MANGAダイアリー

日々の生活の中で思い浮かぶ様々なことなどを日記とマンガで綴っています。

豪傑のいた時代

2005年06月14日 | マンガ
私は漫画やイラスト、たまにアニメーションと絵に関係する仕事を生業としている。先日その関連で中城建雄さんにお会いする機会があった。
今は引退されているが、以前中城けんたろう又は中城健のペンネームで漫画家をされていた人だ。
「ウルトラQ」「キックの鬼」「カラテ地獄変」等の作品名を挙げれば思い当たる人もいるだろう。つい最近、テレビ番組のコミカライズ作品「怪奇大作戦」が復刻された。

漫画同人誌の祖として有名な「墨汁一滴」に掲載された作品を見た手塚治虫さんに手伝いを頼まれたのが、漫画家になるきっかけだったという。
高知出身というイメージそのままの豪快な方で、旅費しか持たずに上京して漫画家生活を始めたことから、当時の漫画家や編集者とのエピソード、まだ売れていなかった頃の著名人に出会った話、漫画家としての生活とその転機など、興味あふれるお話を数多く伺った。
中でも、手塚さんのアシストをしていた時のエピソードの数々、某売れっ子漫画家に借金を申し込んだ時の話などは傑作なのだが、これ等はご本人の了解を得てからまた改めて書きたいと思う。
時代でいえば昭和30年代前半の頃、ご本人も周りの漫画家、編集者たちも今から考えると随分ムチャクチャなことをしていたようだ。(ある人の家に遊びに行ったらいい物を見せてやるといわれて○○を見せられ、しかも庭に出て行って...以下略。)今でも編集絡みでひどい話を聞くことはあるが、どうも欲得づくのものが多いところが情けない。
手塚さんから頂いた「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」の生原稿を、母上様がちり紙交換に出してしまったのが今でも残念、とおっしゃられていたが、何とご勿体ない、私だって残念です!

現在も絵は描いているとのことで、mp3プレーヤーで音楽を聴きつつパソコンを駆使し、高知から関西に来る時もご自分で車を運転して来られる。全てにおいて線が細くなって来つつあるこの平成の世では、まだまだご活躍を期待したい貴重なお方だ。

マンガは本文とは全く関係ありません。ネタが賞味期限切れになる前に載せておきます。

BS2でミュージカル特集

2005年06月10日 | マンガ
と言っても、「ザッツ・エンタテインメント」のPART1~3を放映するものだが、MGMミュージカルの魅力を手っ取り早く味わうには丁度いい機会だ。

詳しくはこちら

合わせて「ザッツ・ダンシング!」も放映される。こちらはダンス中心のアンソロジーで、「エンタ~」に比べて放映が少ないので、こっちの方が貴重な人もいるだろう。
ミュージカル好きな人ならとっくにDVD、いやさLDでBOXを揃えていることと思う。でもまあ、何となく点けたテレビで気楽にアステアのダンスを眺めるのも、またいいものだ。

実際のところ、劇場であのスタンダードの画面がシネスコワイドに広がっていく瞬間をもう1度味わってみたいのだが、贅沢を言っているとキリが無いのでこの辺で。

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オペレッタ狸御殿

2005年06月09日 | 映画

「オペレッタ狸御殿」を見た。
ミュージカル映画でミュージカルシーンに見せ場が無い、というのは致命的に思えるが、清順の映画にそういうことを期待するのは野暮か。元々監督の目指す所が、ウェルメイドな娯楽作品を作るというものから離れているのだろうし。
例によって理解に苦しむカットつなぎなどあるものの、ヘンテコなりに構成等統一感はあるので すんなりと見ていられる。

とにかくオダギリ ジョーとチャン・ツィイーが映って何かしているのを見て いるだけで結構楽しい。薬師丸ひろ子は芝居も歌いっぷりも、ツィイーを前にしてベテランの貫禄振り、最後まで何で出ているのかよく分からない由紀さおりは、その最後の所でプロの業を見せる。

しかし、美空ひばりがなあ...。
デジタル出演というから、てっきり「スカイ・キャプテン」方式なのかと思っていたら.....あんなことしていいのか。


はじめました

2005年06月09日 | マンガ

マンガを中心としたブログです。
日々思うことなどを、日記とマンガで綴っていきます。
とりあえず今日のマンガはこれ。
この手のマンガを今後少しづつ掲載していく予定です。

前日のW杯アジア予選の対北朝鮮戦、後半10分過ぎても点が入らないのでちょっと飲み物でも、と席を外した途端に日本が1点先取した。
この前のバーレーン戦でもよそ見をしている間に得点していたし、どうも私が見ていない方が調子いいみたいだ。
これからは陰ながら応援するとしよう。