フシグロセンノウ

フシグロセンノウ(節黒仙翁)はナデシコ科の花で薬用植物です.北海道～九州に分布し,山地の林下の半日蔭に自生する多年生草本です.学名はLychnis miqueliana Rohrb.で,lychnisが緋色,焔色の意味,miqueliana(オランダ植物学者A.W.Miquel氏の)のことから,ミクエル氏に因み,花が緋色の植物の意.和名は節が黒いことによる.花期は７－９月.

高知市の牧野植物園ー3

高知市の牧野植物園ー3
近代的な建物

ベニバナ

ベニバナ(紅花)はキク科の花で薬用植物です.エジプト原産の越年生草本です.学名はCarthamus tinctorius L.で,carthamusが染める,tinctorius(染料の)のことから,染料植物の意.和名は紅を取る花のこと.花期6－7月.

高知市の牧野植物園ー2

高知市の牧野植物園ー2
新入口(山の上にあります.)
入り口は二か所あり,これは山の上の新しい入口です.この入口から入り,下りながら.見学し,旧入口から出ると良いのです.園内は広いので.

ハマニンドウ

ハマニンドウ(浜忍冬)はスイカズラ科の花で,本州,四国,九州,沖縄に分布し,海岸の浜地に自生するつる性低木です.花ははじめ白色だが,その後黄色に変色する.学名はLonicera affinis Hook. et Am.で,Loniceraが植物学者Lonicer氏,affinis(酷似した)のことから,キダチニンドウに酷似し,Lonicerに因む植物の意.和名は海岸に自生するニンドウのこと.花期は6月.


花が黄色に変色.