ハチの家文学館

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古ノートの詩 2

2012年08月16日 20時50分21秒 | 

僕の体液に孤独が                                                                                                のたうちまわっている                                                                                         人間であることの悲しさをこめて

女の美しさは 男の愛情を                                                                                        しばしば情炎にすりかえる                                                                                        女の美しさは 男の愛情の                                                                                         秩序を混乱させる

愛するということは                                                                                               愛されるほど苦しくはない                                                                                      傷つくのは自分だけだから

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     ひたすらに

ひたすらに夜を走りつづけ                                                                                       そのまま海に消えてしまう                                                                                    残ったのは二本の真っすぐな                                                                                     タイヤのあと                                                                                                一本は苦しみの人生                                                                                       一本は 楽しい人生                                                                                            幸福と不幸がごちゃまぜになったまま                                                                             さようなら

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信じていたものが                                                                                          ある日突然に                                                                                           裏切られた

生まれて初めて味わった                                                                                     侮辱的屈辱感

ぶん殴りたいほど                                                                                            憎らしいはずなのに                                                                                         俺のコブシはほんの少し残っていた                                                                            理性のためにしぼんでしまった

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「秋の夕暮がとても美しい」と                                                                                   こんなことを言ったり書いたりするのは                                                                               ロマンチックなどと・・・。 

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401教室                                                                                             ここにはいろんな奴がいる・・・。

 (夜間大学に通っていたころ)

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ただひと言 「体を大事にしてください」

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すべてを神に祈ります                                                                                          君の青春が真実であることを信じつつ                                                                              そして神の導きにより正しい・・・・・・。

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人生において、もっとも幸福なことは、よりよく生きることにあると信じています。しかし、それは主観的にも客観的にもよいものでなければいけません。

君の生き方は、非常に自己に忠実で、とてもすばらしいと思います。そして、その行動力といい、おそらくは他人とは比べものにならない情熱が、君の体内に充満していることを、私の胸にまで直接的に感じます。

でも、それは君自身のものであって、必ずしも周囲の誰もが共鳴するものではないのです。「共鳴感」よりよく生きるうえで、人と人の間に共鳴する心ー感動がなければ決して幸福(感)は得られません。自己満足に終わってしまう結果となるだけだと思います。

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二十代最後の一年足らずの間にすべてをかけます。仕事と家庭と大学と、苦しく寂しく耐えられない毎日が続くでしょう。それでも生きなくてはいけない、生きることのすばらしさをやがて感ずるときがくる。そう信じて神に祈ります。

教会は、私に安息の時を与えてくれます。キリストが真の力強さを、マリアが真の優しさを私たちに与えてくれます。信仰に頼ることなく、創造的に生きることを、いつも神は私に教えてくれます。

  S48年 29歳 古ノートより 

 

 

 



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