そこで、豆知識からの引用で
二つ紹介させて下さい。
【209】<節分に豆まきするのはなぜ?>
節分は本来、季節の変わり目である
立春、立夏、立秋、立冬の前日のことですが
立春は1年の初めといった意味合いから
4つの節分の中でも立春前の節分が重要視され
現在のようになったと考えられています。
節分は、前年の邪気を払い福を招く行事。
年男か家主が炒り大豆をまき、
家族は年の数だけ食べることで
病気知らずの1年を過ごせるのだとか。
地方ごとにやり方は様々ですが
ベースは中国の陰陽五行説のようで
宮中の行事から一般へ広まったとも
言われています。
大豆を使うのは、鬼の目を打つ”魔目”
鬼を滅する”魔滅”に通じるとか
マメに働くといった語呂合わせから
来ていると言われます。
大豆の豊富な栄養にもあやかって
いるのかもしれませんね。
また炒って使うのは、拾い忘れた豆から
芽が出るのは縁起が悪いとされる
からなんです。
【210】<節分と巻き寿司の関係?>
節分に、関西を中心に行われている
”巻き寿司(太巻き)の丸かぶり”
節分の夜に恵方に向かって
(歳徳神のいる方向。
その年の干支によって決められる)
※ちなみに今年の恵方は「北北西」だそうです。
”福を巻き込む”巻き寿司を、
”縁を切らない”よう包丁で切らずにそのまま
”福をもらさない”ように無言で
(逆に笑いながら、という地域もある)
願い事をしながら丸かぶりをすると良い
というものです。
このような風習が生まれたのは
巻き寿司が食べられるようになってきた
江戸時代以降と考えられますが
発祥の地には大阪説や愛知説などがあり、
定かではありません。
でも広まるきっかけになったのは
1970年代の大阪のこと。
海苔業者が節分に行った
海苔普及のためのイベントが
マスコミに取り上げられ
それに食品メーカーなどが
便乗して浸透していったようです。
☆<甘鯛>
昨夜のお客さんの中のお一人が
甘鯛の塩焼きをお出ししたら
なぜか大感激されました。
なかなか手に入らないそうです?
「甘鯛と豆腐のみそ汁は最高の最高!」
と嬉しそうに話してくれました。
甘鯛はかぶら蒸しも美味しいです。

☆<アワビの塩焼き>
"bifor"

"after"
