かわいい子には旅をさせよう（第１回目）

１１月３０日（土）～１２月１日（日）の１泊２日の日程で，小学校１年生と保幼年長児を対象とした「かわいい子には旅をさせよう」（通称：かわ旅）の第１回目を実施しました。

「自然の中で思いっきり活動することで，自然に親しむ心をはぐくむ」「宿泊体験活動を通して，基本的な生活習慣づくりを図る」ことが，主なねらいです。

１日目。まずは，「なかよくなろう！」。自己紹介と簡単なレクリェーションで，一気に室内が笑顔と歓声に包まれました。　「かもーつれっしゃ，しゅっしゅっしゅー・・・」

午後の最初は，「森のこうえんであそぼう！」。（ネイチャーゲーム）

その１：カモフラージュ～目立たないように置かれた人工物をよく見て探しました。「あれじゃない？」

その２：ミクロハイク～虫眼鏡を使って，足元に広がるミクロの世界を観察しました。「ふむふむ，なるほど」

その３：目かくしトレイル～１本のロープを頼りに，森の中を目かくして歩きました。

休憩タイム（自由遊び～ウラジロバッタづくり，落ち葉ソリ遊び，落ち葉体かくし，etc．）

午後の後半は，リースづくり。森の中で拾った木の実や松ぼっくりなどを使って，世界に一つだけのリースを作りました。

お片付けもよくできました。

夕食～特別メニューのから揚げ定食です。みんなよく食べました。お櫃からご飯をよそったり，湯のみにお茶を入れたりも自分（たち）でできました。

入浴を済ませ，いよいよ就寝。その前に学生ボランティアのお兄さん・お姉さんたちによる読み聞かせ。

布団敷きやシーツかけも自分たちで頑張りました。家が恋しくて最初涙が出る子もいましたが，しばらくすると，朝まですやすや寝ることができました。

２日目。６時に起床し，みんなで協力しながら布団をしまったりシーツを片づけたりしました。

朝食は，炊飯場でホットドッグ作り。ロールパンに手で切れ目を入れ，その中に具材を挟んで牛乳パックに詰め，かまどで焼きました。初めてとは思えないほど，手際よくできました。

最後の活動は，お待ちかねの「冒険の森」。怖がる子もいましたが，みんなで励ましあいながら全員無事クリアでました。

主催者側として，しかも私にとっては初めての事業で，このような年少の子どもたちを最後まで無事預かり，ねらいを達成できる，あるいは迫ることができるのか，大きな不安を抱えていましたが，そこは案ずるより産むが易し。子どもたちは，やはり一人ひとりすごいパワーを持っています。

Ｇｏ Ｔｏ Ｎａｔｕｒｅ ！！ ～ 江津☆自然 ～