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HAKANA

2008-04-22 00:28:40 | ハロプロ&ハピスタ
明治座にHAKANA観に来ました。

安値チケットで入場。小川麻琴ぎっくり腰前だから
もう何年振りだろう。

シャボン玉♪の頃だったけ。

会場入ると売店だらけのフロアだったのを思いだし
今回も例に漏れず藤本美貴瓦煎餅売っている
お馴染みのパターン。

場内入れば下手客席に花道がそうそうありましたね。

あの当時は広かったと感じたのも
今は狭い会場だなと感じてしまいます。

さて私は一階後方で観劇。18:30過ぎ開演。

ろくでなし鈴次郎は百戦百勝負け知らずの賭博野郎。

ろくでなしというよりひとでなしな人生を歩いていたようだ。

しかし賭博の神だけは彼に味方し
彼にしか聞こえない鈴の音が丁半を教えてくれて
負けなしというカラクリ。

そして賭博で負けた鬼が負けたかわりに
絶世の美女をくれるという。

ちなみに鬼はレーザーラモンHG。
ちゃんと演技できてるじゃん。

墓場に連れて来られた鈴次郎は
墓場で死体を寄せ集めた身体に
死んだ赤子の魂を入れた美しい美女はかなと合う。

生まれたはかなは身体は女性でも心は赤子。

ミキティーの舞台第一声は泣きじゃくり(┳◇┳)

100日間抱かなければ人間になれるが
それを守らなければ水となる定め。

そしてろくでなしひとでなし鬼畜生の鈴次郎と
はかなとの100日が始まる。

粗暴な温もりを与えた鈴次郎。

しかしはかなが自分をかまってくれないから
女郎宿に来た男にかまってもらう所を
鈴次郎に見つかり大騒ぎ。

しかしその間抜け男がレーザーラモンRGだったとは#;

あまりに適役というか明治座には似合わない
間抜けなキャスティングだと申し訳ないが
感じてしまいました。

テレ東での東大受験の番組観た時は
彼もやるなと思いましたがやっぱダメです( ̄∀ ̄)

そして生臭ホモ坊主がはかなを引き取り
ちゃんとした人間にさせようとする展開に。

それも丁半でカタをつけようとしたが
ここで賭博の神がサイコロを無くした鈴次郎を
みかぎったのか、鈴次郎の耳に鈴の音が
届かなくなり敗北をきしてはかなは二十両と共に
寺に預けられる事になる。

それからの鈴次郎は転落の一途。
負けに負け続け今までの悪行が祟って
ボロクロケチョンケチョンにされながらも
賭博しかないからトコトン落ち続ける。

そんなはかな四十九日目に寺に呼ばれる鈴次郎。
そこには品性知性美貌を兼ね備えたはかなが。

しかし鈴次郎はそこでも自棄になり
強引に彼女を連れていくことに。

逃げられれば逃げられるはかなも彼についていってしまう。

そしてまた賭博で負けて殺されかける鈴次郎。

母親殺しまで暴露されそんな彼でも
助けてと懇願するはかな。

ここだっけ?この先か忘れましたが
とにかく20:10に第一部閉幕。30分休憩。

出ました明治座お得意の長い休憩で商売繁盛作戦!

もれなく私もその手にのって喫茶店
¥600の具の少ないチキンカレーで夕食;

値段もっとしたけどコマ劇場の久住小春オススメの
リボンの騎士カレーの方が温かくてボリュームあって良かったぞと
思い出しながら第二部20:40スタート。

途中話がとんでしまうが鈴次郎が
何度も負けても賭博してしまい
百両揃えてまた賭博すると言い切ってしまう。

何度も賭博は止めて幸せになろうと説得するはかな
の言葉に耳を貸さず鈴次郎は
元金百両を工面するため坊さんに頭を下げる。

そして虐げられカッとなり坊主と片割れの二人を
ドスで刺し殺してしまう。

母親に引き続き三人も手をかけてしまうあわれな鈴次郎。

そこにはかなが現れどうして!と言いつつも
鈴次郎を好きでいてくれる彼女。

死んだ坊主の懐から百両を奪い取り
勝負しに行こうとする彼を彼女は必死で止める。

ここで賭博の神が現れ聞こえなくなった
鈴の音が聞こえるようになり
また欲が出てきた彼は彼女をおいて賭博所へ。

そこで勝負!・・・しかし聞こえるのは
鈴の音ではなく横笛。

そして負けてしまい次はでんでん太鼓の音。

完全に賭博の神にもてあそばれて大負けする鈴次郎。

一文無しになった彼はなんとはかなをカタに
賭博をし儚く負けて結果彼女は借金のかたに
女郎宿に売られてしまう。

ここでも彼女は生きる事人間になることを諦めず
生きていくことになる。

彼女はあの殺された坊主に男の喜ばせ方まで
伝授されていたおかげで抱かれる事はなく
なんとか生き延び花魁になっていく。

高下駄履いて花魁姿のミキティー。

99日目までうまくいったが最後の日に
噂を聞きつけたお殿様がやって来て
無理矢理抱こうとしてはかなは本当の自分を暴露し
あと一日待ってくれと懇願する。

しかしお殿様はその話を逆に信じ
水になるのも面白いとはかなを城に連れていってしまう。

鈴次郎は助けようとしても落ちぶれた彼には
何もできず鬼に助けてくれと懇願する事に。

博打で勝てばと約束するも負けて
彼は鬼になるという負けの約束を。

それでもはかなを助けてくれと言われて折れる鬼。

城では張りつけ拷問状態のはかな。

そして変態丸出しのお殿様こと
レーザーラモンRGは白いフンドシいっちょになり
はかなをテゴメにしようとする!

RGがすっ裸になった瞬間あのぶよぶよした肉体
をみせられて客席は異様な空気感ありあり。

私もドヘーって心の中で突っ伏してしまいました(;`皿´)

そんなミキティー危機に鬼ことレーザーラモンHG登場。

家臣を蹴散らしRGとの一騎討ち。

RGの突進を越中詩郎ばりのヒップアタックで迎撃し
倒れたRGをレッグロックして客席を煽る猪木パターンの後
なんと吊り天井ロメロペシャルという
高度な技をRGに仕掛けたHG。

さすが棚橋とも戦った、学生プロレスチャンピオンに
今や芸はなくともハッスル命の彼ならでわであります。

RGもハッスル同様だらしないキャラながらも
自分のキャラクターを発揮していました。

多分毎公演かけるプロレス技が違うんでしょうね。

話は戻ってはかなを助けた鬼は
頼まれた事を打ち明けろくでなし鈴次郎登場。

自分は鬼になる事。はかなにした酷い事を詫び
最後に会えて良かった、こんな自分でも
夢が見れて良かったと伝える。

はかなは鈴次郎のいない世の中はいらない。
鈴次郎に抱かれるのが夢といい
私は水なんかにはならない、抱いてと懇願する。


そして二人は百日目直前に結ばれ
彼女は水にはならず花になり
鈴次郎の真上からいつまでも花びらが舞い落ちジ・エンド。

そしてアンコールが二回ありキャスト全員が
挨拶して21:4閉幕となりました。

感想はストーリーはわかりやすい展開であった。

ミキティーは頑張って演技してたし
切なくて可哀想になるくらい虐げられられた演技や
快活のある演技を彼女なりにちゃんとやってました。

しかし芝居全体を観たら退屈ではなく
惹き付けられはしたが感動まではいかない
お芝居でした、私的には。

まあレーザーラモンRGが出てきてあの演技がダメ。

それからストーリーの要所要所で
ストーリーテラーの鬼がレーザーラモンHGと
下らない小芝居やギャグをして
お客さんから笑いをとろうとしているところが×。

また個人的には技の展開を読みながらも
あんなハッスル的笑いを取らんでいいでしょうと×。

脚本自体もそんなに感動するまでの内容ではないので
致し方ないのではないでしょうか。

大人のミキティー演技を頑張っているのが
観れたのが良かったぐらいで
それでも役自体、儚い・切ない・哀しすぎる
存在だったから観ているこちらも切なかったです。

魔女ヘケートを何度も観ているので
これくらいの演技は充分するのはわかっていたので
普通といった感想。

妖艶さは足りなかったかな?

今後も舞台続けるなら色んな役やって
良い脚本とお芝居に巡りあい経験を積んでほしいなと
感じた観劇でありました。

客層はおじいちゃん・おばあちゃん・カップル
・演劇関係者・女子高生・無粋な男子(-.-;)等々
多岐にわたっていました。

皆さん静かに観劇してましたが
携帯もってる人殆んど電源切らずにマナーモード
だけにしてるからブルブル電動バイブはうるさいわ#
携帯開けてチェックするからバックライトついて
煩わしかったですね#

何で皆さん電源切んないんだろうね~

さすがの私でもコンサートじゃなく
演劇なんだからちゃんと電源切りますよ(`ヘ´)

みんなマナーわかってないというか
正直迷惑で情けなくなりますわ( ̄・・ ̄)

まあ露骨な表現とかはそれなりにあったから
大人向けのお芝居でしたが
別にお下品丸出しではありませんでした。
でも学生向きではないですな。


さっ、とりとめなくなってきたのでもう寝ましょ!

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