うろうろとする日々

日刊スポーツの記事を読んで

「ラグビー選手はサッカー選手の3倍食べる」川淵会長、シェフ西さん帯同「横の連携望まれるところ」 - ラグビーW杯2023 : 日刊スポーツ

サッカーでW杯などに帯同するシェフがラグビーにも帯同したとの記事。

なかなか大変な話です。完全にJリーグなどの職員として雇っている、または、ホテルなどの大きな組織のシェフで、その期間はWカップに帯同するというのであればわかりますが、新聞記事などを見ると自営の方であるようです。またさらに言うと別の記事では事前のキャンプなどは別の調理人の方が付いていったようです。

政府のコロナのときも思いましたが、何か飲食店などの日銭商売というものが分かってないように思います。もしかするとそれなりの補償もして、経済的には問題ないのかもしれませんが、しかし、自営の方であるとすると、その期間、営業できないような規模だとすると、まずは、常連のお客さんを失うリスクがあります。全体のお客さんはサッカーファンなどで増えたとしても、飲食店を支えるのは常連客であることはよく知られたところで、常連のお客さんがほかに行ってしまうことは困ったものでしょう。また、取引先も、何年かに1回は取引が止まるとすると、なかなか厳しいですね。その分の売り上げ減を取引先は被ることになります。そうなると、条件などは厳しくせざるを得ないでしょう。

なんだか大企業の選手として活動して、そのあともそういった企業で過ごした人たちは、小規模で、人のつながりでやっているような商売の連鎖が理解できていないように思います。

せいぜいが名前を出して、宣伝になるんだからいいだろうくらいのなんだか上から目線を感じます。

また、前にも書きましたが、世界に出ていくのはその土地の食べ物などを食べてみることもひとつの地域との交流だと思います。おそらくは、主催者が用意している食事もあるのでしょうから、そういったものを食べたり、さらにはラグビーのWカップは長いのですから、宿泊先から外にでるのも交流では。

まあお金持ちのサッカーやラグビーが、飛行機ビジネス移動だとかシェフの帯同だとかを見せびらかすのもいいですが、他のあまり余裕がないスポーツはそんなことはできないと思います。でもそのほうが世界に出ていってその土地のことを学ぶにはいいような気もします。負け惜しみかもしれませんが。

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