静寂

Andante comodo

2009後期の振り返り

2009年12月31日 17時12分54秒 | 日記
演奏会本番の感想と反省をさぼってたら、ついに大晦日まで来てしまいました。
卒論に追われてじっくり書き留める時間もなくて…と言い訳。
でも書かないと心残りだし、簡単に書いていきます。

数えてみると、後期にあった本番は6つ。
意外とたくさんのってたらしい。

・9/20(日) ファミリーコンサート
・9/27(日) Orchestra Neunte 第14回定期演奏会 
・11/15(日) コープこうべ 第九・メサイア
・11/29(日) 大阪シティオーケストラ 第6回定期演奏会
・12/6(日) IPUNI・EsBrassジョイントコンサート
・12/19(土) 三大オケ クリコン

9月分は昔書いたので、ここでは11・12月分を書きます。


◆11/15(日) コープこうべ 第九・メサイア
G.P.Handel メサイアより抜粋 (Tp 1アシ)
L.v.Beethoven 交響曲第9番

バロックはずっと高音なのできつかったです(笑)
それはおいといて、(訓練された)大人数の合唱と一緒に吹くのはなかなかおもしろいです。
ペットがかき消されるかと思いました。


◆11/29(日) 大阪シティオーケストラ 第6回定期演奏会
L.v.Beethoven 歌劇「フィデリオ」序曲 (1st Tp)
A.Khachaturian 組曲「仮面舞踏会」(2nd Tp)
A.Dvorak 交響曲第7番 (2nd Tp)

全曲乗りをして初めて体力持った気がします。
やっぱり後半が下吹きなのは重要な要素。
ドボ7は、まぁ好き勝手に下吹きを楽しんでました♪


◆12/6(日) IPUNI・EsBrassジョイントコンサート
すぎやまこういち ドラクエより「序曲(ロト)」「冒険の旅(IIIのフィールド)」
大野克夫 名探偵コナンのテーマ
久石譲 ジブリメドレー(ナウシカ→トトロ→(中略)→ポニョ)
G.Gabrieli Canzona per Sonare 2
G.Farnaby Fancies, Toyes and Dreames より抜粋
(金管五重奏 常に1st Tp)

逆に体力が全然もたなかった…
1曲目から唇がボロボロでしたよ。
金5だと休憩できないのが大きいんでしょうね。
ただ、後半はあきらめのせいか、逆にいい音が出ました。
謎です。


◆12/19(土) 三大オケ クリコン
M.Ravel ボレロ (Picc Tp)
クリスマス・キャロル集 (合唱 Bass)
すぎやまこういち 交響組曲ドラゴンクエストIIIより「序曲」「そして伝説へ」 (指揮)
J.S.Bach ブランデンブルク協奏曲第4番第3楽章 (Solo 1st Recoder)
G.Holst 第1組曲よりシャコンヌ、マーチ (吹奏楽 Tp 2nd)

奇跡の5曲乗り。
フル参加して規定曲数以内、って初めてかも。
でも濃さはいつも以上です。
1つの楽器(棒・声含む)につき、1曲ずつですから。


これでこころおきなく2010年を迎えられます。

今年も色々なところでお世話になりました。
皆様良いお年をお迎え下さい。

ドラクエ3の音源各種

2009年12月17日 03時26分45秒 | 日記
クリコンでやるので復習してるとこです。もちろん音だけ。

ソフトはファミリーコンピュータと一緒に買ってもらったような気がします。
発売が1988年2月なので現役のほとんどは生まれてなさそうな予感…

スコア見てると、元が3和音+ノイズで出来てるなんて信じられません。
EとE♭の合成和音を、このスペックで表現してるとか意味がわからない。


そして今日のメインコンテンツ。

金5版のドラクエはよく聴く(むしろ吹く)けど弦楽四重奏版もあったみたい。
クリコンでやる3曲が全部あったので載せときますね。
ついでにゲーム音源とN響の演奏も。

◆序曲(ロト版)
ファンファーレがなんかかわいい(笑)

FC音源 (序曲)
SFC音源 (序曲)
N響 (序曲)


◆Fighting Spirits
1曲目のヴィオラがかっこよすぎです。
でもそんなことがどうでも良くなるほどの、無駄なカデンツァ。

FC音源 1曲目(戦闘のテーマ)
FC音源 2曲目(アレフガルドにて)
FC音源 3曲目(勇者の挑戦)
SFC音源 1曲目(戦闘のテーマ)
SFC音源 2曲目(アレフガルドにて)
SFC音源 3曲目(勇者の挑戦)
N響 全曲(Fighting Spirits)

◆そして伝説へ…
これはやっぱりトランペットがないとしまらないなぁ。

FC音源 (そして伝説へ…)
SFC音源 (そして伝説へ…)
N響 (そして伝説へ…)


並べて聴くと、FCからSFCの進化ってかなりすごかったんだと思う。
それに比べるとPSからPS2って音源に関してはそこまで驚きがないかも。
でも、なんだかんだでファミコン音源が一番好きです。



◆おまけ
ロンドンフィル (天空版序曲)←金管がかっこいいので参考に
アレフガルド交響楽団 (そして伝説へ…)←オケ名に釣らr(ry

ハイドン・フィル&ハンス・ガンシュ

2009年12月06日 04時16分26秒 | 日記
久しぶりにプロの演奏聴いてきました。
って言うと、色んな人から疑いの眼差しで見られるのですが事実です。

今までの人生で、
 オケ・オペラ:8回
 室内楽・アンサンブル:3回
 舞台裏etc.:4回
だけ。数えられる自分にも驚き。
逆にアマチュアだと今年だけで上の数字くらいかも。


で、その8回目のプロオケ鑑賞記。
あまりの感激に文が長ったらしくなりそうです。
念のため先に謝っておきます。
m(_ _)m


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オーストリア・ハンガリー・ハイドンフィルハーモニー
指揮:アダム・フィッシャー
Tp:ハンス・ガンシュ

柿沼唯:ハイドンの庭(委嘱作品 初演)
ハイドン:交響曲第45番 嬰へ短調「告別」
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
ハイドン:交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」

アンコール(Tp solo) ジョイ・ウェッブ:シェア・マイ・ヨーク
アンコール(Tutti) ハイドン:歌劇「報われた誠意」序曲
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色んな意味で微妙にマイナーだけど気にしない。
そのおかげで、個人的に大注目の演奏会なのに、
当日学割券を狙える余裕ができたわけです。

オケ&指揮者は史上2回目のハイドンの全交響曲録音を達成した人たち。
(どの曲も安心して楽しめるクオリティ)
ソリストは高校の時からのあこがれのラッパ吹き。
(アルプス交響曲:小澤/WPhのTp soloは異常です)

1曲目はこの日本ツアーのための初演作品。
実際は3回目の演奏になるんですかね。
解説によると、ハイドンの「時計」と日本の「楽の音」が結びついた曲とのこと。
それだけなら機会作品みたいですが、聴いててすごくおもしろかった。
お寺の中を散歩してるときに、ふと周りのビルが目に入る感じ。
ハイドンの部分が現代に感じるのはなんでだろ?
あと、不思議な透明感の秘密を作曲者さんに聞けばよかったなぁ…
サインもらいに行ったときに少し話したのに、すっかり忘れてた。

次は某ニューイヤーコンサートのせいで今年やたら流行っている「告別」。
おなじみ終楽章では、1stホルンはやたら動くし、コンマスよりも先に指揮者が消えるし、しっかり遊んでました。
ん~なんか似たような演出を某Nオケで見たような…
第1楽章のボウイングが熱かった。最初からオールダウン!
ボウイングといえば「ロンドン」のフィナーレもすごかった。
速い2/2拍子の4分音符2つのスラーを、一弓で両方にsf付けるとかw
あれはなかなか真似できないと思う。

休憩(-。-)y-~~

さぁ本日のメインディッシュ。
トランペットケースを持った学生をたくさん見かけましたしね。
先に書いておくと、なんとなく本調子ではなかった気がします。
でもそんなことを割り引かなくても音色も音楽も素晴らしかった。
あの京コンで音が突き抜けてくるなんて、なかなか体験できません。ねぇ皆さん(笑)
口笛みたいに中音域吹いたり、太いハイノートでしかも輝いてるし。
アンコールでは、無伴奏でたっぷりその音色を味わえました。
それにガンシュが他のソリストと違うのはオケの首席を20年以上やってたこと。
ソロパートが部分的にTp 0th(or 3rd)みたいに動く箇所があるんですが、
そこがオケからはみ出ていないんです。音色もリズムも。
やっぱり僕にとって理想のペット奏者です。

お客さんの大半はコンチェルトがメインディッシュですが、
一応本当のメインは「ロンドン」です。
事前に同じオケ&指揮者のCD聴いて行ったんですが、全く違う演奏でした。
まぁ20年以上も昔の録音ですしね。
一番おもしろかったのは第3楽章。
Hrはトリルの箇所増やすし、Tpは勝手に(?)フラッターしてるし、
挙げ句の果てに木管はフラッターとトリルの合わせ技まで見せてくれました。
あ、もちろん楽譜(Philharmonia版)にはそんなこと書いてません。
だがそれがいい。

アンコールではホルン2人が大活躍してました。
曲中にホルンのみのファンファーレが3回あるんですが、毎回違うとこから吹いてました。
 1回目は、普通に舞台袖(たぶん下手の後部扉近辺)
 2回目は、客席の1L2扉前
 3回目は、2R6扉を開放して、ロビー(?)で強奏
ホームページによると、この2人組はこういうことばかりしてるらしいです(笑)
そういうの大好き☆


こんな感じで全曲書き終わりました。
要約するのが面倒くさくなって自分の記録のためにたくさん書いてしまいました。
読んでくれた方、お疲れ様です。

これで少なくとも今年いっぱいはがんばれそうです。
最近妙に疲れてたけどしっかり充電できました。
10時間後にしっかり放電してきます。

そろそろ寝なきゃなぁ。
生駒9時集合はけっこうきついぞ。

Googleさんから日本語入力ソフトが出たそうで

2009年12月03日 16時15分02秒 | 日記
早速試してみました。
Google日本語入力(beta)

変換精度はもっと長く使わないと分からないけど、予測変換がおもしろいです。
基本的には3文字入れたら予測変換候補が出るらしい。
個人的には「ツェムリンスキー」とか「クライバー指揮」が予測で出てくるあたりなかなか使えます。
GoogleらしくWeb上から辞書を生成してるから、新しい固有名詞には強そう。
いろんな記事読んでてもゲームとかアニメのキャラ名が予測で出てきて狂喜乱舞してる人が多かったです(笑)

予測変換のおかげで少なくともMS-IMEよりはストレス感じません。
特に携帯みたいに文節ごとで変換する人には重宝しそう。
ただ、長文を打った時のATOKにはまだかなわない気がする。

MS-IME・ATOKとGoogleで変換辞書のベースが違うのはそのうち効いてくるかも。
前者は「きれいな」日本語が目標だし、後者は「今使われている」日本語だと思う。
何が「きれい」かは定義が難しいだろうけど、使い道によって向き不向きは出ますよね。


あと、名前にひねりがなさすぎるので何か考えて欲しいな…(^^;)

せんでん

2009年12月03日 16時06分23秒 | 日記
演奏会の宣伝です。だいたいコピペです。


WindQuintetIPUNI/EspansivoBrassQuintetジョイントコンサート

場所:生駒市コミュニティセンター文化ホール(@生駒)
開場:13:30
開演:14:00

プログラム:
すぎやまこういち 「ドラゴンクエスト」より
久石譲 ジブリメドレー
クルークハルト 木管五重奏曲
アーノルド 3つの水夫の歌


入場無料


フィロと時間がだだかぶりなのは気にしない。

生駒って大阪経由と奈良経由のどちらが早いんだろ…
滋賀は近鉄の眼中にないからなぁ。


演奏会の感想はこれが終わってから3つまとめて書きます。たぶん。