原油価格の値下がりが続く中、OPEC=石油輸出国機構の総会がオーストリアで開かれ、減産を見送ることを決めました。
原油価格は、アメリカのシェールオイルの開発などで原油の供給過剰が進み、今年6月に比べ3割以上も値下がりしています。
このため、OPEC加盟国の中でもベネズエラなどが減産を主張していましたが、最大の産油国サウジアラビアなどは減産に消極的で、OPEC内部でも意見がわかれていました。
今回の総会でも双方の溝は埋まらなかったとみられ、加盟国の1日の生産量を現在の3000万バレルに維持し、減産は見送ることを決めました。
サウジアラビアが減産に反対する背景には、湾岸諸国よりも生産コストが高いアメリカのシェールオイルを市場で抑え込む狙いがあるのではないかとみられています
(TBSnewseyeより)http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2360048.html
米国がシェールガス、シェールオイルを供給するので原油の供給量が増えた。
供給量が増えればモノがあまってくる。
↓
モノがあまれば価格は下がる。
これがデフレだ!
さらに価格競争になる! これがデフレスパイラルだ!
これまでモノの供給量を調節してきたのがOPEC。そうやって原油の値段が下がり過ぎないようにしてきた。
モノがあまるからお金の量を増やしましょうというのが日銀。
しかしこれが間違い。モノがあまるなら人口を増やすのが正解。
物の値段は市場が決めるのだ!
サウジの狙いが報道のとおりならば暫く原油価格は安止まりしそうですね。
航空株が上昇するか? GRIFがANAを買っているというのは本当かな・・・。
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