うろうろとする日々

勤怠ということば

突然ですが、世間で広く使われることばで”勤怠”ということばがあります。

実は自分の会社では使わないことばなので世間もそんなものかと思っていましたが、そうでもないようです。

ある総務のひとたちのQAサイトでは、新しく総務部門に配属されたひとが、違和感があることば、といったら、みなさん国語辞典にでているなどといって、最後にようやく”厚生労働省は使っていない””法律には出てこないことば”という解説をした方がいました。また別のQAサイトでは、やはり国語としては定着していることを言う人が多く、すごいのは厚生労働省はタイムカードで”勤怠”を管理するように求めている、とまで書いている人がいます。

検索したところこの厚生労働省のガイドラインあたりが該当しそうです。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11200000-Roudoukijunkyoku/0000187488.pdf

しかし、ここには”始業時刻や終業時刻を確認・記録する方法”としてタイムカードと書いてあります。あまりにも総務系の人には当たり前のことばすぎて、始業時刻、終業時刻=勤怠という変換が働くのか、、、

QAサイトでも指摘されていますが、日立製作所(グループ)では”勤休”ということばを使うようです。おそらく会社でも使っているので、システム名もそうしているのでしょう。

また、”着到表”というところに勤務状況を書いている会社もあったような気がします。(確かIHI系の会社)

私自身自社では使わないこともあって、勤怠ってなんだか働いていない時間以外はidleタイムという感じで、なんだかなあという感じがすることばです。しかしidleタイムは別に労働者が休憩や勤務外と違って、空き時間のようなことばと思います(少なくともコンピュータの世界では)。

勤怠ということばをそのように使って、例えばライン業務などで、流れてこない待ち時間のような意味であればもしかして適合するのかもと思ったりします。

じゃあなんていえばお前はいいと思うの?ということですが、日立流の勤休やただの勤務管理などでもいいんじゃないかという気がしますが。

インターバルなんとかが適用される人は勤務と勤務の間の時間も長さは管理することになるわけですが、逆にそれは”怠”ではなく、使用者が責任をもって間をあけないといけない時間ですし。

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