金の杖(2)

キャンサー・カフェ(2)
自分のキャンサーとの共存記録をつづります。

もうすぐ雛祭り

2013-02-27 10:12:50 | エッセイ

          後   の予定

   

     食事に行って、素敵な姉さま人形に出会った。

     こんな日本の手仕事をする人も少なくなった。

                  


「平穏死」について

2013-02-16 11:31:55 | 本から

        

    

        いい天気だ。 今日は洗濯びより、歩くのも良し、日向ぼっこも良し。

         先日、「平穏死」について読んだ。

       「平穏死という選択」 石飛幸二著(幻冬舎ルネサンス新書)

         年を取って、倒れた時は自分の人生をどう選択するか。
       最近、友と話す時よく話題になるのが「エンディング・ノート」のこと。
       元気なうちに、何かに書いて残しておかなくてはね、という話。
       
         そんな中で、「平穏死」という言葉は良い響きがある。
       
         いつまでも、意識のないまま沢山の管に繋がれて生きるより
       年を取ったら自然に「死」を迎える選択もあっていいのではないか。
       ・・・だから、石飛先生の考えに賛成。

         さて、私はどうするかな?  
       死ぬ前に、息子にだけは会わせてね、と
       連れ合いに伝えている。

                         

      


二月のがんサロンは

2013-02-12 22:38:13 | インフォーメイション

       

     

        二月の二の丸がんサロンは、テーマが「糖尿病」、
      内分泌内科の東先生に話して頂いた。

        がんとの関連、合併症、症状、予防等など。

        危険因子は、肥満、血糖値、高血圧など。
        予防には、生活習慣の改善が一番。
        運動が効果的、先ずは歩くこと。

        一番ゾッとしたのは、糖尿病は一生治らないとのこと。
      現状が悪化しないようにするしかない。

        その後は、いつもの座談会。  新しい方も加わって
      自己紹介と自分を語る。 今回はTKUからの取材があって
      少し硬くなった人もいたのでは? 
        放送は、2月23日PM2時から、
      気になったら、テレビをどうぞ。

                    


ある人気ジャーナリストの死

2013-02-01 16:26:18 | 本から

    

     久しぶりの雨で、庭の木が少しだけ潤った。
    暖かいし、仕事もし易いが、家でごろごろ。

     先日、本屋で気になる本を見つけた。

     「僕の死に方」 エンディングダイアリー500日
          金子 哲雄著 (小学館)

     突然メディアから消えた彼の死ぬ間際までの日記を
    出版に携わっている妻が書き添えて出版。
   
      「肺カルチノイド」と診断された彼の闘病記だ。
    流通ジャーナリストとしてデビュー、
    ユニークなしゃべりで、世のお得情報を紹介
    ちょっと気になるジャーナリストだったが
    突然消えた。  
     その死までの道程を 彼らしく、最後まで伝えることで
    「死」への足跡を残したように思う。

      葬式の段取り、戒名のこと、墓の手配、最期のことば
    妻のその後の生活まで、見極めたうえで
    彼はこの世を後にした。  あの若さなのに
    私には到底真似はできない。

     しかし読むことによって、彼の気持ちを感じ取れた。