バイク日記その１０３ Yamaha WR250X VS Kawasaki D-Tracker X カワサキDトラッカーX

 

先日玉置神社ツーリングでご一緒した方にヤマハのWR250を乗ってこられた方と、現在はトライアンフですが過去にはWR250に乗っておられた方に話をお聞きすることができたのでちょっと備忘録として書き留めたいと思います。

ヤマハのWR250はオフロード界のR1と言われるほどのバリバリのオフロードレーサーで多くの人の垂涎の的です。WR250Xはモタードですが基本SPECは同じです。職場のバイクの先輩にDトラッカーX（50万）よりなんであのような高額な値段（70万）になるんだ？と聞いたことがありその時の回答は

「Dトラと比べちゃいけませんよ。ナンセンス。WRはオフ専用でバリバリ。作りも本当に良い。良い意味で万人受けを狙ったものでないから。たいていはリッターバイクを持っていて2台目にWR２５０という人ですから」

というものでした。

 

その実車を目の当たりにするとその理由がよくわかります。（正直お金あれば欲しい。）

まず、

１　スタイルが実にカッコが良い。オフ車のバッタ系のスタイルながら後ろ上方に伸び上る車体が流麗。

２　　スリムな割にDトラよりちょっと大きい。しかしDトラより少し軽量

３　モタードであるがオフロード走破専用ぽい。（最高31馬力。）

の3点を確認できます。

お二人の話を聞くとオーナーとして以下のようなものでした。

A,最高速度は160kmぐらいはでる。150kmは軽い。

　　Dトラは最高速度140kmぐらいなのでやはり7馬力ほどのピークパワーがあるというのは走りとして魅力ですね。140kｍ程度だとヘタすると軽自動車も追いかけてきますから。（この前130km走行で汚いバンに追いかけてこられて嫌でしたｗ）

B、シートがオフ車専用なので硬い。長時間乗ると股間が腫れ上がる。

　たしかにシートは触れさせてもらいましたがオフ走行を意識してか硬いです。Dトラはやわらかいウレタンのような素材なのでまたがるとやややさしくへこみます。あれで往復300kmも走る気にはたしかになれないです。

C,ライトがとにかく暗い。ついているだけというような感じ。

これも確かに小さくてスタイルは良いものの、ついているだけという感じ。Dトラでも暗いと思うのにあれではトンネル走行は怖い気がします。

D,ちょっと背が高いかな。

これは１７０ｃｍもない私のようなものにはやや不安感があります。とはいうもののサスは沈むのでこれはイブンかもしれない。

 

ただし、WR250はオフ専用なのでツーリング対策などは全く考えていないようでフック一つもない。これは荷物を積んで運べるような車でないというので実際オーナーさんは肩にリュック背負ってきておられました。これは妥協を許さないWRですが色々なところに行きたいときには正直困るでしょう。

総合するとやはり走り専用のプレミアムバイクでDトラとは一緒にしてはいけないのかもしれません。ｗ