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いろいろメモ(仮)

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とんとんみずき橋にみる技術屋と技術者

2014年03月28日 | 技術関連
朝の情報番組で日本一の木橋である「とんとんみずき橋」(千葉県野田市)の現状について報道していた。
施主の説明は25年はメンテナンスフリーということだったが、わずか10年で通行禁止になり、その後修復不能(コスト・落橋リスク)で橋体がもうすでに撤去されている。
なぜこのような事態になったのか?
それは最終的な判断をした技術者が無能だったのだろう。
構造計算は問題ないと思う。材料もおそらくデータ的には耐久性が確保されていたのだろう。そして使用環境も大きなくくりでは影響を考慮していただろう。
しかし、これはそれぞれバラバラな会社の技術者たちが検討している場合が多い。そしてこれらの検討をまとめるのが設計者(会社)だ。
総合的な観点に基づいた判断ができなっかたのが原因と思われる。
「部材の組み合わせで強度や耐震性に問題は無い」
「この使用条件では材料の耐久性は大丈夫」
「この土地の環境条件では急激な劣化に至らない」
これらを組み合わせて考慮しなければならないところを、各々の検討データだけで判断したのではないだろうか。
結果的に、構造的に常時湿潤状態な箇所があり、局部的に非常に腐りやすくなり、そこが耐久性に大きな影響を及ぼした。

この総合的な判断の技術者の能力が足りない場合が非常に多いと感じる。
私の職場も例外ではない。技術力が乏しいのだ。
わからないことは、メーカーやその分野の専門家にすぐ聞いて丸投げする。
知識が無いからその結果がほかにどのように絡んでくるのか想像もできない。

技術があるように見せかけて金を稼ぐ「技術屋」が増え、社会のために努力する「技術者」が激減した結果である。

年度末

2014年03月27日 | 日記
あと4日で今年度も終わります。
来年度も今のところで働くことになりました。
しかし、給料は激安、プライドはズタズタ、やりがいのない業務・立場でやる気が全くでてきません。
心はとっくに今の職場から離れています。
当然それは周りにも丸わかりでしょう。自分にも職場にもマイナスな状態が続きます。
おそらくやる気はもう戻らない。しかし周りに悪影響を与えないように勤務しないといけない。
頑張らずに頑張るしかない。

技術士 コンクリート診断士

2014年03月05日 | 資格試験
3月3日は技術士の合格発表があった。合格していた。
他の人と違いあまり喜びはなかった。
なぜなら技術士になったとしても自分の思い描く活躍が期待できないからだ。
よく技術士はゴールではなくスタートラインだと言われるが、私もそのつもりでいたのだが早くもそのスタートで躓くことに。

そして本日5日にコンクリート診断士の登録証が届いた。
この資格もおそらく活躍の場は少ないだろう。

自分の生き方を見直す時期が来たようだ。

RCCM

2014年02月28日 | 資格試験
本日RCCMの合格発表があった。
私の所属する部署でも数人(3人?)受けていたはず。
しかし「おめでとう」「よかったね」といった声は全く聞こえてこなかった。
私が席を外している時にあったのかもしれないが。
RCCMとは簡単に言うと委託業務(調査・設計など)の管理技術者ができる資格で長い実務経験が必要となっている。
合格のためには設計で手を動かすことよりも、入札の知識、品質向上の知識など管理する側の能力が必要である。
技術士と似ているところがあるが、技術士はさらに「資質」が必要な資格である。

落ちた人間を見ると「資質」などは微塵も感じられず、「管理する側」の能力にも乏しい。
業務を遂行するにあたって普段の心がけが足りないのだろう。仕事を進める方向性が悪いのだ。

私は去年に続いて合格した。管理する能力を勉強し、身に着ければ合格するのは容易い試験だと思う。

土木学会認定 土木技術者資格制度

2014年02月11日 | 資格試験
先月末 土木学会の土木技術者資格の合格者発表があった。
8月に1級土木技術者資格の筆記試験(コースA)を受けて半年近くたっての合格発表だ。
結果は合格
分野は鋼・コンクリート。なんと合格者は全国で4人(コースB:口述試験を含めれば6人)しかいない。
と言っても受験者は16人だったから合格率は25%もある。
この資格は2級、1級、上級、特別上級と4段階ありそれぞれの専門分野が細分化されて非常に多岐に分かれている。
自分の感じた難易度は他の似たような資格と比較して

1級土木施工管理技士<RCCM<1級土木技術者資格<<技術士

と感じた。
試験問題は難しくない・・が、範囲が広く絞ることことが出来ない。(とはいっても専門分野のみだが)
広く深い理解が必要な試験といえる。軽い気持ちで受けても合格しないだろう。
来年度は上級を受けるつもりだが、その前のRCCMと技術士の合格発表を待たねばならない。