ある♀社長の由無し事

実名のブログやFacebook等でなく、匿名だから言えることを綴っていきます。

「日展」不正審査問題

2013年11月02日 | 時事放言
日本で権威ある公募美術展「日展」の
ある年の「篆刻」部門で
本来公平であるはずの審査が
実は入選者を有力会派に
割り振っていたという問題が
報道されました。


実は
私の母は書道をやっていて、
その世界ではかなり有名な
とある会派に所属して
お家元から直々に
指導を受けています。

母はその会派では
何の役職にも就いてませんが
直弟子という立場にいるせいか
書道の世界のあれやこれやを
耳にすることも多く、
今回の「日展」報道も
特別驚くこともなく
「きっと今度のお稽古では
 この話題で持ちきりになるわね~」
という感じの反応でした。

母でさえこうなのだから
今回の報道を聞いて
「何を今さら・・・」
と思った書家も多かったのでは?

一応、外部の有識者を交えた
調査委員会を立ち上げて
今回の問題の検証をするようですが
「真実」がどこまで
解明されるか・・・ですね。
形式的なもので終わってしまう
気がしないでもありません。
「体質」がそう簡単に
替われるものでもないでしょうし。