伊勢尼のカラバリ6号程度がベスト。これにはオキアミを付けます。

釣り方は普通のライト用ビシなら下は完全に締めて、上窓だけ半分弱開けておきます。底をとったらすぐに3m巻き上げ、シャクリにはいります。50~60cmのシャクリの度にイシダイなら1~2秒ぐらい待ちます。マダイ狙いのときは5~6秒ぐらい待ったほうがヒット率が高いです。大物ねらいに疲れたら、原点に戻ってアタリの多い釣りを楽しんではいかがでしょうか。

もし、イワシが釣れたら迷わず、ヒラメも狙ってみましょう。相模湾は魚種多彩ですから。

また出た相模湾のキハダマグロ

2008-09-24 20:15:53 | Weblog
 今日も平塚庄三郎丸ではキハダマグロの22キロ、13キロ、10キロが出たようです。この異変とも言えるべき大型キハダマグロの回遊はいつまで続くのでしょうか。

情報を見ると、実際のヒット数はもっとあるようですが、バラシも多いようです。ハリスを30号に上げてもハリを飲み込まれてしまえばは、どうしても歯で切られる可能性が高いです。結論から言えば、20キロ超えクラスをターゲットにするなら、ヒラマサ針のようなものより、ネムリのはいったムツ針の20号程度のものが絶対に有利と言えるでしょう。これなら20号ハリスでもとれるはずです。ジグでしたが、リーダー12号で29キロをとったのも実際にこの目で見ています。

 先日平塚の上州屋でバリバスの20号でピンク色のハリスが珍しく置いてあったので購入しました。これはマダイ釣りで使用するSVIのピンクと同じ原理で水中では見えずらい色です。ただし、水深が浅いところでは赤系統の光の減衰率が低いのであまり期待はできませんが、キハダでも水深40mぐらいを攻めるときもあるので試してみる価値はありそうです。

 私は、釣りに行くたびに、必ず記録をつけています。B5のノートにその日の天候、風向き、潮の流れ方向、自分の船座席、使用したタックル、エサの状態、特にオキアミを使うときには、発砲のエサクーラーで鮮度を維持した時の方が圧倒的に食いがよいなど、具体的に記録しておきます。また、釣った人にも色々聞いてヒントになることはすべて書きとめます。そのノートも何冊も積み上がっていますが、膨大な釣り道具より、このノートの方が自分の本当の釣りの財産になっています。

また、釣りに行くときには必ずデジカメを首から下げ、胸のポケットに入れておきます。1回の釣行で50枚以上は撮影してきます。家に帰ってPCの外付けハードディスクに保存しておけば、ビジュアルデーターとなりますし、見返すたびにドラマが思い出されて、釣りを倍以上楽しめます。
 

趣味の釣り道具部屋

2008-09-23 14:44:27 | Weblog
 釣り道具部屋を造って15年になりますが、新しい釣りを始める度に釣り道具が増えてしまいます。古い道具は友達にあげたり、タックルベリーで売ったりして、道具を精選しているつもりでも、出た腹と同じようになかなか調整が難しいものです。

特に、自分の釣りが、渓流、へらぶな、アユ、磯、堤防ぐらいでおさまっていた頃はそれほどでもなかったのですが、船釣りを始めてからは、ターゲットごとにタックルが多岐にわたるため、自分が行きたい釣りにすぐに行けるようにと、目で見てすぐに必要な物が手にとれるようにしています。今は部屋の壁面全てに棚や透明チェスト、金属のメッシュパネルとフックを設置して、ほとんど釣り具屋さん状態?になっています。

おまけに、魚をさばくための150cmのシンクまで設置してしまったので、釣りバカもここまでくると、家に来た人には「あんた職業変えなー。」といつも言われてしまいます。(笑)