[東京 13日 ロイター] 政府・日銀は東日本大震災後の1年間、景気下振れを回避する「防御」に追われた。史上最大の補正予算や「時間を買う」(白川方明日銀総裁)ための追加金融緩和など、相次ぐ政策対応が景気の底割れを防いだが、一方で成長への取り組みは置き去りとなった。2012年の日本経済は先進国内でも高めの成長が見込まれるが、その実情は復興関連支出など財政出動を中心とした一過性のもの。民需主導の自律成長へうまくバトンタッチできるか、日本経済の本格的な復活に向け、成長戦略の真価が問われる局面に差し掛かっている。
その後の成長路線が見えてこない!
知識じゃなくて知恵のある官僚が出てこないものか・・・。