かろのうろん「ごぼ天うろん」

　　　　　　↑ごぼ天うろん（￥500）※拡大画像



福岡市内到着は18:00頃だった、という事は高知を出たのが朝9時だ
から八幡浜での乗船待ちを含め、往路に9時間を要したことになる。


店に着いて知ったのだが、営業時間は19:00迄だった（入店18:28）
定休日はね、押さえているけと営業時間まで、意外に頓着しない
性格故、食べ損ねたりするケースも旅々、いや度々です（汗）


今回の情報ソースは此方「るるぶ福岡'09」ネットだけでも大凡の情報
は掴めるけど、やはりペーパー情報には敵わない、グルメなお店から
宿泊関係迄、この一冊にぎっしり詰まっていますし、土地勘の無い旅
行者には付属の地図がとても重宝します。


但し、味に関するコメントは、時に提灯記事で有ったり、取り寄せ情報を
そのまま採用したりしているので、的を得てなかったりします。
そんな次第で、余り期待はしていなかった「かろのうろん」ですが悠々と
した、四人掛けに落ち着いての第一印象からして「すげぇ！」と思ったの
は、こちら↓












閉店間際だというのに「入れ放題」のネギは瑞々しく丼に山盛り、残り屑
だったり、小さいスプーンだったりする讃岐のうどん屋はんに、見せてあげ
たいねえ。なに々『500円だったら出来る』ってですか、そうですか。
価格の問題じゃあ無く、客に対する心意気の事を言たかったんですけど。


では味に関するコメントです。


一言で言うと「旨い」

二言で言うと「昆布と鰹節の出汁を味わいたい」


柔らかい麺は太からず、細からずのちょい腰残しで喉越し素敵な寝かし麺。
特徴は丼一杯に張られた「出汁」これを味わいたいですね、甘口と言う表現
は当て嵌らないでしょう、この味付けが博多料理のデフォルトでは無いかと
思います。旨さと濃い目の出汁が絶妙な「かろのうろん」、汁に沈んでも
堅さを保つ「ごぼ天」と相まってまさに「一食の価値有り」と申せましょう。


因みに今回、麺はこの一食のみ、豚骨ラーメンも食べませんでした。
要するに麺はこの「うろん」で充分満足したのでしょう。
でもしかし「九州グルメ旅」は未だ緒に付いたばかりなのであ～る。











何十年使ったら椅子の「かろ」も丸く成るんだろう。
って「これは元々、丸椅子」だったか。しかしいい「擦れ味」だこと。












キャナルシティーから徒歩でも数分の川端通りは国体道路沿い。
画像左奥に見える歩道橋で福岡シティー劇場と繋がっています。
川端商店街東口近くに有る「櫛田神社」では「博多どんたく」に参
加する女性達が祈願中－－って違うか。





--shop data--

店名：「かろのうろん」
所在：福岡市博多区上川端町2-1（Yahoo！地図）
電話：092-291-6465
営業：11:00～19:00
定休：火曜（祝日なら営業）
最寄：地下鉄空港線祇園駅から徒歩6分
創業：明治15年（1882）
※「そば」も有り