「徒然 雑記」 (こころ のままに…)

日々 感じたり・考えたり・創作したものを気ままに綴る…雑記です!

(号外!!) 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への課題!!

2010-11-07 11:13:06 | Weblog・ブログ(日記)・つぶやき
今日から横浜で、APECが開幕したようですが…


TPP等の貿易の協定問題もあり、アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)の実現に向け、これからの日本経済にとって、幕末の開国ぐらいの将来の明暗を分ける重要な課題のようです!


日本の場合は、他の諸国より、農産物等のジレンマ(板挟み)の価格問題もあり、交渉は、あまり期待出来ないのでしょうか!?


日本の農産物価格の矛盾したジレンマ(板挟み)とは…


米価等の物価は、国内の他の諸物価からすれば、決して高くないのですが、交易を想定すると他国との比較に於いて、「円ベース」かなり高くなってしまうという問題です。


(日本は、他国と比較して「土地・労働生産性」が高いのに、価格高になってしまう為対外的競争力が低い!


これは、日本の国民性を考えれば、「お米」より他の農産物の野菜・食品加工品等や工業製品・様々なサービスに於いて、顕著(けんちょ)だと私は、考えています!)


日本は、国内産業の補助金での育成・輸入規制の保護主義にや中東戦争等の原油価格の上昇による狂乱物価やそのコスト削減・技術革新による生産性向上の対策によって、「円換算ベース」で数字上は、ダブついた成長をして来た訳ですが、近隣アジア諸国の急激な経済成長を、投資・交易・市場に国内産業の成長にいかに有効に取り入れるかが、最近の緊急の課題になったようです。


もう既に、近隣アジア諸国は、中華人民共和国を含んだ経済圏で、9割の貿易品の関税を撤廃(てっぱい)した協定を提携したというニースもあります。


では、如何(いか)に近隣アジア諸国のそのような経済圏に参加する為の施策が必要なのでしょうか?

私は、このままでは、はっきり言って将来にも無理だと思います。


何故なら、様々な議論は、殆(ほとん)ど、農産物価格が障壁になっているとの意見ばかり、ひとり歩きしているからです。


先程も、述べましたが、米価等の国内価格は決して高くないからです。


もしかしたら、一番の障壁は、国内生産の工業製品(食品加工品含む)かもしれません!


交易に於ける通貨(為替)問題・生産性・奨励金・規制等を政策として、強力に推し進めれば、矛盾が逆に肥大化し、将来的に収支がつかなくなるのは、目に見えてます。


これからが、私個人の視点からの意見なのですが…


ただそこに「ある視点」を取り入れれば、ある程度建設的な施策が可能だと考えます。


それは…
日本は取り敢(あ)えず、仮想の「東アジア共同体」を想定するという事です。


日本は、米価が他の諸国の「何倍」と言っても、散髪等のサービス料も「何十倍」でしょう。


つまり、国内物価と対外物価の問題で、生産性を向上させて、価格を低下させても限界があるでしょうし…


近隣アジアの物価の上昇を待っていても、為替レートで無意味になる可能性もあります。


では、如何(いか)に…


それは、先程述べた仮想の「東アジア共同体」を想定して…


それも、域内共通通貨(統一通貨)に向けての方策です。


この視点での国内産業政策を実行していけば…


2020年に予定されている「東アジア共同体」への参加及び日本のイニシアチブも可能になるでしょう!


そういった視点での改革が必要だと私は考えます。


農産物価格等だけを障壁とした施策では、片手落ちの歪(いびつ)な国内産業になってしまいそうです。


時事ドットコム:経済統合構想を議論へ=7日に横浜APEC開幕

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010110600206






【追記】

http://blog.goo.ne.jp/goddren/e/a38a45b3827f294f3f0c4937550862af




最近の日記のピックアップ!!

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尚、日記の「プロフィール」の内容は…

2008年の秋に作成した当時のままにしています。

あしからず…


では…



by 年齢不・祥・児(@ngel)

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