「人は、気のきいたことをいおうとすると、なんとなく、うそをつくことがあるのです」(『星の王子さま』より抜粋)
欧米では「討議」や「議論」が社交の場でした。だから、自分の意見や考えを持っていなければ、社交界には出られません。そんな環境のなかで人々は言語や、相手の心を観察する心理が発達したのです。
それに比べて、日本人は国柄の影響か、自分の意見を述べることが苦手です。とくに女性に対しては「はしたない」「慎みがない」とつい最近まで言われてきました。
しかし、情報社会の今日では人と人との「コミュニケーション」がとても大切になってきました。自分の意見を相手にきちんと伝えることが、国際社会に生きるものとして必要不可欠になってきました。
女性が「自立」するということは、自分の生き方に誇りを持つことです。自分の生き方に誇りを持つことは、自信を持つことにつながります。自信を持つことによって「自分の考え」を伝える勇気がでてきます。
そのときはじめて、「自分」という存在を体で感じます。
今まで言えなかったあなたは、きっと「自信」がなかったのでしょうね。
みんな同じでないと不安、私がこんな意見を言うと相手からつぶされそうになるから言わない、相手からどんなふうに思われるか、批判がこわい、そう思っていませんでしたか。だけど、いつも心は不満だらけだったはずです。
感情が高ぶった時は言えるけど、そのあと必ず「言わなければ良かった」と後悔してまた落ち込んでしまう人、この場合は「意見」ではなくて「感情」が言わせたのです。だから悩むのです。
また、他人の評価を意識すると『星の王子様』のなかに書かれている「人は気のきいたことをいおうとすると、なんとなく、うそをつくことがあるのです」のように、本当の自分が出せなくなってしまいます。
だから、人と話すと疲れるのです。本来は「会話」は楽しいものです。まして、自分の意見をのべることは、何ものにもかえがたいおおきな「自信」をあなたに与えてくれます。
言うべきときにきちんと言う、たいへん難しいことかもしれません。しかし、自分の考えをちゃんと持つことは、女性にとって、幸せをつかむためにはとても大切なことです。
意見とは自分なりに判断をし、理解のうえで述べることができるのであって、自分の考えを持つということは、「生きる目的」を持っている人です。
「意見」はある面では伝え易いものですが、「考え」を伝えるということはたいへん難しいことです。自分の考えを述べることは、「自分」を表現することにほかならないからです。人は自分に対する評価をおそれるために「黙る」ことで表面的に取り繕うのです。
さあ!今躊躇して言えないあなた、今日から勇気を持って自分の考えを伝えましょう。
―大原 敬子―
こんばんは、今の私にぴったりの文章でした^^
漠然とした心の中で、
何かしら、躊躇している私がいます。
きっと自分の考えに自信がないのでしょう?
もう一度、考えを固め直して
自信の持てる意見を述べたいと考えました。
もちろん、勇気をもって・・・です。
と言うことで、今夜は、おやすみなさい

―hiromi―


トマトだらけになりそうです^^