マリモの効率

アフリカ東岸に並んで位置するモンバサとマリンディは、ともに香料、宝石産出港です。産出する香料と宝石は

　モンバサ　　貝甲香、オレンジオイル、珊瑚
　マリンディ　竜涎香、象牙

と重複がなく、さらに港間距離が１日とごく短い為、香料、宝石取引あげのスポットとして利用されています。特にモンバサでの香料の取引量は秀逸です。この他に、モンバサには繊維が２種あるので、縫製持ちのひとは繊維取引も同時にあげているのを見かけます。
エロポル香料グループではマリンディ－モンバサを略して「マリモ」と通称しています。

取引上げ航路として秀逸なマリモですが、利益のほうも意外と馬鹿にできないように思います。このところ、残業続きでゴアの香料相場が最悪の深夜にしかインできないので、気になる「マリモ」の効率を測ってみました。

昨晩のマリモの相場は、

モンバサ買	マリンディ売

マリモで利益を狙う場合は珊瑚が主役です。宝石ブースト仕様の装備、副官配置で挑みます。宝石10+4、香料15での取引量はサンゴ68、貝甲香102。利益狙いなので低単価のオレンジオイルは無視することにします。



カテ４枚で商大ガレオンが満載となり、会計が決まったときの利益は約1.4M です。マリンディ→モンバサの方向は竜涎香、象牙ともモンバサでの売りが悪く、ほぼ利益なしでした。

さて計測結果ですが、65分間に11往復できて、利益は14.4M、アイテムの消費がカテ４が44枚、ハンザが22枚となりました。アイテム代を引いた純益で、時給８Ｍ前後の計算です。時給そのものは及第としても、カテの消費量を考えると微妙なところです。利益狙いの時は、珊瑚がもうちょっと美味しいときを狙うべきでしょう。