8月20日(土)~21日(日)にかけ,県内各地より9家族のみなさんにご参加いただき,1泊2日の日程で主催事業「チャレンジ・ザ・サマー」を実施しました。
今年度は,新型コロナウイルス感染症拡大防止及び部分的休所により,参加人数(家族)や活動範囲・内容を例年より縮小しての開催となりました。
しかし,それを逆手に取り,事業のタイトルにある「チャレンジ」色を強めようと,2日間の4回の食事全てにマイギリ式による火おこし体験と炊飯活動を取り入れ,家族ごとに毎回「挑戦」しました。
☆火おこし体験
最初はなかなか火がつかず,苦労する様子も見られました。しかし,回数を重ねるごとに上達し,最終的に全家族とも火を起こすことに成功しました。
☆炊飯活動
1回目(1日目昼食)~ソロ炊飯~
2回目(1日目夕食)~バーベキュー~
3回目(2日目朝食)~ホットサンド~
4回目(2日目昼食)~カレー炊飯~
4回もの炊飯活動,さぞかし大変だったと思います。しかし,そこは家族。みんなで協力しあいながら,また,支え合いながらすべてやり切りました。
子どもたちは,自分でできることは進んで挑戦しました。お父さんやお母さんたちも子どもたちに教えながらも,任せるところは敢えて手を出さず,温かく見守っておられる姿が印象的でした。
その他の「チャレンジ」として…
☆泥団子づくり
☆光の芸術
☆ドラム缶風呂体験
☆冒険の森
宿泊棟が使用できないことにより,ケビン棟での宿泊となりました。エアコンがなく(扇風機はあり),暑さに少々寝苦しさを感じた人もおられましたが,これも”非日常”を味わう貴重な体験となったのではないかと思います。
2日間の日程を無事終え,帰路につかれる際のみなさんの笑顔がとても素敵でした。
子どもたちにとっては大きな自信になるとともに,夏休みのよい思い出になったことでしょう。そして,家族の絆もより一層深まったことでしょう。
参加いただいたご家族のみなさん,本当にありがとうございました。
<参加者アンケートの感想から>
○コロナ禍ということもあり,家族での活動の場も少なくなってきましたが,今回参加することができ,大変満足です。子どもの主体性が伸びないことで悩んでいましたが,今回をきっかけに向上してくれればうれしいです。
○初めて利用させてもらいましたが,自然がいっぱいで,日常生活では体験できないことができてとても良かったです。
○子どもはもちろん,大人も大いに楽しませていただきました。