あまのじゃくのお話をミュージカルで見ました
あまんじゃく|伝説・世間話・むかし話|伝統・民話|一般社団法人宮島観光協会
うりこひめとあまのじゃく
という昔話が あまのじゃくを知った初めてのお話
あまのじゃくは 人の言うことは全て反対に聞く性分で育ったということですが、
これは あまのじゃくがへそ曲がりだから?
そうじゃないと思います。
疲れていても 元気よという母親。
病気で辛そうなのに 大丈夫よという母親。
そういう優しい親の下で育ったのではないでしょうか。
あまのじゃくは 乳幼児のころは母親の心の声がなぜか聞こえていました。
母親は 身体はへとへとに疲れているのに
口から出てくる言葉は 周りのみんなを気遣い
「元気よ」と反対のことを言うのを
あまのじゃくは聞いています。
本当は 酷いことを言われて悲しいのに、
「わはは、おかしいわね」などと
笑っている優しい母親。
本当は 怒っているのに、
涙を流して 「悲しいわ」という母親。
直接相手に感情をぶつけたり、
思ったことを口にしたりしたら、
相手を傷つけてしまうからと
本心を隠して隠して
思いやり溢れた母親。
そんな母親の下で育ったのが「あまのじゃく」
あまのじゃく誕生の物語などあったら知りたいと思いました。
おばあさんがあまのじゃくのミュージカルの脚本を担当したなら、
上記のように、
あまのじゃくは あまのじゃくなりに
言葉というものを解釈していて、
それは思いやりだと優しさだと信じて
すくすく育ったものがたり。
みんなに疎外されてしまう前の
あまのじゃく物語り