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ごまちゃん温泉体験記

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みちのく深沢温泉(青森)

2014-07-28 21:02:44 | 温泉(青森県)
八甲田山周辺には有名処温泉が多数あります。その有名処温泉の陰に隠れた温泉も多数あります。だからといって、悪い温泉では全くありません。今回訪れたみちのく深沢温泉もその一つではないでしょうか。場所は八甲田温泉より2キロぐらい。
到着すると、なんか・・・色んな意味ですごい空間に足を踏み入れてしまったというのが正直な印象です。パラダイス系温泉の雰囲気を感じます。


[一見普通の看板だが・・・冬も来いへ!ってどういうこと?]

日帰り入浴
料金:400円
時間:不明

平成25年9月 訪問  雨
どこまでが駐車場なのかもよく分からず、また、どの向きに車と停めて良いのかも分からず。てきと~に駐車してたぶんここからはいるのだろう?と思われる場所から入ってみました。


[建物入口 大浴場露天風呂 と続けて書いてあるとなんか変]

館内に入るとものすごく暗いです。必要最低限以外照明がついておりません。以前はにぎやかに営業していたのでは?と思われる雰囲気はちらほら見かけられます。
受付なのかロビーなのかわからないような場所にお婆ちゃんが居ました。入浴できるか聞いてみると1人400円とのことです。で、お風呂の場所も案内されず。何処に行けばよいのか分からず。
こっちから聞いてみると、真っ直ぐ行くだけのような事を言われました。かなり訛りが強いので100%理解できず。この対応を見ていると、普段は常連さんだけしかこないのかな~と思ってしまいました。
しかも、9月なのに既に暖房を炊いています。建物の作りのせいなのか分かりませんが、9月に暖房を入れるという感覚がなんとも不思議なものでした。

靴を脱いで廊下をわずかに進むと、すぐに男女別の風呂入口。風呂入口前にソファーがあるので、マネージャーとは上がる目安時間だけ決めて各々湯を楽しむことにしました。


[風呂入口 廊下に神棚も設置されていた]

お風呂は男女別内湯×1、露天×1。
脱衣所、まあこの規模にしては適切な広さの脱衣所です。壁面に脱衣棚が作られており、脱衣籠が用意されています。貴重品ロッカー無し。


[脱衣所 このへんを見る限りはまだ普通]

反対側には元洗面台があります。今は使われていないようです。その他に体重計とかいろいろあるのですが、ちょいと片付けするだけでもっと気持ちよく利用できるのにな~という状態。まあ、B級ちっく温泉ではよくあることなので驚きはしません。逆に変にワクワクしてきます。


[このレベルになると、一般客は敬遠しがち]

そのワクワク感をそそられるのがこれらの貼紙。なんかちょっと個性輝くセンスの持ち主なのでしょう。カレンダーの裏紙やらチラシなどをうまく利用し、必要なことを手書きで的確に書かれています。ただ、喋っる通りに字にしてあるのでなかなか理解できない方もいるかもしれません。
ごまちゃん的にはこのへんもちょいとニヤリとにやけてしまうポイントでございました。


[真冬も営業してますから! の、「から!」ってなによ]


[今月の定食 めどう~! だそうです]


[サウナ替りの湯って・・・意味わからん]

浴室に行くと、結構大きめの湯船が待っていました。茶色に変色した湯船や浴室床。独特の温泉の香り。この空間そのものがこの温泉らしい特徴なのでしょう。


[内湯 結構濃い湯です]

湯船が仕切りで2つに分かれているツイン浴槽。大きい方が熱め、小さい方がぬるめ設定になっていました。熱い方といっても十分入れる温度です。しっかり掛け湯してから湯っくり浸かってみました。
お湯は笹濁り系の色。貝のだし汁にもみえるような色合いです。不思議な色なので表現難しい。なにか海水のような香りもするし、鉄や硫黄、あぶら臭がいろいろと混じったような不思議な湯です。百沢温泉の湯とも違うし。三本柳温泉温泉とも違うしとか思いながら、でもどこかとどこかの温泉を掛けあわせたような湯だなというのが正直な印象。
換気があまり良くないせいか、結構浴室内の湿度すごいです。それほど長湯しているわけでもないのに、どんどん汗が出てきます。

だいたい、こういう温泉の時にはいろんな部分に特徴を感じられます。まず湯口。この湯口、なぜこのような形にする必要があったのか?エルボを使ってわざわざ上に一度あげてさらにエルボで横に曲げて湯を投入。別に、まっすぐそのまま湯船に注げば静かにお湯が注がれれ煩くないのにと思ったりします。でも、それをあえてこの形にするからには理由があったのでしょう。その理由を入りながら考えていたのですがまったく想像できませんでした。もしかしたら、飲泉する人のために高さ確保?そんなことないと思うのだけど。ちなみに、舐めてみたら正直まずい湯です。


[湯口 この曲げ方は必要だったのだろうか?]

ここ、洗い場は有りますがシャワーはありません。この形式なので、湯船の湯を汲み出して体を洗うことになります。


[洗い場 実際には湯船の湯を汲み出して使うだけ]

この洗い場の所にタイルが貼ってあるのですが・・・なぜ謎の鳥のタイルが貼ってあるのかそれも意味が分かりません。


[謎の鳥タイル]

そして、最大の謎はこれ。湯船の淵に並べられて数字。なにかのダイイングメッセージなのでしょうか。名探偵コナンとかなら何か謎が解けるのかもしれませんが、ごまちゃんレベルの頭では、謎が深まるばかりです。


[笹濁り系の不思議な色の湯 それよりこの番号はいったい何を意味しているのか!]

内湯から扉一つで露天風呂もあります。この日は雨だったため、露天風呂は体験入浴程度にちょいとはいってみただけ。お湯は新湯と内湯の廃湯と両方が投入されていました。鮮度面で言うと、内湯の方が良いのではないでしょうか?それと、露天風呂の湯船の中、結構滑りやすいので要注意です。にごり湯だから見えないのでよけいに気をつけないといけません。


[露天風呂]

最初、しばらくは一人独占入浴だったのですが、しばらくしてから次々と入浴客が訪れました。何故か皆さん、雨の中露天風呂にまっしぐら。何か露天風呂に良いことでもあるのでしょうか?それも、30代ぐらいの若い人たちばかりです。もっと地元のお爺ちゃんとかがくるのかと思っていたら、そういう人は入ってきませんでした。
とにかく、誰が入ってきたかとかそういうことより、この浴室やこの宿はなぜこのようなことになっているのか、あちらこちらに、ネタか?と思われるようなものが用意されているのがツボにはまってきます。
なんか、ゆっくりのんびり風呂に浸かっていたというより、いろんなことを考えながら湯に浸かっていました。ある意味、最初から最後まで飽きずに風呂を楽しんでいましたよ。


湯上り後、マネージャーに聞いたら、マネージャーもいろんなことに気付いたようです。女湯もそれなりに楽しめる要素があったようですが、女湯はおばあちゃんとかがずっと一緒だったので写真無理だったみたい。

宿の人にありがとうございました!とご挨拶しながら屋外に出てみると、これまた突っ込みどころのある部分があります。
どれだけのお客さんを送迎するのか分かりませんが、マイクロバスも持っています。結構マイクロバスも維持するの大変なんですよ。それをまかなえるくらい客がくるということか。ちなみに、もちろん宿泊もやっています。日帰り入浴のみではありません。


[自前でマイクロバス所有みたい]

雪深い土地なので除雪車も完備。除雪車、またお金の話になってあれですけど、すごく高いのです。車検もすごくお金がかかります。これも維持するの大変なはず。自前で持っている事自体がすごい。


[除雪車もあった]

さらに、お風呂入らせてもらった建物とは別の場所にもう1棟建物があります。


[別棟]

さて、何の建物だろう?と思って近寄ってみたら・・・舞台付大広間?しかも、内湯有?なんだか謎空間です。宿の人に聞いてみたかったのをぐっとこらえながら帰ってきました。ネット上でこの建物が何なのかアップしている人がいたのでそれを見ていると、ほんとに大広間の他に内湯もあるようです。もし叶うなら、こちらの湯も浸かってみたいですね。大広間の日帰り休憩でもやればよいのに。
いろいろ、謎多き温泉でした。また訪れていろいろ確認してみたい気がします。


[舞台付大広間が活躍するのはいったいどんな時? 風呂もあるみたい]

B級ちっく温泉が全然問題なし!という方には是非オススメ致します。


主婦湿疹 ◯




この後、黒石の「秋元食堂」で昼食をとりました。またもや焼きそばのお店です。黒石はつゆ焼きそばというのが有名らしい。店内は昭和の食堂まるだしな感じです。メニューもつゆ焼きそばか普通の焼きそば。つゆ焼きそばは普通盛りと大盛りとかその程度なのですが、普通の焼きそばはなぜかみんな550円とか450円とか値段を言って買っていきます。しかも、予め電話しておいて作っておいてもらっている人も次々きます。なんだか面白い店です。
肝心の焼きそばですが、太麺でなかなかうまいのです。有名なつゆ焼きそばは得意な人はいいかもしれませんが、苦手な人もいるでしょうね。どちらかと言うと、普通の焼きそばの方が美味しい気がしました。素朴な感じのお店が好印象。フランチャイズ店には無い温かみのあるお店のお婆ちゃんも良かったです。ここ、機会があればまた訪れたい店です。



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2 コメント

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Unknown (おんせんたまご)
2014-07-28 23:57:52
ここには数年前に行きました。
確かにB級チックな温泉だったと記憶しています。

お湯は良さそうですが、湯船の掃除が行き届いていいない気がして
早々に引き上げました。
あのヌルっとした感触はそれだと思います。

多分、リピートはありません。
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Unknown (ごまちゃん)
2014-07-29 19:45:59
おんせんたまご さま

衛生面では高齢者の清掃レベルという感じがしました。
その点は改善されていくとお客増える気がします。
この手の温泉はみんな同じような問題かかえていますね。
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