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駄文。

徒然と。

Gilbert

2008年07月09日 05時30分35秒 | Weblog
今日(昨日か萎)もTRを無事終えた。ああ毎週思うのだが、来年どうしよう。。。3コマは無理だから減らす。そして自分の都合を優先すると火曜日を削るのが一番丸い。が、しかしやはり3年ないし2年ほどをともにした生徒たち。受験を前にほっぽり出してしまうのはずっとついてきてくれた彼らに悪い気もする。それでも、受験に関する知識がほとんど無い&関心も無い自分に彼らの高3を担当するのも悪い気がする。どうすっかなー。
B生物ではプラークを観察して、新たにファージの希釈系をつくった。希釈系を作るときは毎回チップを変えること!でないと若干ながら濃くなってしまう。確かにそうだなー。
TR後にラボに戻って明日のGilbert輪読会の資料作り。明日は自分の担当なのだ。いつも通りの感じで作った。が、今回は「理系のための口頭発表術」での注意点にきをつけながらやってみようと思う。それにしてもC. elegansは素敵。のんびりつくってたらこんな時間になってしまた。でも昨日は結局9時に間に合わなくて情けなかったから明日こそ起きて1限に出て勉強するのだ!(眠らないで済むクスリとか作りたいなー。できれば間違いなく億万長者だな。まぁノーベル賞はもらえないだろうが)

acridine orange

2008年07月08日 01時56分09秒 | Weblog
案の定起きたら12時。毎回こういう時間の使い方はいけないなーと思うのに、またやってしまった。
B生物実習はほとんどさぼってしまった。ファージ使ったことないし、楽しみにしてたのに。でもまぁ結局初日だからたいしたことしてないっぽいからいいや。
疑問.acridine ornageでのplasmid eliminationについて
濃度にもよるらしいが、プラスミドの方がゲノムよりアクリジン感受性が高いというのは一体なぜなんだろう。E.Coliだから核膜で守られている訳でもないし。ってかそもそもプラスミドも核にあるはずだしな。まぁでもPlasmidに変異が起きて複製できなくなっても、ゲノムが大丈夫なら増殖するんだし、その過程を繰り返せば結果的にeliminationが起こるのかな。

明日こそ朝起きて午前の講義に出てみるぞっと。

復活!

2008年07月07日 05時02分17秒 | Weblog
連日のantibioticsの摂取により、ついに腹痛がほとんどなくなり、食事もまともに食べられるようになった!幸せだ。そして若干痩せた、これまた幸せ。ようやくシャバに帰った気分だ、休んだ分、今週は気合入れて過ごすぞ!
週末の報告。
土曜日・・・腹痛に耐えながら2コマTRをこなす。
日曜日・・・

彼女と久々のデート。六本木でランチを食べたあと、少しお店を見て周り、「マジックアワー」を観た。超面白かった。話もよくできているし、演技も抜群だった。爆笑しっぱなし。さすが三谷コウキは違うなー。
そのあとTR爽快に出た。予想通り、1次会2次会は不毛すぎた。っていうかTRの同僚たち、とくに出身者には幼稚な人付き合いしか出来ない人が多すぎる気がする。僕が一番嫌いな”日本的”なあまりに内向きな人付き合いの仕方を。自分たちがそうなだけならまだしも、それをヒトに強要してくるのがさらにうざい。ああいう視野の狭い人付き合いしかできないヒトはほんと死んだらいいと思う。邪魔。邪魔。時間の無駄。
それに比して、やはり3次会は楽しかった。なぜならこれは相手が幼稚な同僚達ではなく、人生経験豊富かつとても美しい人達だからだ。新宿ぐっ●ー、ニューハーフショーパブだ。今日で2回目なのだが、やっぱり楽しかった。あほみたいにはしゃぎながら、ショーを楽しみ、さらにはとっても綺麗で素敵なUのたんとの会話を楽しんできた。遊び上手は人生上手。遊びベタな同僚達は人生ベタ(←気づけ!)
さぁ明日はESの実験に、B生物実験に、水曜日の準備が待っている(というかこの状況一番嫌いだ)

虫垂炎。

2008年07月04日 22時18分47秒 | Weblog
りあるに虫垂炎くさい。まだ腹部エコーとってないからなんとも言えないものの所見があまりにも一致している。ただ、5分のうち4分くらいは元気だから何もせずに寝ている訳には行かぬのぉ。明日のTRは大丈夫か。
連日の進路について、昨日のM谷先生の話に続き、今日はF沢Kさんにかなり正反対な意見を頂いた。
1.業績のあるラボを選ぶのもいいが、そういうところは「コマ」扱いされるのではないか?ここなら各自が自由にできる。もちろん厳しく教育、とは行かないが、自分にはそれがよかった。
2.Y先生はとても熱心に教えてくれるし、経験もあるから教えてもらえることは教えてもらったほうがいい。ただ、頼りっぱなしにしていると最後に失敗するかもしれないから自分なりに練った方がいい。
3.同学年で頑張っている友人がいるのは羨ましい。F沢さんにとっては、僕ですら刺激であるそうだ。(←とても光栄で嬉しかった。これからも頑張るべ!)

要するに、各人各様の意見があるのだ。自分の意見が持てていないのは情けない。
何にせよ、いっちょまえのことをのたまえるように今目の前の実験に全力を尽くそう。これだけは確かにいえる僕の意見だ。

お医者さん。

2008年07月04日 00時01分04秒 | Weblog
腹がいてぇ。おかげで昨日から何も食べられない。Y先生が買ってきてくれたウィダーだけは食べたけど。飲んでも痛いしゲリるし。おまけに今日は頭まで痛くなってきた。
セミナー室でぐだぐだ解剖学講義読んでたら、マクバーネー圧痛点でも押してみっかってなって、内科テキスト見てたらなんか随分虫垂炎の典型所見っぽい。圧痛→リバウンドでさらに痛む。膨張感。微熱など。りある虫垂炎かーって騒いでたら、MDであられる教授に触診していただくことに。教授も虫垂炎×3を今年体験したらしい。とりあえずSawacillinという抗生剤を貰い、それでもダメなら明日保健センターに行こう。
今回患って、今一度健康の大事さを感じ入った。5分ごとくらいに痛みが来るので、どうにも作業効率が悪い。解剖学講義も全然進んでないし、ラングマンなどよんですらいない。論文も読めていないし、せっかくTRの仕事が無くて時間があるのに!!!はぁぁぁ。

今日はMD→臨床5年→研究5年目のM谷先生とお話しした。というより、彼が僕を諭しに来たというのがより正しい表現なのかもしれない。PhDMDに進もうかという噂が流れているらしい。だーれだ?まぁいいや。
1.PhDMD行くにしろラボは選ばないといけない。特にそのラボからどれだけImpactのあるPaperがどれだけConstantに出ているかを見た方がいい。
2.ちゃんと論文という業績が残るように、”詰め”のきちっとした実験をいないといけない。
3.自分は先に臨床に行くことで研究テーマが絞られた。Motivationも維持できる
4.MD→PhD→失敗したらどこかで臨床研修初めて医者、はそんな簡単ではない。臨床研修は体力的にもしんどい。
5.発生に興味を絞れているなら京都や神戸に行った方がいい。
6.手を動かすだけの実験に、学生時代を使う意味があるか?
7.PhDMDは”囲い込み”が目的である
8.昔のように、臨床やりながら研究でもバンバン、というのは時代的に無理。同級生で臨床やりながらNature、Cell、Scienceクラスに載ったヒトはいない。

むふぅ。昨日とはまたうってかわってMD大事説&もっとストイックに純粋にやらないと意味が無い説浮上だぜ。1日おきに進路が変わるんじゃ、どうしようも無いなこりゃ。
ということで現段階での修正。

M2までに今の仕事を論文にまとめる。もちろん”詰め”た形で。

M3一年間で次のラボ(東大で、Natureクラスの業績がコンスタントで、厳しいとこ)を見つけつつ、病院実習。

PhDMD4年

M4。国家試験。

ポスドク@海外

・・・もしくはベタに
ぬるく実験しつつM4まで。MD。論文を引っさげてFQで中内ラボに通う。

院で中内ラボ。→神戸の発生再生センター。

海外でポスドク

東大に帰ってくる

相変わらず都合いい設定だがまぁよい。ああ悩む。
ひとまず見えてきた目標は・・・

●先を見据えた実験で、データをまとめて論文を出す!Y先生をアテにしすぎず自分の力で!

もちろん解剖とか落としてたら話にならんが。。。

週間目標。

2008年07月02日 23時10分35秒 | Weblog
1.今週中にSeqの解析を終わらせて、ESでのスクリーニングでの計画を練る。また、RNAの出所をIPに限定できるような条件(試薬中のコンタミ等)もしくはRNA-Protein Bindingをアッセイできる簡単な(←ポイント)方法を探すor考案する

2.解剖学講義を全部読む
3.ラングマンを全部読む
4.将来所属したい研究室探し

むぅ。

2008年07月02日 20時47分37秒 | Weblog
お腹が変だ。もちろん贅肉の話ではなく、調子が悪い。
焼肉がたたったか、もしくはB生物学実習で何かIntakeしてしまったか。
そういえば今日はリアルにO-157を扱った。昨日はスライドガラスで火傷したし。
気をつけないとなー。
微生物学実習は簡単だけどとても奥が深い。培地1つとっても先人たちの知恵が凝集され、信じられないほどのTry&Error、そして時には命の犠牲をも伴ってできたものに違いない。そうやって、微生物という優れたモデルを飼いならすことができたからこそ今の分子生物学の隆盛があるのだ。感謝&尊敬の念を抱かずにいられない。
お腹の具合が悪くて頭がボーっとするし、今やらないといけないような実験も幸いなかったので今日は7時に帰宅するというゆとり教育。何ヶ月ぶりだろうか。
せっかく時間がある&今日はPhDMDコースの説明会だったのでゆっくり進路でも考えるかなー。

1.冷静に考えて今の段階では臨床医になるMotivationはほとんど無い。もちろん魅力的な職業だとは思うのだが、それよりも研究者という生き方に惹かれてしまっている。基本的に一番やりたいことに対してしかMotivationが維持できない人間であることは承知している。臨床医にはなれないと思う。

2.ただ、そうは言っても医学部というBackgroundは持ちたいし、強みになるような研究に励みたいとおもう。酵母のことなど分からないし、やはり源泉にはInterst-Drivenな部分と同時にDesease-Drivenな部分もあると思うのだ。ちょうど先日U島先生にも同様のことを言われた。やはり病気に関する体系的な知識を頭に叩き込んでいると、ふとしたところで連想ができるそうだ。

3.以上を総合して一番ベストな状況はどういうものだろうか。いまだに分からないが、一つの選択肢を以下に挙げる

M2で基礎的な臨床医学を身につける。ここは頑張り時だろう。

M3の病院実習を体験しながら、実験をする。割と考慮してもらえるそうだ。

PhDとして研究を始める。2年間東大→2年間医科研or海外or阪大(※)

医学部に戻り、M4をRestart。医師免許を持った上で、ポスドクとして海外で研究を重ねる

東大に帰ってくる

当然とりあえず仮説だ。しかし少しずつ詰めていこう。
※ここで所属する研究室を決めるのは早い方がいいだろう。医科研で再生医療を目指している中内ラボ。これはアリだが、まだまだ選択肢はあるはず。


疲労→新展開?

2008年07月02日 05時05分58秒 | Weblog
今日も授業疲れたー。めんどくせー事務作業は嫌いだー!
時間の無駄にしか思えない。。。どうすればモチベーション上げて臨めるんだろ?
それにしてもありえない凡ミスをしてしまった。やはり慣れてきたころが一番危ない。

同僚と焼肉を食べ、御茶ノ水へ。チャリで深夜のラボへ。
案の定Seqが出ていた(ラクチンで助かるー)

が、しかしこれがなかなか一筋縄ではいかないSeqだ。ひとまずEcoR1でflinkされて、Primerで挟まれ、ポリAがついていたのは素晴らしい!また、その中身もプライマーダイマーなどでは無いようだ。
問題はその先、BLASTにかけてもよく分からないものだった。そもそもMusとの一致が少なすぎるー。さらに問題はdata baseのSeqとアラインメントしても一致しないのだ!なぜだ!もっと突き詰めたかったけど胃もたれ&疲労でそれどころでは無かったためひとまず退去。明日の昼にでもよくよく考えるかー。

とりあえず仮説。

2008年06月30日 03時06分14秒 | Weblog
自分の人生設計をそろそろ考えたいなと思う今日この頃。その理由は主に3つ。

1.PhDMDコースに進むなら、決断をする時期。
2.留学したいし、どのタイミングか考えて準備を始めたい。
3.研究者として大成するにはしっかりとしたVisionが必要。

だから、まぁあと身の回りで結婚ラッシュだからというのもあるがそれはまぁいい。ということで坪田一男にならって俺もとりあえず仮説の人生設計を立ててみよう。

22歳(M1):この年のうちに論文を1本first authorで書き上げる。(Nature Cellクラス!とは言わないけど)ひとまずDnmt1の研究を切り上げる。次のテーマを決めにかかる。

23歳(M2):テーマを練って、そのテーマに沿ったラボを探してPhDコースへ。(分野が決まっていない。やはり再生医療方面だと思う。純粋にScienceを目指して線虫とかいじるのはいいけどでもイヤだ。)M1時の業績をもとに学振の奨学金を得る。

24歳(D1):ばりばり実験をこなしデータを量産する。バイトもしない。デートもしない。
25歳(D2):データをまとめて論文を1本まとめる。あとは気楽にRiskyなテーマに取り組み始める。
26歳(D3) :RiskyテーマがうまくいきNature誌に掲載。
27歳(P1):3年のDoctorを修めて早速PostDoc。念願のハーバード大学でのポスドク。
28歳(P2):英語生活にも慣れて、また1本論文をだす。共同研究も開始する。
30歳(助教):東大に戻り、生化学教室にて助教のポストを得る。
32歳(助教):特許をもとにちっさい会社を作る。
35歳(準教授):自分のラボを持つ!切れ者ばかりで刺激的な研究環境にする。
40歳(教授):東大から世界に誇れるラボを作る!
45歳(教授):東大の医学部教育を根本から変える。教えることの前にやる気を出させることを重視する。
50歳:世界中で利用されるような教科書を執筆する。

なんて都合いいんだ。。。いや、でもいい!とりあえず仮説だもんねー言ったもん勝ちだし。大事なのはVisionを意識して今を過ごすこと。

以上考えてみて今なすべきなのは・・・
1.研究テーマを考え抜くこと
2.英語能力
3.コミュニケーション能力と広い世界


久々。

2008年06月30日 02時35分56秒 | Weblog
久しぶりに書くなー。わずか数報ではあるが昔はこんなこと考えてたんだーと感慨に耽った。15秒ほど。

久しぶりに日記を書く。触発されたから。ストイックな学科の同級生、ウェブで見たブログ、ハーバードに通うエネルギッシュな先輩に。あと坪田一男「理系のための人生設計ガイド」(講談社Blue Backs)

ここ1年くらいいろいろあって時折日記を書きたい衝動にかられることもあったが、書かなかった。一重にめんどくさがりのなせる業。

たぶん溜まっていることをすべて書くとまた続かないので今日はひとまずテーマを1つに絞ってかこう。それ以外のことはまたおいおい。