私は漫画やイラスト、たまにアニメーションと絵に関係する仕事を生業としている。先日その関連で中城建雄さんにお会いする機会があった。
今は引退されているが、以前中城けんたろう又は中城健のペンネームで漫画家をされていた人だ。
「ウルトラQ」や「キックの鬼」、「カラテ地獄変」等の作品名を挙げれば思い当たる人もいるだろう。つい最近、テレビ番組のコミカライズ作品「怪奇大作戦」が復刻された。
漫画同人誌の祖として有名な「墨汁一滴」に掲載された作品を見た手塚治虫さんに手伝いを頼まれたのが、漫画家になるきっかけだったという。
高知出身というイメージそのままの豪快な方で、旅費しか持たずに上京して漫画家生活を始めたことから、当時の漫画家や編集者とのエピソード、まだ売れていなかった頃の著名人に出会った話、漫画家としての生活とその転機など、興味あふれるお話を数多く伺った。
中でも、手塚さんのアシストをしていた時のエピソードの数々、某売れっ子漫画家に借金を申し込んだ時の話などは傑作なのだが、これ等はご本人の了解を得てからまた改めて書きたいと思う。
時代でいえば昭和30年代前半の頃、ご本人も周りの漫画家、編集者たちも今から考えると随分ムチャクチャなことをしていたようだ。(ある人の家に遊びに行ったらいい物を見せてやるといわれて○○を見せられ、しかも庭に出て行って...以下略。)今でも編集絡みでひどい話を聞くことはあるが、どうも欲得づくのものが多いところが情けない。
手塚さんから頂いた「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」の生原稿を、母上様がちり紙交換に出してしまったのが今でも残念、とおっしゃられていたが、何とご勿体ない、私だって残念です!
現在も絵は描いているとのことで、mp3プレーヤーで音楽を聴きつつパソコンを駆使し、高知から関西に来る時もご自分で車を運転して来られる。全てにおいて線が細くなって来つつあるこの平成の世では、まだまだご活躍を期待したい貴重なお方だ。
マンガは本文とは全く関係ありません。ネタが賞味期限切れになる前に載せておきます。
今は引退されているが、以前中城けんたろう又は中城健のペンネームで漫画家をされていた人だ。
「ウルトラQ」や「キックの鬼」、「カラテ地獄変」等の作品名を挙げれば思い当たる人もいるだろう。つい最近、テレビ番組のコミカライズ作品「怪奇大作戦」が復刻された。
漫画同人誌の祖として有名な「墨汁一滴」に掲載された作品を見た手塚治虫さんに手伝いを頼まれたのが、漫画家になるきっかけだったという。
高知出身というイメージそのままの豪快な方で、旅費しか持たずに上京して漫画家生活を始めたことから、当時の漫画家や編集者とのエピソード、まだ売れていなかった頃の著名人に出会った話、漫画家としての生活とその転機など、興味あふれるお話を数多く伺った。
中でも、手塚さんのアシストをしていた時のエピソードの数々、某売れっ子漫画家に借金を申し込んだ時の話などは傑作なのだが、これ等はご本人の了解を得てからまた改めて書きたいと思う。
時代でいえば昭和30年代前半の頃、ご本人も周りの漫画家、編集者たちも今から考えると随分ムチャクチャなことをしていたようだ。(ある人の家に遊びに行ったらいい物を見せてやるといわれて○○を見せられ、しかも庭に出て行って...以下略。)今でも編集絡みでひどい話を聞くことはあるが、どうも欲得づくのものが多いところが情けない。
手塚さんから頂いた「ジャングル大帝」や「リボンの騎士」の生原稿を、母上様がちり紙交換に出してしまったのが今でも残念、とおっしゃられていたが、何とご勿体ない、私だって残念です!
現在も絵は描いているとのことで、mp3プレーヤーで音楽を聴きつつパソコンを駆使し、高知から関西に来る時もご自分で車を運転して来られる。全てにおいて線が細くなって来つつあるこの平成の世では、まだまだご活躍を期待したい貴重なお方だ。
マンガは本文とは全く関係ありません。ネタが賞味期限切れになる前に載せておきます。