今日の大阪は
だんだんと秋めいてきていて、私はこの季節、何故か急に切なくなってしまう事があるのですが、何故なのか??
何も切なくなる事柄もないのに不思議な気持ちにさせられます。
この前のこうたろうのお誕生日には沢山の人からお祝いを頂きまして、温かいメッセージも頂きましてありがとうございました
あれから、ちゃんちゃんこは飾りっぱなしで、ゲームもブームから去っていってる感じの今日この頃です(笑)
さて、発達異常かもと言われていたこうたろうくんのご報告です。
今現在の病気を地道に治療して行こうと思って、学校生活にも慣れてきていた矢先に多動障害の疑いから少し凹んでいたたんぽぽさん。。
チェックしたら『衝動・多動』とひっかかり、なんか、チェックの点数が知能などは年齢並みで普通だったのに対して、この『多動・衝動』の点数が基準の3倍と数値が高かった。
これにもビックリしてはいるものの、こうたろうの行動、言動できちんと話をして、練習をして、テスト1回目に行ってきました。
練習って言ってもね、『こうたろうくんは、何年生ですか?』とか『こうたろうくんの好きな食べ物は何ですか?』とかそんな問答なんだけど、本人は、それをじっとして答える事がなかなかできなくて。。。
実は家でも、宿題で足し算や引き算の計算カードをしている時も、何か手に持ってる。体育座りをしながら揺れている。手遊びをしている。
こんな動きをしながらしか答える事が出来ないのよね。
今まで沢山の診察受けてきたベテランのこうたろうは『口あけて~』『あ~ん』や、『いーって口してみてくれる?』『いー』って事、普通にできていたんだけど、それがどんどん出来なくなっててね。
動き回る、触りまくる、先生の話を適当に答えるという、どんどん低年齢化していくという現象もあって。。。
それでも、『この子は元気すぎるから』『男の子ってこんなもんなんだろうなぁ』とかって普通に思っていたけど、
そう・・・振り返ると、出来てた事が出来なくなってきてる事に今回の事で気づいたんですよね。
言語外来の先生は、『こうたろうくんは、沢山のしんどい事や辛い事を乗り越えてきたけれども、そのストレスからくる反動なんかも大きいだろうから、今まで普通に出来てた事が、こういう形で出てきて、バランスをとっているのかもしれないですね。』って言ってたのもあって、私は、こうたろうの状態が良くなっていって嬉しい気持ちや、病院に行く回数も受診科も1つずつ減っている事も嬉しくて、ただ単純にそう思っていたんだけど、こうたろうの中ではそんな単純な事ではなかったんだなぁ・・と反省しました。
なので、練習したんです。
だけど、そういうテストかどうかも分からないけど、とりあえず、して行ったんです。
そしたらね。。。
『お名前は?』
「○○こうたろうです。」
『いくつですか?』
「7さい。」
『好きな食べ物は何?』
「メロンと~スイカと~カレーと~・・etc.」
・・・・・全くもって練習そのまま(笑)
まぁ、その時座らされた椅子がね、丸い椅子で、背もたれもない椅子だったから、
クルクルくるくるクルクルくるくる回ってた~回りながら答えてまして、これはきちんと見られてるよねって思いながらおじおじと共に見守り続けました
やはり、先生は見ていました(笑)
私達(ほぼ私)からは、学校の校長先生と教頭先生には、こうたろうの病気の事で伝えている事と、担任の先生からもグレーだと言われていた事、そして、担任の先生は、学校生活をしていく中でこうたろうには「しないとけない事を脱線したり、人と違う事をした時に注意したり怒ったりするのではなくて、こうちゃんは、とても正義感が強くて優しい子なので、褒めてあげると、どんどん伸びていくんだと思います」と言われた事、そして、このテストの数日前、教頭先生にこうたろうの事について報告したところ、「あ~大丈夫でしょう。お母さん、だいたいそういう疑いがあっても3年生あたりで徐々に落ち着いていく子もいますからね。あまり深く考えなくても良いですよ。」と言われた事も伝えました。
すると、先生から「こうたろうくんは、多動に間違いないでしょう。だけど、学校や家庭でそれだけ、こうたろうくんの事を見守ってくれているなら、今この子に何かをしなければいけない事はないでしょう。」と。
・・・でしょ?でしょでしょ
そうでしょうとも
そりゃ、人よりやんちゃで言うこともきかないけど、良く人の話も理解出来てるし、自分のやる気さえあればビックリするくらいちゃんと出来るんだもんね
って、これは親ばかな私達の勝手な見解なんですが(笑)
でも、これが私の本音です。
ただ1つ、良く分からない事。『療養』について聞いてみました。
療養にも沢山あるらしく、学校での授業で黒板の文字をノートに書き写せない。鉛筆やお箸を正しく持てない。皆と同じ事が出来ない・・等、社会生活で不便な事に対して教えて行くという事だったそうです。
これも、こうたろうは、へたくそながらもちゃんと出来てるし特に困ることはないので、この療養自体いらない事でした。
でもね、こうたろうはここで終わったんだけど、これが出来ない子供がいるのよね。でも、出来ない子のせいでもなく親のせいでもないのです。
これが、一昔ならば、『親のしつけがなってないからだ!』とか『何で君は出来ないの??』と親も子も辛い思いをしてきたそうです。
こうたろうの様な『多動』の子もいれば逆の子もいて、ハッキリとしない分、その逆の子の方が治療をするには難しいそうです。
形成の先生や、言語の先生が色々と心配されていたのは、こうたろうの通っている学校の様に受け入れて伸ばしていこうと対応してくれる学校でなく、『この子に1人サポートをつけるにあたって、診断書を提出して下さい』等言う学校があるという事、その学校に発達障害の子を受け入れてもらうために、診断名を付けなければいけないという事があるからだそうです。
私は、ただ単にこうたろうにまた1つ不安材料が増えたと、そして、またこれから、こうたろうも嫌だろうけれども頑張って治療していかないといけない事、社会に出るまでに治るのだろうか??という不安が増えたとしか言いようがながったんだけど、そうじゃなかったんですよね。
子供の成長を親や学校、地域の人が見守ってくれる環境を作るのに必要な事だったんです。
発達異常の子供が生きやすく、また楽しいと思える学校を作ってほしいなぁと思いました。
その日帰った私達夫婦はホッとして脱力~もう力が抜けて寝ちゃいました(笑)
あ~頑張れよ~~こうたろう~~
そう、頑張ると言えば、今週末、小学生になって初めての運動会なんですよ
その次の週の日曜日は校区体育祭で応援団とリレーに出るの
目白押しの2週間、皆で頑張るぜい
おまけ
この前、一人でお風呂に入っていたこうたろうが長い事あがってこないから覗きに行ったらね・・・
指から血が・・(軽傷)
そんでもって顔が
見て・・前髪が・・プププッ(笑)
本人曰く
「だって前髪がうっとうしかったんやもん」
ですって
まぁるく前髪そろえてやろうかと思ったんだけど、本人気にしてないのでそのまま過ごしております。
ただ、カミソリは危ないからその日以来は触ってないです。
こういう危ない誘惑は排除しないとですね