
ボクは毎日、お父さんお母さんのおふとんの上に寝ています。ふかふかの羽毛ふとん、とても温かいんです。
ボクが乗っかってる分、お父さんお母さん、ずいぶん狭い思いをしてるみたい。
「ゴメンネ お父さん」「ゴメンネ お母さん」
こんなに幸せでいいんだろうかと思います。とにかくおばあちゃんが亡くなったあと、この家に三男坊としてもらわれて来たのですが、ボクの眼がおばあちゃんに似ているらしく、おばあちゃんの生まれ変わりとかで可愛がってくれています。ボクの前世はおばあちゃん?
前にもお話ししたけど、ボクのお父さんは、お兄ちゃん二人を、20年間も面倒みてくれたおばあちゃんのことが、いつまでも頭から離れないようです。そうそう、お母さんも時々おばあちゃんと同じしぐさをしてしまうみたいで、「あ! ミサオさんやってしまった」などと言ってます。
ボクの家は、静かでおとなしいお父さんと、ひょうきんで明るいお母さん、そしてボクの三人で生活していますが、盆暮れは4家族全員集合で大賑わい。ボクはこのときばかりは、主役の座を孫たちに明け渡します。
ボクらは犬だけど
人間といっしょに
仲良く暮らせることが
一番の幸せ
ボクの眼は
いつも家族を見つめてる
愛されるように
注意深く見つめてる
そういえば、この頃ボクの一番の友達モモちゃんの姿が見えません。お母さんも心配してた。何か家庭の事情があるみたい。仲良しトリオもミーちゃんが残っているだけになってしまいました。
ロッキー、ロンちゃん、サクラちゃん、ハスキー、ダーちゃん・・・みんな天国に行ってしまった。お父さんお母さんが、「この頃ハチは歩かなくなったね」と言ってますが、公園に行っても友達に会えないからというこの気持ち、ワカッテないかも・・・。
21/1/22 草稿より
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