「徒然 雑記」 (こころ のままに…)

日々 感じたり・考えたり・創作したものを気ままに綴る…雑記です!

主軸「通貨安」は、ある意味 当然!?(私見)

2009-11-29 14:35:49 | Weblog・ブログ(日記)・つぶやき
表題の主軸通貨安は当然の帰結と私は考えます!
それを否定する事は…

単なる「錯覚」と考えられますから…


では、どういった錯覚かと言うと…

国内供給の貨幣と市場への供給を同一視した錯覚と言えるかも知れません!


例えば、日米の貿易の決済を考察すれば…


資源小国の日本は、海外から原料を輸入して、海外に製品を輸出する加工貿易によって、外貨を得する循環可能な経済戦略によって成長可能な国家で、経済社会と規定されています!

ここでの問題は…
決済通貨が、主に「ドル」通貨という点です。


日本の「輸出」業者は、この循環型の決済で、必要な資源代金は、利便性もあり、輸出で得た「ドル」通貨によって、輸入代金を支払います。


つまり、輸入代金の支払いは、得た「ドル」によって、支払い可能です。
(現在「円」は、国際的に基軸通貨のコンセンサスを得ていませんから…

ドルは、日本国内で流通しませんから…

但し、2000年代初頭に「ドル通貨が、コンビニエンスストアで、利用できる国内法が成立しているようです。)


つまり、賃金等の国内コストを支払う為には、「ドル」を「円」に変える為替売買の必要性がある訳です。


一方…
この「円とドル」為替売買によって、ドルが放出されるのは、アメリカ合衆国の国内ではなく、「潜在的」為替市場です。


ここで、問題になるのは、「ドル」が様々な経済行為の中で、他国にとって必要な一部分だけの為替交換が行われという事実です。
ましてや、ドルがそのままドルで決済されるのですから…

その事実によって、基軸通貨としてのドルは、ドルのまま流通するのです。

「ドルのまま」又は、当座の必要な「国内決済以外のドル」が雪だるま式に為替市場に滞留するのですから、ドル安は当然の帰結です。


その事実としての結果が、アメリカ合衆国の国際的国内経済にいかなる結果を齎(もたら)しているかが、アメリカ合衆国の立場ではないでしょうか。


私が言たい点は、「国際的決済通貨は、当然に通貨安になる」と言うことです!!


それを「調整」するのは…
デリバティブ等の思惑的な利益優先経済であり…

また、各国が公平な正常な交易条件の一部としての為替相場を実現すべき協調の必要性ではないでしょうか!


現に…
ある方のブログに依ると、現在原油高と「金」価格の上昇(ドル安)は、連動しているらしいです。

(参照)
デフレ脱却など無意味! 重要なのはドル安に対応できる経済への転...

(PC用)


(携帯用)


つまり、オイルダラー(産油国)は、輸出代金の価値保蔵として、スパイラル(連鎖)的通貨安のドルを保有するよりも現在価格上昇で価値保蔵機能の優位な「金」を仲介とするデリバティブ取引を選好しているようです!


最後に…
私の意見は、あくまでも仮説であり、EUの通貨「ユーロ」や中華人民共和国の「元」が、国際的決済通貨の地位を確立した際に「ユーロ安」や「元安」を保証するものではありません…


国策としての過度のデリバティブ取引等による思惑的為替相場を奨励するものでは、ありません!


単なる日記を終了する決意をした後の気まぐれな「日記」です!

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