インドアカードゲーマー日記

日常のことをつらつらと綴ります。
話題は主に趣味のカードゲームです。
ゆっくりしていってね!

勇しぶ。感想

2013年11月24日 23時46分55秒 | 読書
現在放送中の「勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。」なんですが、先日久々に小説が読みたくなって古本屋に寄ったところ、1巻が見つかったので試し買いしてみました。
そしたらア二メとは結構雰囲気が違って驚きでした。ア二メはどちらかというとほのぼのとしたコメディ主体でしたが、原作はよりシリアスな雰囲気でした。
ラウルやフィノの過去も多め、重めに書かれていましたし、終盤にはしっかりと戦闘シーンもありました。ア二メの「魔女の腕」戦のような半戦闘半サービスみたいな感じじゃなく、生死のかかった感じなのが。でもまぁ良く考えれば勇者一歩手前まで行った主人公と、「オールA」と呼ばれるくらい成績優秀なアイリとかがいれば戦闘も入りますよね。
原作もサービスシーンはあるんですが、各シーンが丁度良い塩梅で切られていて、長くなり過ぎないので好みでした。でもその分エピソードの数は多くなっているので、ボリューム不足という感じもしません。原作のほのぼのエピソードも面白かったです。
あとはバイザー君が結構性格変わってましたね。原作はめっちゃだるそうで、そこがなんかリアルで笑ってしまった。アニメじゃ随分爽やかになりましたね~。あの声であの原作のノリを想像すると面白い。あとノヴァちゃんがいませんでした。好きなキャラだったんですが残念。
自分はア二メが先だったので素直にどちらも面白いと思ったのですが、改変が多いので原作から読んでいる方にはもしかしたらイマイチなのかも、とか思いました。
今回はたまたま手に取りましたが、普段はア二メで見た作品の原作を買うことって、あんまりありません。アニメ化しているものは量が結構あってお金がかかったり、同じ話にもう1度お金を払うことがもったいないと感じてしまったりするので。でもア二メではカットされているシーンがあったりするので、意外とありなんじゃないかという気がしました。あと原作が先だと自分の中で築いた声があって、ア二メに入る際に違和感を感じますが、ア二メからなら本媒体でもその声を当てはめれば良いだけなので、その辺りもメリットなんじゃないかと思います。
やっぱアニメ化される程の作品の原作ってのは伊達じゃありませんね。
それではノシ

擬似人間メルティア

2012年08月22日 02時05分53秒 | 読書
ちょっと気になった事があったので忘れない内に。擬似人間メルティアというシリーズをご存知の方はいるでしょうか。富士見書房発刊のラノベで、かなりマイナーな作品だと思います。もう10年以上前の作品になりますかね。1巻目は確か「わたしの中の魔獣」というタイトルだったかと。
全5巻完結のシリーズものなんですが、昔これを揃えていて実家に全巻あるんですよ。それで久々に読みたくなって読んでみたんです。そしたらいくつか目に付く単語が。ぶっちゃけクトゥルフ神話の単語じゃないかなー、みたいなものが。当時は存在すら知りませんでしたし、流していたんですが。
でも正直確証は全然ないです。てか気のせいの可能性大です。私はニャル子さんブームのおかげでクトゥルフに入った人間ですし、知識はかなり少ないです。ソースはニャル子さんのア二メ&原作、クトゥルフ神話TRPG動画の内容&コメント、それからPHP文庫の「よくわかるクトゥルフ神話」という本を1冊読んだだけです。なので正直自分だけでは判断が付きかねています。
その小説に出てくる単語ではロイガー、デミウルゴス、黒い太陽の3つです。もしかしたら他にもちなんだものがあるかも知れません。モンスターとかかなり種類の出てくる小説なので。とりあえず分かるのはロイガーだけなんですよね。クトゥルフに出てくる双子の神性の片割れなんですが、ツァールは出てこないんですよ。これは名前が出てくるだけでまんまロイガーが出てくるわけではないですが。双子の片方だけから名前を取るかと言われると、そんなことあるかなぁ、と思いますし。残り二つは名前を聞いたことがあるだけでどんなものかは分かりません。デミウルゴスは「よくわかるクトゥルフ神話」の序文の中で出てきました。当然解説があるものだろうと思っていたら、デミウルゴスのページはないんですよ。正直もやっとするから止めて欲しい。黒い太陽もTRPG動画の1卓で隠語の様に出てくるだけなので正体は分かりません。まだ完結していないシリーズなので。
また、描写では「冒涜的」「名状しがたい」は発見しました。別にこれがあれば、というわけではないですが、普通の小説はおろかラノベでも滅多に見ない描写なので(少なくともニャルこさんブームが来る前までは)、意識してるのかなぁと思ってしまいます。
あと細かい所では「邪神」や「触手」なんかも。こんなんはクトゥルフ関係なく絡んでくることも多いので薄いかとは思いますが。
あとは雰囲気なんかも少し近いですかね。やや暗めな雰囲気の小説ですし、割と人も死にます。5巻でのラスボスは邪神ですし。
なのでもしかしたらこの作者はクトゥルフを知っている人で、それを意識して書いたのかも、と思ってしまいました。繰り返しになりますが、モンスターの名前や都市の名前は架空のものがほとんどなので、私の知らないクトゥルフ的名称があるかも知れませんしね。まぁ、私が今ハマっているから考え過ぎているだけかも知れませんし、前述の通り気のせいの可能性が高いのですが。
誰か詳しい人に判断して欲しいものです。それから普通に面白い小説なのでオススメしておきます。古本屋やネットで探せると思います。是非読んでみて下さい。
それではノシ

這いよれ!ニャル子さん

2012年08月22日 01時34分28秒 | 読書
最近ニャル子さんのア二メがありましたね。かなり人気だった様で。私も主演のアスミンに引かれて見てました。そのおかげでクトゥルフ神話とかにも興味を持って、TRPG動画とかも見る様になりました。ニャル子さんの原作も買い始めました。
ア二メだと戦闘が序盤に偏っていて、途中からはコメディ主体になっていたじゃないですか。私は戦闘シーンがもう少し欲しかったので少し残念でした。それでも十分面白いと思いますが。なので原作の方もパロディ主体の軽めな感じなのかな、と思っていたんですよ。でも意外と原作ではしっかり戦っていてびっくりしました。もちろん全体には掛け合いが多いですし、最後にはちゃんとオチが付くんですが。それでも一般に言うラノベっぽく日常→戦闘みたいな流れは守られてて。結構熱い展開なんかもあったりするんですね。ア二メのような雰囲気も好きですが、私的にはやっぱり戦闘とかシリアスシーンとかも入っている方が好みです。ア二メだとどうしても端折られている部分とかもありますしね。
戦闘形態がちゃんと用意されているとことか良いですよね。ア二メであんなおとなしいキャラだったハスターにも戦闘形態があるなんてびっくりですよ。そしてほんの少しですが真尋も戦っていたりするんですよ。フォークで。やっぱり主人公には戦って欲しいですね。
散りばめられているアスミンネタやまどマギネタとかにも思わずニヤリとしてしまいます。
そういえば現在8巻まで読破したんですが、ア二メの最後に出ていたグタタンが出てきません。あれは9巻でしょうか。それともオリジナルとかなんでしょうか。9巻のキャラだとしたらア二メは随分端折ったもんです。
9巻まで読んだらとりあえず終わってしまいますし、ア二メの続編も見たいです。あれは以前にフラッシュア二メがあるから、次は4期ということになるんでしょうか。4期と続刊を楽しみに待つことにしましょう。
それではノシ