“三面高砂能” 蔵 明雄

 

　日本の伝統的な結婚式は新郎の家で行われる人前式が一般的で、これを「祝言」と呼んでいました。　そして「祝言」に欠かせなかったのが「祝言謡」として謡われる『高砂』。「謡（うたい）」とは能楽で謡われる声楽のことで「謡曲」とも呼ばれます。『高砂』は能の曲のひとつで、祝言謡として謡われる「高砂や～」はこの能楽『高砂』の一場面で能楽師によって謡われる。　画像は今年５月大野湊神社に奉納された仕舞です。（“和婚～祝言、高砂の舞”より引用）

金石IT親睦会　蔵　明雄