灼熱Inland Empire “育児” 奮闘記

南カリフォルニアはリバーサイドでの研究活動と生活の一端をまとめたブログ.パーマネント職をゲットするまでは続けるつもり.

デンマーク旅行記 その弐

2005-08-29 15:28:48 | 個人的な話
8月16日:オーデンセ観光.オーデンセはかの有名な童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン生誕の地として有名な町.と言うことで,まずはアンデルセン博物館へ.今年は生誕200年だとかで,そのせいか分からないが,博物館はかなりの人.その後街中のカフェで昼食を食べて,アンデルセン子供時代の家とアンデルセン公園へ.アンデルセン関係のところばかりになってしまったが,時間もなくなったのでそのまま次の目的地オルボーへの電車の旅.オルボーはデンマーク北部の中都市で,オーデンセから電車で4時間くらいのところにある.オルボーに日本から友達が留学に来ているので,そこに泊めてもらうことになっている.電車の旅は超快適で,無事オルボー到着.友人宅では,久しぶりに日本食を食べることができ感謝.前の晩の疲れもあり,早々就寝.

8月17日:オルボー観光.午前中はオルボータワーに上って,オルボーを一望.こじんまりとした,小さな町で,住むのにはいいかも知れない.昼はオルボー中心部のにぎやかなところで食べ,少し街中を散歩.その後友人が留学中のオルボー大学訪問.彼の研究仲間と,2時間近く色々な話をした.帰りにデンマークのスーパー見学.ほとんどの店は5時には閉まってしまうそうで,街中は人気があまりなかった.さらに日曜日はほとんどの店が休みだそうで,ずいぶんと日本やアメリカとは違う習慣に,やっぱり住むのは大変かも,と思いなおしたりも.

8月18日:朝早くオルボーを出発して,デンマーク北端の地スケーエンへ.フレデリクスハウンにて電車を乗り換えて,最後は私鉄を使い2時間ほどで無事到着.この私鉄はRail Passを持っていても載り放題ではなく,半額料金を払うことに.半島の北端のグレーネン岬までは,駅からさらにバスで20分ほど(歩いても1時間で行けるとのこと).バスは1時間に一本なので,次のバスが来るまで昼食をイタリアンレストランで済ます.陽気なイタリア人のお店で久しぶりのイタリアンをおいしくいただく.バスでグレーネン岬の近くまで行き,そこからはトラクターが引っ張るバスに乗って,砂浜を岬の先端の砂州に向かう.かなり揺れた.砂州のところは二つの海流がぶつかるところで,砂州の形は年々変わっているそうだ.かなりの数の観光客がいた.靴を脱ぎ,先端の先端まで行って写真を撮る.水はかなり冷たく,もう海水浴は無理かな.帰りはトラクターバスに乗らずに,砂浜を歩いてバス停まで向かう.途中大量のクラゲが打ち上げられていた.また電車を乗り継いでオルボーまで戻り,友人宅で再びご飯をご馳走になる.

8月19日:オルボーを出発して,再び快適電車の旅でコペンハーゲンへ.週末だったことも影響したのか,直行便の席が満席で確保出来ず,オーフスで乗換える便を使わなければならなかった.無事コペンハーゲンに戻り,最初に泊まったのと同じホテルにチェックイン.今回の部屋は洗面所(風呂トイレ共通)が恐ろしく狭かった.トイレ・シャワー・洗面台が仕切りなく1畳くらいの部屋に詰め込まれていた.トイレと洗面台までならありえるが,そこにシャワーと言うのはどう考えてもやりすぎ.いずれにしろなんとも不思議な空間だった.昼食後,スウェーデンのマルメ観光へ.海峡を渡る橋が数年前に開通したので,コペンハーゲンとマルメは電車でわずか35分.初のスウェーデン訪問.マルメ城を見て,繁華街(ちょうどお祭りだった)を通って2時間ほどで再びコペンハーゲンに戻る.スウェーデンにも入ったと言う,記録のためだけに行ったようなものだった.コペンハーゲンでは少し街中を歩いて,翌朝早いので,早めに夕食を済ませて就寝.

8月20日:朝6時20分の飛行機なので,4時半にはホテルを出ようと言うことで,結局ほとんど寝ることなく,空港へ.帰りは各乗り継ぎ地点で,6時間ほどの乗り換え時間がある.アムステルダムでは,有料インターネットをやったり,本を読んだりして時間をつぶし,空港内の寿司バーで寿司を食べて(結構うまい)ようやく出発.ミネアポリスでは友達夫婦が住んでいるので,空港まで迎えに来てもらい,友達宅でお茶して,近くのイタリアンレストランでディナーを一緒に.そしてコペンハーゲンのホテル出てから24時間以上かかって,ようやくオンタリオ空港に到着.最後はとっても疲れた長旅でした.

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