goo blog サービス終了のお知らせ 

異形の仲間たち見聞録

私が見てきた精神疾患者たち

異形の仲間たちとの交遊録 「gooブログからのお知らせ『goo blog サービス終了のお知らせ』」

2025年04月26日 21時10分04秒 | 異形の仲間たち見聞録
先日、といっても少し前ですがgooからメールが来てタイトルのような案内が来ました。
メールで問い合わせると「はてなブログ」か「アメーバブログ」を推奨しているとの頃で、只今検討中で御座います。


決定次第、URLを当ブログに貼ってご案内する予定です。


よろしこ

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異形の仲間たちとの交遊録 「暖かい時期は『悪い意味』で活動的になる」

2025年04月11日 22時13分19秒 | 異形の仲間たち見聞録
桜の花も散り始めて、すっかり春です。
誰もが活動的になり、活動範囲も広がり、心も開放・活発になっていきます。こりゃ当然の話です。
精神障害者の「心」を見てきて、統計は取っていませんが圧倒的に問題行動、準問題行動、無害にせよ世間から突出した行動に出る人が多くなるのは確かです。
・無害なところで言えば、男性が女装する人が目立ち始めたり、独語(ひとり言/幻聴とお話をしている)をしている人が目立って増える。
・準問題行動で言えば、他人に絡む。今まで良好な人たちとの関係がこじれる。起こりやすくなる。声高になる。
・問題行動は自死、その未遂、暴行、遁走など。
春は暖かなイメージがありますが、急に雨が降ったり(気圧が下がる)、気温が下がったり、『体調の不安定=精神の不安定』になってくるが、気温の底値自体は上がってくるので、その気を狙って不安定が問題行動につながっていくわけです。言ったり、着たりするのは良いけど、自死はいけませんね。春になって行動力が増す、活発になると間違いが起きる。「自死」に関しては、本人自体は日々ツラい中堪えていていたが、活発になる条件が揃うと「えいやっ!」となるわけです。公的な統計では春ではないようですが、私の印象として、この時期が夏の終わりと並ぶ「不調期」だと思っています。防ぐ手はあります。他方に相談、自発的に入院すること、意図的に活動力が落ちる(沈静化)するような処方にしてもらうなどです。周りには知識、知恵を持った人が多く居るので手当たり次第聞いて欲しいと思います。
今、「死にたい」と思っても、とりあえず明日の朝まで生きましょう。その次はまた明日人に知恵を借りて方針を決めましょう。

今晩はとりあえず、寝る!!!



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異形の仲間たちとの交遊録 「12月から初春は沈む病」

2025年01月15日 07時12分15秒 | 異形の仲間たち見聞録
「冬季うつ」という言葉があるとおり、障害者であろうが障害者であろうが気分は落ちがちになります。精神障害者の場合とこ、床から出られなくなるなど日常生活に支障がある。訪問支援を受けている人は良いが障害者の大半が訪問支援を受けていないと言っていいと思う。もし、精神障害者の全体(手帳や年金受給者)の5割以上が訪問支援を受けていたとすれば、国全体の訪問事業はとっくに破綻しているだろう。
では、訪問支援を受けていない人は、この「冬季うつ期」をどうやり過ごすか?それは「ひたすら耐え、空腹が極限に来たら自宅から這い出してスーパーやコンビニにシャワーも浴びていないのでプンプン臭いを漂わせながら、なけなしの金で食料を買う」。排泄に関してもギリギリまでガマンして仕方なくトイレへ行く。場合によっては床の中で済ませてしまう人も...。
このような生活が破綻してしまったように見える人たちは、この時期であっても急に「躁転」するときもある。夜徘徊したり、日中買いものに積極的に出たり。自死をしてしまったり...。自死に関しては暖かくなってきた兆しが見えたとき、冬季うつから季節の移り変わりで、気圧、気温の変動が激しくなったときに行ってしまう。それは5月過ぎるまで続いてしまうが、見る限り有効な手立てが無い。せいぜい「早めの受診を!」という他ない。医療のなんと無力なことよ...。
知人がこのような行為に至ってしまったという話しを聞くと、ただただ自分の無力感と自責の念がのしかかってくる。
それ以前に例えば通話やSNS、直接会うなどというところにまで行けたとき。どのような声かけをするべきか考えどころだ。私はまず「今感じていること、考えていることを言いたいだけ言ってもらう。」その後、内容の確認をこちらからしたり、その考えの発想の元はどこからなのか二人で考える。これで本人の気がどこまで晴れるかわからないが、こちらも骨身を削ってでも対応しなければならないと思う。



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異形の仲間たちとの交遊録 「また、『自殺の季節』季節の変わり目から夏場の陰性感情」

2024年08月12日 13時29分27秒 | 異形の仲間たち見聞録
春前の天候が不安定になる時期が終わりに近づく時期~春、梅雨の天候不順~夏、秋~冬の初旬は自律神経の乱れや精神的に安定しないため、自死が多くなる。一番多くなるのは冬の終わり~春の初旬ですが、子供だと夏休みの終わり9月1日です。
個人的な感覚としては、不調期が軽くなり始めて活動がし易くなった時に「自死のために動ける状態」になって行為に及んでしまうのではないか?と思う。その時期の一つが梅雨の天候不順~夏絶不調期です。には動けなかったり思考自体がストップしていることが多く、動けるようになってから「ここぞ」とばかりに自死を選んでしまうようです。なにより「大きな決断と強い行動力」が必要ですからね。縊死、轢死、リストカット、自動車に飛び込むなど。一度、仕事が終わり最寄りの駅に着くと「電車に飛び込んだため、運行を停止している」とのこと。回復予定時間も2時間後ということでホームまで来ていたので駅から出る場合には払い戻しが必要なので改札に並んでいると高齢の女性が払い戻しの方法が分からずにいたので声を掛けて教えてあげて一緒に並んでいると「私以前に飛び込みの現場を見たことがあって、もうゴムまりのように人が飛んで行ったんですよ」と。これも轢死だろうが、もう一つは完全に轢かれてしまうということ。どちらにせよ現場は惨状です。
実際には現場に出くわしたことはないが、入院中に病棟内のトイレで縊死した人、ずーっと悩んでいるのを間近で見ていたが病院近くの寺院の境内で縊死した人。私はその友人知人に対して、どのような声かけをしたら自死を思い止まってくれたのだろうか時々考える。1.自死を淡く思っている時期、2.固く強い意志になる時期、3.決行を決めた時期。大きく3つあると思う。声を掛けて効果がある時期は「1.自死を淡く思っている時期」だろう。「3.決行を決めた時期」になると、悩んでいた時期から決行すると決めた後の開放感のようなものが出てきて明るくなる。これを携わっている医療者や支援者は「回復してきた」と勘違いすることが多い。もはやこの時期になると固まった心から発せられる言葉に圧倒されてしまう。なんと声を掛ければ良いのだろう?私の頭の中には疑問符だらけになる。物理的に拘束や監禁すればいいのか?これも回復と見なされて出ると、また1.2.3工程を経ることになってしまう。物理的に出来なくすることや薬、カウンセリングはどこまで効果があるのか?上に挙げた数例の自死には少なくとも効果が無かった。心を閉ざして人の意見、助言を受け付けない心への訴えかけは、なかなか難しい。人の心は人の手では操作しにくいもののようです。
心を病んだ人が時々見せる「明るさ」にも注視しなければならない。