Ragtime Cafe-GINA

ロカビリーな匂いのするレストランバーを営んでいるマスターと周辺の仲間達の日記

オン・ザ・ストリート・コーナー〓

2015年06月26日 08時04分26秒 | イベント


街角のショールームに飾ってあるマイクを
もの欲しそうに見つめている
1人の黒人風の青年

JB・コースケ・Jr

彼は貧しい家庭に育ち、
幼い兄弟達の学費を稼ぐ為に
街角で靴を磨き
寂れたレストランで皿を洗う毎日なのだ…

そんな彼には夢があった

この貧しい生活から抜け出す為に
バンドを組んで
スターになる事だ

彼は
昔から人前で
歌ったり
踊ったりする事が好きだった…

でも楽器を買うお金も無く
マイクを買うお金も無い…

バンドを組む仲間もいない…

ステージで着る
スーツも買えないのだ…

でもアカペラで歌うなら楽器もいらないし
お金もかからないので
彼は毎晩1人で
街角に立ち歌い始めたのだ

夜の街角で歌っていると
酔っ払いに絡まれる日もあるし
からかわれる日もある…

頭にドローンの着地点を作られたり

謎のキャラクターに変装させられたり

マスクを被らされて闘わなければならない時もあるのだ

時には
助っ人外国人選手になり
盗塁をキメなければならない時もある…

それでも
彼は歌う事をやめなかった…


続く…

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。