エモリー大学 (ゴイズエタ) MBA日記

エモリーの魅力を在校生が交代でお伝えしていきます(注:時には全く関係無い内容になる恐れ有り)。

MBA人物列伝 2

2012-07-12 04:37:11 | MBA一般
Class of 2013のTomoakiです。

前回、6月30日に投稿したMBAを卒業した企業経営者たちの記事が面白かったと、知り合いの方に好評いただいたので、第二弾を書いてみたいと思います。
以下、4人の著名なビジネスピープルについて記載します。


1.岩瀬大輔
・開成高校→東京大学、在学中に司法試験合格という学歴を持つ。
・卒業後、ボストン・コンサルティング・グループに入社。その後、リップルウッドなどの投資会社に転職。
・2004年にハーバードMBAに留学し、日本人4人目の最優 Baker Scholarで卒業。
・帰国後は、ライフネット生命保険を立ち上げ、副社長に就任。
・ライフネットは、日本国内で74年ぶりに設立された、保険会社を親会社としない独立系生命保険会社。保
険外交員などを雇わず、ネットでの保険販売に特化することで、人件費を削減し、保険料の引き下げを行っている。
・著書に「生命保険のカラクリ」、「金融資本主義を超えて-僕のハーバードMBA留学記-」など。


2.遠藤 功
・三菱電機入社。ボストンカレッジMBAを卒業。
・1988年より三菱電機を退社、ボストン・コンサルティング・グループ、アンダーセンなどのコンサルティング会社にて勤務。
・2006年よりヨーロッパ最大のコンサルティング会社、ローランドベルガ―日本法人の会長を務める。
・現場での実行力を重視するコンサルティングに定評がある。
・著書に「現場力を鍛える」、「見える化」など。


3.南場智子
・1986年、マッキンゼーに入社。
・1988年、ハーバード大学MBAに入学し、1990年に卒業。
・1996年にマッキンゼーのパートナーに就任後、1999年に「モバゲー」で有名になったディー・エヌ・エーを起業。
・内閣府IT戦略本部員、規制改革・民間開放推進会議委員などを歴任。
・2011年、療養中の夫の看病のため、代表権のない取締役になる。


4.三木谷浩史
・1988年みずほコーポレート銀行に入行
・1993年ハーバード大学MBAを卒業。その後、楽天を起業して会長に就任。
・楽天は、年間流通総額が1兆円を突破。また、カナダの電子書籍会社「Kobo」の買収などで話題をさらっている。
・著書に「成功のコンセプト」、「成功の法則 92ヶ条」など。


南場智子さんは、「ハーバードも、全然役に立っていないですね。どこかの大企業に丁稚に行った方がよかったかもしれない」とMBAは役に立たなかったと言っています。


一方、岩瀬大輔さんは同級生から「誰しも、守るべきプリンシパル(信念)を持っている。プリンシパルは、筋肉のようなものだ。少しでも、自分の信念を曲げてしまったら、どんどんその筋肉は弱くなっていく」と言われて刺激を受けたと語っています。


人によってMBAで得た経験は異なりますが、せっかく留学した以上、できるだけ多くの経験を得て帰国したいものです。

最新の画像もっと見る