2011年2月12日(土)~19日(土)まで、
シルクスクリーンの作家、 鎌谷伸一氏 の 遺作展 を開催しております。
学生、そして助手としての芸大時代や、
30年間指導にあたった女子美術時代に関わった方々や、ファンの方々などで、
連日多くの方がいらっしゃっています。
鎌谷伸一氏は、ユーモアのあるお人柄で親しまれた方でしたが、
その反面、作品はとぎすまされた繊細な美しさに満ちています。
98年、99年と、「ギャラリーゴトウ」開廊時代に個展を開催し、共に歩んでいこうとした矢先、
病に倒れ、制作もできなくなりました。
でも、80年代を中心とした作品は、今も新鮮で、
凛とした 日本的な美をも含んだ モダンな美しさに 満ちています。
画廊に満ちる 柔らかい光、ひき算の美学。
こんなに一同に、鎌谷作品を見る機会はありません。
ぜひ、画廊にて ご高覧ください。
最近、出版されました版画集につきましては、こちらのブログの最後に記載しております。
版画集もできました。 1冊 3,150円で販売しております。