欧州勢がなぜこのタイミングで売ってきたのか?
12月にECBの国債購入が終了するからかも。
イタリアの財政 英国の離脱など 不安要素が多い
来年以降の経済失速も意識されていますし
まだまだ大量に現物株を持っている欧州勢が本格的に売りに転じている
のかな?
それともSQの1週間前の仕掛けなのか?
外国人は2010~2014年までに23兆円ほど買い越していて
2015年以降は少しづつ現物を売り抜けているんですが
2018年は特に売りが多い。
金融緩和相場はじまりと緩和拡大時に買ったものは
緩和終了と同時に売るというスタンスなのかも。
外国人の売買累計で言うと
2014年23兆円 2017年12月に20兆円 今年は10月までに4兆円ほど売り越しているのですが・・・これって金額ですから2014年の23兆円は今年の金額で言うと
35兆円以上あると思うんです。日経1万円以下の時から買っていますからね!
なのでまだまだ売り玉は持っています。
慌てて現金化してくるとは予想外です。
日銀の年間6兆円枠じゃ買い支えられませんね。
とりあえず好材料も出るでしょうけど
市場は既にお金ジャブジャブの状態ではないですから!
むしろお金が足りない状態です。
これは覚えておきましょう。
さて夜間ですが
米国も下げると思います。今回、トランプが自画自賛の首脳会談でしたが
どうも何かがおかしいと感じます。
トランプ側近のコメントがおかしいですね。
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 | 始値 | 高値 | 安値 |
NYダウ | 25826.43 | 287.97 | 1.13 | 25779.57 | 25980.21 | 25670.51 |
NASDAQ | 7441.51 | 110.98 | 1.51 | 7486.13 | 7486.51 | 7392.22 |
S&P500 | 2790.37 | 30.2 | 1.09 | 2790.5 | 2800.18 | 2773.38 |
日経大証 | 22610.00 | -30 | -0.13 | 22660 | 22710 | 22530 |
その後のCME日経 22635 |
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
F半導体 | 1272.74 | 33.14 | 2.67 |
VIX指数 | 16.35 | -1.72 | -9.52 |
米株続伸
1日の首脳会談で米中が貿易摩擦解消への取り組みを進めることや、
米国が中国製品への追加関税を一定期間見送ることを決めた。
米中の貿易摩擦が激化するとの警戒感が後退し、
幅広い銘柄に買いが広がった。
1月に予定していた追加関税引き上げなどを90日間猶予すると決め、
貿易戦争の「一時休戦」で折り合ったと受け止められた。
トランプ米大統領は2日、
中国が米国の自動車に課している40%の関税の引き下げや撤回で
同意したとツイッターに投稿した。
中国への収益依存度が高いボーイングやキャタピラー
半導体関連やGMにも買いが広がった。
ロシアとサウジアラビアが減産で合意した原油が上昇、
石油株や素材株が上昇しエネルギー株も買われた
ダウ平均は上げ幅を130ドル高前後まで縮小する場面があった。
折り込み済みだったので目先の利益を確定する目的の売りが出た。
ハイテク株が買われアップルやアマゾン・ドット・コムなど主要IT株が上昇、
画像処理半導体(GPU)のエヌビディアの上げも目立った。
米株は高く寄り付いたのですが、折り込み済みの面もあり利食い売りに押されました。
押されたと言っても前日比は大幅プラス。変化日までは上昇できるか?高値圏で揉みあいになるか?
次の懸念は来週の英離脱EUが署名した合意案が英下院を通過できるかどうか?
12/11 おそらく通過できない