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不思議な話・あの世とこの世を繋ぐもの

私と皆さんの体験を元に色々な不思議なお話をしていきましょう。心霊、精神世界の話、不思議な話はなんでもありの世界です。

大人であること。祖父とカナリア

2009-06-13 17:41:10 | Weblog
私がまだ小学生の頃、とぉ~い昔のお話です。
盆と正月は、母方の祖父母の家で
札幌や旭川に住む従妹たちと再会。
朝から晩まで合宿のように遊びまわりました。
叔母たちはおしゃべりを、叔父達に囲まれ
(終戦時、多くの韓国人採炭夫から
感謝された)祖父もニコニコ、お酒を飲む姿を
今でも覚えています。

祖父の趣味はカナリア。
鈴を転がすような美声を楽しんでいたのです。
ある夏の日、従妹達が居ない午後。
1人残された私は、裏庭の木に吊るされた
カゴを揺らし遊んでいました。
祖父の大事なカナリアに、軽い嫉妬を
感じていたのかもしれません。
かごの中で大暴れするカナリアを
逃がしてしまいました。
当然、祖母や叔母達から大目玉。
「お祖父ちゃんの可愛がっていたカナリアだよ!」
しっかり怒られました。
当然ですよね。


でも、一番カナリアを可愛がっていた祖父は
「いいんだよ。気にするな。」
そう言って寂しく笑うだけです。
(怒られなくて良かった。)のと
ちょっぴり後悔の小学生の私。

今、自分が年を重ねて思うのは大人の祖父。
自分の愛鳥を逃がした相手に、
私は祖父のような寛大な姿勢を示せるだろうか?
感情の赴くままに相手を責めるかも?
今更祖父の人間の器の大きさを感じます。
大人になること(肉体的成長)と
大人であること(精神的成長)は違うのさ。

もっと祖父と話がしたかったなぁ。
あの時は、本当にごめんね&ありがとう


南無阿弥陀仏

2009-06-04 14:11:39 | Weblog
先月末から、また風邪を引いてダウン。

そんな中、色んな訃報が飛び込み、

蝦夷梅雨のような曇天の心模様。

いくら死が終わりじゃないと言っても

その姿が見えないのは寂しい。

その声が聞こえないのは辛い。

黒い悲しみのが胸の中に鎮座してるよう。

お悔やみの言葉しか言えない悔しさ。



逝かれた皆さん、家族の皆さんが

一日も早く笑顔になれますように。

命日のいたずら

2009-05-21 16:56:54 | Weblog
中村中さん作詞作曲「命日」

さよならさえも 言えずにごめんね♪
優しい貴方でも 少し怒ったでしょう♪

思わずウルウルの素敵な歌。
透明な声に癒されて、思い出しました。

前々回書いたように5月13日
母方の祖母の命日に起きた不思議な出来事です。

私の姿が見えなくなると、「ピィー!ピィー!」
インコ報知器が大音量で作動! 笑
その為、日中はトイレのドア全開で用を足す私。
インコは居間からカゴ壁にしがみ付き
用を足す私をジィ~っと注視!
(あぁ、恥かしい♪)

(今日は、お祖母ちゃんの命日だなぁ)
トイレの便器に座った途端、
目前の壁に貼られた(某電気店の大型
日本地図付きカレンダー)アレです。
ポスターの左が、クニャリ~と持ち上がって
裏面から何かが這い出た????

一瞬の出来事で、目がテン!!
ぽかぁ~ん。

いくらドア全開だからといって
四角が画鋲でしっかり固定したポスターが
風で持ち上がらない。
それに、裏面から何か這い出る隙間は無い。

(今の何だべ?)覆わず訛る。

恐くは無い、狐につままれたような?!
ふと、祖母の笑顔が浮びました。
山盛りの牡丹餅を携え、ふいに遊びに来るなど、
私たちが喜ぶ顔を楽しんでた祖母。
大勢の孫の中で、私を一番可愛がって
くれた働き者の祖母。

(お祖母ちゃん、やったね?!)
お祖母ちゃん、色々ありがとう♪
お祖母ちゃんのこと、忘れないよ。
(これを書いた途端、目の前の写真が落ちた!)
イタズラ好きなお祖母ちゃん、
お返事ありがとう♪

マスク売り切れ、困ったぞ~!

2009-05-20 18:27:09 | Weblog
連日、ニュースは新インフルエンザで大賑わい。
予防は手洗い、うがい、マスク。
感染のニュースでマスクが飛ぶように売れている。
(関西の人は大変だなぁ。)

いえ、マスク品切れは札幌にも飛び火してたんです。
先週店頭に並んでいた使い捨てマスク。
近隣の薬局、百均の店はどこも「マスク売り切れ」
関西の親戚に送った?ネットに出品?
とにかくマスクがどこにも無い!

ニユースで言ってるように
糖尿病や腎臓病の患者にとって、これは深刻。
先月、私はインフルエンザでダウン!
激しい下痢と嘔吐、発熱で完治に3週間。
月末の定期検診で、結果がちょっと悪かった。
先生「何かあった?」
私「風邪引きました。」
先生「それだ!腎臓悪いと治るのに時間かかるんだよ。
今度、風邪引いたら病院に連絡してね。」
持病持ちには、インフルエンザはとても恐い。

私はマスク常用してるので、在庫が2週間分、
そのマスクを眺めつつ、
これ、使い切ったらどうしましょ?
百均は一週間分七枚100
同じ品物が、病院のマスク自動販売機で、一枚100
これは、毎度病院まで行って買えない。
(売り切れかもしれないし。) 

う~ん、困ったぞ!
本来は使い捨ての紙マスク。
でも、売り切れ状態が続くならどうしよう?
いざとなったら、使用済みマスクを電子レンジでチン!
熱消毒して再使用しようかな?
ホカホカマスク?!使っていいんでしょうか?

今日は命日

2009-05-19 16:01:02 | Weblog
今日は、母方の祖母の命日&次女の誕生日。

18年前、次女は大変な誕生日でした。

「逆子を治す」治療の強圧迫、翌日二ヶ月早く
生まれた娘は、そのまま救急車で専門病院に搬送。
留守を頼んだ実父は、その夜我が家で倒れ、
病院に運ばれ危篤状態が続きました。

産院を退院した私と入れ替わりに、今度は夫が
難病に罹患、長期入院を余儀なくされました。
連日母乳を冷凍して、娘の病院に通う私。

当時の私は、不安や心配で毎日泣いてばかり。
(予定日までお腹にいたら良かった)
小児科医「予定日までお腹に居たら死産でした」
何の説明もないまま、正規に出産費用を請求した産院。
きちんと通っていた定期検診は何だったのか?
頭の中が混乱してました。

「娘さんは、正常と異常の中間にいます。」
主治医の説明に呆然。頭の中が真っ白~!
生まれたばかりの次女を抱き、
発作的に病院の窓から飛び降りたい衝動に
かられたのを覚えています。
それを押しとめたのは、上の子供達の笑顔。
守らなければならない者があるのは、力です。

泣いてばかりの私の不安が伝わり、
「妹が生まれてから、うちは不幸になった。」
ポツリと言った長女(小3)の言葉に、ドキッとしながら
「そうじゃないよ。」慰めるのが精一杯。
情けない、ゆとり無かった。

その後、父は一年後他界。発達が遅れていた次女も
遅れを取り戻し、夫は小康状態。
どんな形でも、時が来れば結果は出ます。

人生は、波乱万丈。
皆同じ「隣の芝生」
優雅な白鳥も、水面下で必死に足を動かしている。
あの大変な時期があったからこそ
多少のことにもめげない自分が出来たの。
私だけが特別じゃない。
皆、同じ菩薩道を歩む仲間です。