☆元気がでる!お参りブログ☆ by心経営塾

全国の美容師さん&理容師さんへ【元気パワー】をお送りします♪

言葉のコントロール

2007年03月06日 | 心経営塾
さて、いつも感じることですが、

普段の言葉遣い、言葉の癖、それを聞けば、
その人の思考が分かり、
未来が分かります。



「時間がない」

「わたしには出来ない」

「明日から」

「大変だ」

「いつかしようと思っている」

「だって~」

・・・・・・・・


何気ないほんの些細な言葉遣い。

それが、その人のパラダイムを創り上げます。

言葉によって見えるものが影響され、

言葉によって思考が影響され、

言葉によって心が影響される。



言葉のコントロールを失えば、
人生のコントロールが奪われます。


言葉のコントロールを習得すれば、
人生のコントロールが与えられます。



言葉は心のあり方を示すバロメーター
言葉はその人の「過去、現在、未来」そのもの。



言葉のコントロールを失えば、
人生のコントロールが奪われます。
言葉のコントロールを習得すれば、
人生のコントロールが与えられます。


言葉のコントロールを失えば、
人生のコントロールが奪われます。
言葉のコントロールを習得すれば、
人生のコントロールが与えられます。


言葉のコントロールを失えば、
人生のコントロールが奪われます。
言葉のコントロールを習得すれば、
人生のコントロールが与えられます。


その人の言葉を聞けば、その人の未来がわかる!

その人の言葉を聞けば、その人の未来がわかる!

その人の言葉を聞けば、その人の未来がわかる!


ありがとうございました!

騙されるな

2007年03月04日 | 心経営塾
あるスタイリストさまから、「自信なくしそう・・・」というメッセージを
いただきました。
生きていますと、いろいろあります。
といいますが、いろいろあるように、自分が人生のシナリオを
選んで生まれてきています。
だから、この世で起きたことは、
すべて!この世で解決できます。

わかっちゃいるが・・・
「周りから心配されて、頑張れと言われるのが負担だ」と。
だから、ワタシたちは「頑張らなくていいから、楽しんでね!」といいます。
みんな本当に、がんばっているんですよね。
それで更に、「これ以上、どう頑張ればいいの!!!」と
なるんでしょう。わかります。わかります。

もしもこれからも、何かのプレッシャーに
つぶされそうになったとき、この言葉を思い出してください。

過去の元気ブログからの抜粋です。

北野武さんの言葉です。





『騙されるな』

人は何か一つくらい誇れるものを持っている

何でもいい、それを見つけなさい

勉強が駄目だったら、運動がある

両方駄目だったら、君には優しさがある

夢をもて・・・

目的をもて・・・

やれば出来る・・・





こんな言葉に騙されるな!

何も無くていいんだ

人は生まれて 生きて 死ぬ

これだけでたいしたもんだ

騙されるな 





ありがとうございましたm(__)m

「水五訓」から「水六訓」へ

2007年03月03日 | 心経営塾
「水」の不思議に
魅了されてやまない人間のひとりです。

・・・水は、気体・液体・固体の状態を相転移します。
この地球上の人間を含む生命あるものすべては
この「水」により、ネットワーク化されています。
命そのものです。

地球上の「水」と「陸」の割合は、約8:2。
(かなり7:3にも近いのですが)
私たち人間の身体の「水」も、約8割。
(これも、かなり7割に近いのですが、赤ちゃんは8割ぐらい)
そして各業界における「売上」も、全体の2割が出していると
言われています。

2.5兆円市場規模といわれる、理美容業界においては
全体の2割のサロンが、この額の8割を出している。と考える。

いちサロンの年間売り上げは、全体のスタッフの2割が
生み出している。

いわゆる、皆さまご存知の、8:2の法則(パレートの法則)
と呼ばれるもので、厳密には、7:3にもなりうる。ということらしい。

パレートは、「水」からこの法則を思いつた訳ではないと
思いますが、「水(大自然)」は、私たちに
さまざまな法則を教えてくれている・・・と感じるわけです。

さて、今日は、大スキな「水」にかかわる詩をひとつ
ご紹介いたします。


【水五訓】

1:自ら活動して他を動かすものは水なり
2:常に己の進路を求めて止まざるは水なり
3:障害に遭いて激し、その勢力を百倍にするは水なり
4:自ら潔うして他の汚濁を洗い、しかも清濁併せ容るるは水なり
5:洋々として大海を満たし、発して雲となり雨と変じ、
  凍って玲瓏たる氷雪と化し、しかもその性を失わざるは水なり


この【水】の部分を「私(自分)」という言葉に置き換えて
読むと良いのだと、水は教えてくれています。

黒田如水の詩ですが、
黒田如水とは、豊臣秀吉の頭脳こと「黒田官兵衛」です。
秀吉も恐れるほどの優秀な参謀であった官兵衛は
やはり時は戦国時代、自らも天下を治めたい!という
野望を持っていたといわれます。
歴史に登場する人物には、官兵衛と同じように
すぐれた才覚を持ちながら、天下をとれずにいた人物は多いです。
しかし、どうしてこれだけの人物が天下がとれなかったのでしょう?
地の理、時の理、天の理。いわゆる3つの理で語られることが
多いのですが、最も重要な「天の理」。
きっと官兵衛には、天下を治めることが「目標・目的」と
なっていたのではないかと思います。

要するに、天下を治めた後のビジョンが無かった。

信長にとって、天下を治めることは「目的」ではなく「手段」で
あった。歴史的背景から、国内が乱れに乱れていた戦国時代。
これは当時の公家や寺が腐敗しきっていると考えた信長は
”天下布武”という大儀があった。
これも、「武力で天下を治める」といわれることが多いが
おそらく、「武家こそが天下を平定し、治める」説の方が納得できる。

これらは現代にも通じることで
「お金儲け」を「目的(目標)」とするか?
「お金儲け」を、何らかの大儀を達成する「手段」とするかで
「お金儲け」の内容が変わってきます。

水五訓は、5つの教えからなり、すばらしいものですが
できれば、6つめに・・・

6:水(私)は万物の源であり、すなわちその存在は、
  利他(まず相手の利益)こそを使命とする。

・・・という、心の時代における「水六訓」。
これで水の相転移が「手段」となります。

ありがとうございました。

「運」

2007年03月02日 | 心経営塾
奈良県にある
日本最古の神社といわれる
玉置神社にて・・・
http://tamakizinjya.hp.infoseek.co.jp/

「運」について・・・考えてみました。

今まで教わってきたこと、学んできたこと、
実際に体験し見聞きしたことを
ゆっくり時間を掛けて思い返してます。


☆『運気』

まず「運気」というモノがあるそうですね。
その運気を動かし勢いをつけると良いそうです。
その運気の「気」は「気づき」だと思いました。
今まで“どんな人でも、どんな状況や形であれ”
生きてきくるには少なくとも食べているのですから
多くの生命の犠牲があります。
生きたくてもそれが出来なかった人もいます。
七五三といわれるくらい、
昔は三歳五歳七歳の節目まで生きながらえるのは
難しかったそうです。

何らかの環境や偶然の奇跡や、
何かの加護やおかげさまの上で
生かされているのだと思います。

奇跡の上に立ってこれたという
「運の良さ、強運の持ち主であること」に
気がつき感謝するエネルギーが「運気」と考えてみました。
難しい表現や綺麗な表現をはぶいたとしても
「今生きてる」と感じるだけで運気になるのだと思います。
(運気というモノが実際はどういうモノか解りませんが)
自分には運がある事に気づくことが
「運気」だということです。

☆『運動』

教わってきた中で「運は動より生ずる」というのがあります。
道教の教えで「運動」の語源だそうです。
まず、動くことらしいです。
新学期や社会人スタートのとき
髪を切るのも気持ちをリセットして
新たなスタートをするためらしいですね。
新たなスタートはつまり新しく動き出すためでしょう。
焦ってやみくもに動くのは考え物ですが、
まずどんなことでも動くのが良いらしいです。
明るい、新たな、ありがとうの気持ちで
動けたらそれはすごいことだと思いますが、
なかなか心底悩んで落ち込んでいるようなときは、
心も体が動かないモノです。
だからこそ、心底悩んで落ち込んでいるようなときは、
何も考えずただ動くだけでも良いらしいです。

☆『運勢』

運に勢いと書いて「運勢」は字のように
運気というモノを動かしていると
やがて勢いがついてくると思います。
勢いとは必ずしも突き進むようなモノばかりではなく、
穏やかで静かな勢いもあります。
穏やかで静かな勢い
穏やかで静かな勢い
それが良い勢いと思います。

それらが姿に現れ、
姿の勢いで「姿勢」という言葉が出来たとも言われています。
運の悪い人の特徴に「姿勢」の悪さがありますね。
「姿勢」って、[身体]の姿勢は、もちろんですが、
言葉・心・規則正しい生活習慣・身の周りの姿も
同様ですね。

愚痴不平不満・意地汚い・不規則な生活・汚い身の周り
なんて姿勢の悪さの最たるものです。
きれいな「姿」の勢いにより「運」、
言い換えてみれば「ツキ」みたいのが来るのでしょう。
自分の波動や考え方(性格や性質)を、
「運性」と言ってもいいかもしれません。
とりあえず笑顔になるだけで姿の勢い(姿勢)の
「運勢」も性格性質の「運性」も善く見えます。


笑顔でいたり、元気に挨拶が出来たり、
感謝したり、ご飯を美味しく食べたり、掃除したり、
美しいモノを見たり聞いたり感じたり、
優しい言葉を掛けたり、状況を楽しむこと、
無理してそれらをする必要も無いと思いますが、
それらが運気運勢を上げるのらしいですね。

ちょっとレベルの高い運気にしたいなら、
あまり、物・人・事に執着しないようにしたり、
悪口を言わなかったり、
一般的に大変な時そこで愚痴らないなどが
やはり運気を上げるらしいですね。



そのような事をひとつひとつふまえ見えてきた考え方が
自分の心を解放してくれました。

そして、「運」が良くなるとどうなるか考えてみました。
どうやら

“運が良くなると願いが叶うのでは無いようです。”
(ここが勘違いでした)

運勢が良いと

願い事が “ 叶っても、叶わなくても ” 

なんと!自分にとって心地よい状況になる。


運勢が悪いと

願い事が “ 叶っても、叶わなくても ” 

なんと!自分にとって心地よくない状況になる。


だから状況を変え解決しても運勢が良くなかったら、
願いが叶っても「こんなはずじゃなかった・・」と思い
運勢が良いと願いが叶わなくても
「ありがたいなぁ」と思えるのでしょう。

ここがすごいと思います。

願いが叶うことばかり考えてしまいますが、
そこはあまり関係ないと思えたのです。
ハタから見た目も関係ないようです。
(もちろん何か願い事が叶うのも状況解決なども必要ですし、
それに向かう心も行為も大切だと思います。)

周りの状況や噂や言っている事や
評価や誤解や環境やしがらみや過去や未来にも気にせず、
ただ自分が今、運勢を良くすれば良いのでしょう。

自分本位の考えに聞こえてしまいますが、
同じ場所にいようが人と自分の「運気」は違うのでしょう。


状況を変えようと思うばかりに
自分の波動が低くなってしまうこともあります。
周りに迷惑を掛けてはいけない、
人に心配させまい、と思い八方ふさがりになったり、
どうしても解決しなければならないと、
心がとらわれてしまうのでしょう。
まあ、どういう結果であろうと
「それはそれ」とあきらめ受け入れることも
考えておく潔さも必要だと思います。

人生のお試しのような事柄があるそうです。

魂(タマシイ)というモノがあるとしたら、
色々な事、出会い、思いを体験しに来ているとも
いわれています。

色々教えてくれたり、感じさせてくれたりした人たちに
いつも感謝しています。
感謝だけで生きていきたいです。

そしてその運勢により、起こる事柄について
感謝が出来ればそれがまた新しい「運気」を作るのでしょう。


小さい頃おじいさんにこんな事を聞きました。
「運は清めてまて」や「清め“ながら”まて」と。

もちろん、生きているので、
物理的現実的な事も精一杯やろうと思いますが
同時に、私なりに気づき、動き、
清めて、天命を信じて流れに身を任せてみようと思います。



・・と、まぁ偉そうに「運」について書いてしまいましたが、
もちろんこれが正しいとも言い切れませんし、
オススメする事もありません。

皆様が元々知っていたことを改めて書いている気もしますが、
誰かが、万が一、解決しにくいことが合った時、
もしお役に立ったら幸いです。



ありがとうございました。

「スタッフ教育」も「子育て」と同じ!

2007年02月28日 | 心経営塾
ある矯正機関で、
子どもたちの社会復帰をサポートしておられる先生のお言葉を
ご紹介したいと思います。

先生は、かなり核心部分に触れられています。が
この文面は、まだ優しいです。愛があります。
多くの社会問題を抱える日本ですが、その原因のほとんどが
ここに起因すると先生はおっしゃいます。

親を「経営者」に。
子を「スタッフ」に、と置き換えて読んでみて下さい。



●ひとつの目安として、小学生で、朝自分で起きれない子は問題が多い。
子どもの生きる力を養い、自立した子どもを育てることが子育てです。
生きる力と自立の第一は「起きる」こと。
これは赤ちゃんでもできることですね。

●子どもが自立できていないので、
子どもにまつわる色々な問題がおきている。
自立できないまま親になってしまった精神的に未熟な親たちが
問題を引き起こしている。

●親の役割は、子どもを思いのままに動かすことですか?
指示出し魔の親が多い。

●子育ての視線は子どもの今ではなく未来へ。
親が目指す子どもの未来、それは彼らの幸せな姿であり、
人に頼らず、人生を自分の力で切り開いていける自立した姿です。

●人間関係など社会でのいろいろなスキルを身につけるには体験しかない。
子どもが自分で考えたり行動したりするところを、
親がかわってやってしまったら、
子どもは自ら体験するチャンスを失うのです。

●子どもの成長に従って、親は「保護者」から「見守る親」になる。

●HELPとSUPPORTの違い
「HELP(ヘルプ)」ヘルプはできない人のために、
その人に代わってやってあげることで保護者がすることです。

「SUPPORT(サポート)」サポートは人をできる存在ととらえて、
そばで見守り、よりよくなるために必要な時は手を貸すことで、
サポートこそが親の仕事なのです。
子どもの話を聴くことはサポートの基本です。

●親の「ヘルプ」が子どもをだめにします。
問題解決の経験が充分にないと、
子どもが大きくなった時に問題がでてくるのです。
問題を自分で解決する体験の少ない子どもにとって、
この世は何とも生きにくい世界となるでしょう。

●小学校入学の時期を目指して、保護や支配の割合を減らしながら、
子どもの「できる」割合を増やしていくことが、
「ハートフルコミュニケーション」の提案です。

●「飢えている人がいたら、魚を釣ってあげますか?
それとも魚の釣り方を教えますか?」
魚を釣ってあげるのがヘルプで、魚の釣り方を教えるのがサポート。
ヘルプは親の自己満足で、子どもの人生を横取りする行為です。

●親は子供をサポートし、才能を花開かせるコーチになりましょう。
次の3条件を満たした時、親は子どものコーチになれます。
①子供は無限の可能性を持っていることを知っている。
②子供自身がもっとよくなりたいと思っていることを知っている。
③子供が望んでいることが起きるまで待ち、
必要なサポートは何でもしようとする柔軟性がある。

●子ども達に生きるうえで最も大切な三つのことを教えましょう。
それは・・・
「愛すること」
「責任」
「人の役に立つ喜び」です。

●愛を教える母性と、責任を教える父性のバランスをとる。

●責任を教える第一歩として、朝起こさないことから始めよう。
寝坊したら、その結果は自分で負わせよう。
一人で起きられたら認め、ほめてあげよう。

●しつけとは、親の言うことを聞かせることでも、
親の思ういい子にすることでもありません。
人と一緒に幸せに生きていくための方法を教えることです。

●どう生活するか、まず親が価値観や生活の枠組み、
ルールなどをはっきり自らの行動で示す。
また物をやたらと買って与えないことも大切です。

●子どもの幸せの第一歩は、親自身が幸せな人生を生きること。
そして、親自身の幸せは、自分自身でつくるものです。

●パラサイト・ペアレント(子どもに寄生する親)にならないために
次の事をしてみましょう。
①自分の望むライフスタイルを思い描く。
②望むライフスタイルを実現するために、子どもが自立できるようサポートする。
③子どもの手が離れたらやってみたいことをリストアップする。
④語り合える友達を持つ。

結論としては・・・親がまず子どもから自立することが必要なのですね。


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天才(誰もが持って生まれてきた、天から授かった才能)を
・・・奪ってるのは、また天才という能力を、
捨てさせているのは

・・・もしかして、親?


追記:-
先生も、実は血のガン(悪性リンパ腫)をご経験されています。
ガンというのは、実に不思議な病気で
いろんなことを教えてくれます。
最近特に感じますのは、かなり魂レベルの高い人が
そうしてシナリオ(宿命)を
今世に自分でチョイスして生まれてこられている。
そんな気がします。
ガンのタイプにはいろいろありますが
血のガンの人の共通点、
臓器ガンの人の共通点、その臓器別の共通点、
女性特有のガンの人の共通点
そんなのが、見えてきたり・・・

人は、①大病、②投獄、③倒産 この中の2つ以上を体験して
初めて一人前だ!という話を聞いたときは
んなバカなと思ったものですが、まだ若かったのですね。

昭和三十年代当時、
飛ぶ鳥を落とす勢いであったある財界人が、
松永安左右衛門を訪ねたところ、
「きみぃ~
いやしくも他人にメシ食わそうとする
経営者になろうとするもの、

投獄・倒産・大病3つのうち、

2つを経験して一人前だという。
僕はこのうち、投獄と倒産を経験した。
君はいくつ経験したのかね。」と言われ、
悄然として帰ったという話を聞いたことがあります。

という話を、その後、またもや人生の諸先輩から伺い
確かに近代史を振り返っても・・・
宿命は変わりませんが、運命は良くも悪くも変わる。
それとかなり関係がある話なのかもしれませんね・・・

ん~納得m(__)m 


ありがとうございましたm(__)m

器の大きさ・・・・

2007年02月27日 | 心経営塾
このブログは、多くのオーナーさま、店長さま、
マネージャーさんも遊びにきてくださっているので、

今日は、「器」について・・・・・。

IBMの創立者、トム・ワトソンについての有名な話。


彼の部下が、会社に一千万ドル(約10億円)の
損失を与えるような大きなミスを犯しました。


ワトソンのオフィスに呼ばれた部下が、

「辞表を提出しろとおっしゃるんですね」と尋ねると、
ワトソンは言った。


「何を馬鹿なことを。

君の教育のために一千万ドル注ぎ込んだばかりなんだぞ」


どんな出来事にも必ず学ぶべきことがあるんですね。

最高のリーダーは、学ぶべきことを学び、
経験や出来事をリフレーミングして、
自分の能力を引き出すような意味づけをします。


それは政治、ビジネス、教育、
そして家庭生活すべてに応用できるもの。



マクドナルド創始者レイ・クロックさんの部下の指導指標も
「まだ青いうちは成長する。成熟すると、あとは腐るだけだ」
だったそうです。


すごいですね~
ミスで10億円もの損失を出した部下に
普通、そんなこと言えますか?


トム・ワトソン氏の「器」、すご過ぎます!
だからこそビッグな事をやれたのでしょうね。


ミスを責めたり愚痴ったりでは
なにも好転しない。

そこからなにかを学ばなければいけないんですね。


ありがとうございました。

検証!「天才について」

2007年02月26日 | 心経営塾
昔むかし・・・
そんなに昔でもありませんが(笑)
よく研究者や開発者の方々と、
かの有名なトーマス・エジソンの言葉:-

「天才とは1%のひらめきと、99%の努力(汗)である」
Genius is 1% of inspiration, and 99% of perspiration.

についてお話ししたものです。
これは彼が82歳の時の言葉だそうです。

さて・・・
本当に、1%の閃きと、99%の努力で誰もがエジソンに
なれるのでしょうか???

検証①
原文を良くみると、inspiration/perspiration と、
単語の後の部分が同じものを使ってるところに、
エジソンのおちゃめ度がうかがえるらしい。

検証②
エジソンの日本びいきは有名な話で、
「武士道」新渡戸稲造著の愛読者だった。
特に自然に対する考え方、多神教、死生観などに
強い興味を示していたとのこと。

検証③
彼は超ポジティブマン。
成功しない理由は、
もうすぐ成功するという直前であきらめるから・・・
といった内容の彼の言葉からもうかがえる。

検証④
エジソンの有名な別の言葉に、
電球を発明した際、レポーターに
20000回も失敗したことについて触れられ、
彼はこういっている。
「私は一度も失敗などしたことはない。
電球を発明するまでに2万回のプロセスがあっただけ。」

検証⑤
エジソンのさらに別の有名な言葉に
「最初のひらめきがなければ、いくら努力してもダメ。
ただ努力だけという人はエネルギーを
無駄にしているにすぎない。」
彼は無駄な努力はダメだと言っていた。
また心配しすぎるのもダメだと言っていた。

そもそも「努力」とは
比較的イヤなこと、苦手なこと、そうして
ネガティブなことをやらなければならないときに
使われる言葉。
イヤなことは、更に!イヤなことを呼ぶ。
苦からは、更なる!苦しか生まれない。らしい・・・

また「努力」とは、力の上に「奴」があることから
「奴隷がすること」。らしい・・・
帝国主義の原型である、
この世はマスター(主人)&スレイブ(奴隷)の
2種類しかないという
まさにこのことなのだろうか?

努力でもなく、頑張るでもなく
やはり!自分がまず最初に楽しむことが大切ということを
教えてくれているのかもしれない。

エジソンもアインシュタインも
ジョークを作ることに、かなりの力を注いだらしい。

やっぱり、偉人は「発明家であり、楽天家でもある」。

ともあれ、彼の最終学歴は、小学校。
強烈な読書家&メモ魔。(これは偉人達の共通点)

・・・
以上のことから、
開発者や発明家の方々のご意見は

『天才とは、ただやみくもに努力するのではなく
1%のひらめきをいただくための、
99%の努力が必要なんだ!を知っている』ということらしい。



たしかに、エジソンが残した数々の言葉の中には
次のようなものもある。

「私は1,000を超える発明をして世界の発明王などと言われている。
しかし本当のところは、私が発明したのではなく
宇宙という大きな存在からメッセージを受け取り
私なりの記憶をとったにすぎないのだ。
つまりは私自身が自然界からのメッセージを受け取る
受信機だったのだ。」
    
世界に、そして日本にも、
天才と呼ばれる偉人が各界に多くおられます。
アインシュタインもニュートンも、そしてエジソンも
みな好奇心・想像力旺盛だったそうです。
晩年の偉人たちの好奇心・想像心は当然の帰結として
大自然の法則・宇宙の秩序へ向きます。

アインシュタインの言葉:-
「われわれが経験しえる最も美しいものは神秘です。
それはすべての真の芸術と真の科学の源なのです。
この世の生命について、
その本質を知りたいと求めても、ある限界に至ります。
その先にあるであろうものを神秘的なものと呼んでいます。
科学を真剣に追求している者は誰であれ、
宇宙の法則の中に神の霊が顕在していることを確信するに至る。
神の霊は人間の霊をはるかに凌ぎ、
神の霊を前に人間は自らの力のささやかなることを知り、
謙虚にならざるを得ないのである。」

「天才」とは、天から授かった才能。
人間は、生まれてきたときは誰もが「天才」!

ただ・・・
その成長過程の中で、天から授かった才能=「天才」を
捨て去っているのでは?!?

人はもともと、誰もが天才・・・


ありがとうございました。

ABCD作戦!

2007年02月25日 | 心経営塾
最近、
イギリスがイラク駐留軍を撤退するというNEWSが
数日前にありました。

そういえば
昨年7月には、陸上自衛隊の方々が無事に戻られました。
自衛隊派遣については、いろいろと考えていかなければ
ならない点が、まだ多くはあるものの
日本が支援を決め、日本人の代表で行かれてた方々に
まずは無事に帰られて「おかえりなさい」の言葉と
ワタシ達の代わりに「ありがとうございました」と
防衛庁(もう今は、「防衛省」ですね)へ
メールをださせていただきました。

まだ航空自衛隊の方々は、支援を続けられていますね。

そしてイギリスも撤退開始。
安部総理は、一部減らすだけだとおっしゃってます。

そんなNEWsが流れるなか

あの!ABCD作戦を思い出しました。

第一次イラク復興支援部長 
番匠幸一郎さんという方をご存知でしょうか。

彼はイラク復興のため、200人の陸上自衛隊員を率い
イラクに赴くさいに
その200人全員を無事に帰すことを使命としたそうです。

出発前、彼が隊員に向かって言った言葉が

「ABCD作戦で行こう!」だそうです。

毎朝の朝礼でも「今日もABCD作戦で行こう!」です。
さて、ではそのABCD作戦とは!?

A=あたり前のことを
B=ぼーっとしないで
C=ちゃんとやる
D=できれば(^-^)笑顔で

・・・
これって、すごいことだと思いませんか?

イラク復興については何かと物議をかもしていました。
でも自衛隊の人たちは、何はもあれ戦地に向かうのだから
死も覚悟していたことでしょう。

そういう死を覚悟した中、その仕事の仕方が
この(^-^)笑顔でABCD作戦!
とってもシンプルです。

普通の仕事や勉強なんかしてるくらいで、
眉間にシワ寄せて

「仕事は複雑だよー、疲れた、大変だ・・」

って言ってる人って???

・・・

ありがとうございました(^o^)丿



良寛先生

2007年02月23日 | 心経営塾
今日も朝から、
私の尊敬する、大スキな先生から
とっても嬉しいメールをいただき
元気いっぱいで取材へ行ってまいりました。

おかげさまで
私たちは本当に有り難いご縁に恵まれて
多くのことを学ばせていただいております。

そして帰り道で思い出したのが、
大スキな良寛先生の詩:-

-----------------------------

花無心招蝶  花は無心に蝶を招き
蝶無心尋花  蝶は無心に花を尋ぬ
花開時蝶来  花開く時蝶来り
蝶来時花開  蝶来る時花開く
吾亦不知人  吾も亦人を知らず
人亦不知吾  人も亦吾を知らず
不知従帝則  知らずとも帝則に従う

-----------------------------

やはり繁盛店は、
いづれのサロンさまも
この「ア・プリオリ」を、経営に融合されてる。
心経営を実践されてる。

使命=「使われる命」

使われる命=つかわれるいのち

「つかわれる」から『わ(和)』をとったら=『つかれる』

神さまに『使われる命』であれば
喜んで、使われたい。
それが使命であれば、最高にシアワセです!

ありがとうございましたm(__)m

「コンプレックス(劣等感)」は、ココロのガン細胞!?

2007年02月22日 | 心経営塾
ワタシたちは、シアワセになるために生まれてきました。
そう、シアワセは権利ではなく「義務」。

このシアワセを決めるものは、ワタシたちの「魂(ココロ)」ですねー。
「魂(ココロ)」は、何度も生まれ変わります。
人生は「魂(ココロ)」の修行場。
じゃあ「魂(ココロ)」は、何の修行をしているのでしょう?
それはシアワセになるための「魂(ココロ)」つくりの修行だそうです。

しかし!
このシアワセになるための、「魂(ココロ)」修行を邪魔する
ガン細胞を発見!!これこそ「劣等感」だそうです。

劣等感を何度も何度も繰り返して、イヤな気分にさせているのは、
自分の中にいる「未熟な修行中の魂(ココロ)」とのこと。

そしてこの劣等感の正体は「恐れ」。

「恐れ=劣等感(ココロのガン細胞)」で、浮気したり
「恐れ=劣等感(ココロのガン細胞)」で、犯罪者になり
「恐れ=劣等感(ココロのガン細胞)」が、「戦争」をおこす。

不幸になる要因、
劣等感を克服することが、魂(ココロ)修行であり、
シアワセになれる方法。
人生の目的であると思っていいかもです。

・・・・・
劣等感を持ってる人は、やたらとイライラしている。
その上、怒鳴るんです。大声で怒るんです。
これを、攻撃型劣等感というそうです。
独裁者タイプで、上には言えないが、下には強い。
怒鳴る事で、大声を出すことで、エネルギーを得る。

その次に、イライラしているけど、怒鳴らないタイプもある。
そのかわり、ウジウジしていて、長いんです。
これを、内向型劣等感というそうです。
哀れみタイプで、被害者意識がすごい!
悲劇のヒロイン型も、ここに入ります。
いじける事で、同情というエネルギーを得ています。

さらに怒鳴って長いと言う、スーパー劣等感てのもあるそうです。

これで劣等感の見抜き方が、分かりましたよね?

劣等感を見抜いたら、
その人に、「あなた、劣等感があるんだね!」と、
言ってあげたらいいそうです。
劣等感を持ってる人は、見抜かれてしまうとダメなのです。
恐怖が劣等感の源だから、ほぼ100%で怖がりさん。

とりあえず恐怖心がつよくて、それが劣等感になっている。
不幸で苦しんでいる人の典型例が以上のような人です。

次に、人には見抜かれてないけど、
自分が見ぬいた!って人は、
どうしたら劣等感から抜けられるか?

劣等感から抜けだす3つの秘訣!
①がっかりしない。
②失敗したとしても、失敗したと思わない、
いい経験をしただけやん、学んだだけやん、と思うようにする。
③自分で自分をダメと思ってはダメ!

そうすると、自分の中から劣等感が抜けます。

そうすると、心の中に穴が開いてしまいます。
穴を開けたままにしておいてはダメです。。
劣等感が、また入ってきて、不幸が再発します。

それでは穴を何で埋めるのか?
それが言葉(言霊)なのですねー。
「しあわせ!うれしい!楽しい!ありがとう!ゆるします!」の言葉たちです。

この言葉を、まず自分に言う。
人に言うのは、その後にする。
まず自分に言って、自分のココロをいっぱいにする。
いっぱいになって、あふれた分を、人にあげればいいんですねー。
そう!まずは自分。

劣等感の正体は「恐れ」。
「恐れ」から抜け出した人は毎日楽しい天国道へ。
「恐れ=劣等感(ココロのガン細胞)」が、「戦争」をおこす。
みんなが劣等感を克服したとき、たちまち地球が天国になりますね!


ありがとうございました。

続・日本らしさ

2007年02月20日 | 心経営塾
今の日本をペリー氏が見たとしたら、何を、どう感じられるでしょう?

かの極東国際軍事裁判(通称:東京裁判)では
各国代表の代表として11名の判事がアメリカ側により任命されました。
その中で唯一、国際法の専門家であったパール博士は
全員無罪・日本無罪論を主張しました。
そのパール博士が再び日本をおとずれ、
広島の原爆慰霊碑に書かれた言葉・・・
「過ちは繰り返しません」を見て

「東京裁判で何もかも日本が悪かったとする戦時宣伝のが、
これほどまでに日本人の魂を奪ってしまったとは思わなかった。
東京裁判の影響は原子爆弾の被害より甚大だ。」と言ったそうです。

残念ながら、義務教育でこういったことは教わりません。
私たちは社会人になってからこそ
人間らしく、自分らしく、日本人らしく生きるために
歴史や政治について
たくさんの本を読み「本当のこと」を知っていかなければならないんだなぁーと
思います。

「自分を愛せない人は、他人を愛せない」と、教わりました。
「自分の国を愛せない人は、他の人の国を愛せない」
また、自分の国を敬うことができなければ、他国を敬うことなど不可能とも
言えるのかもしれません。

「国際人」、「真の国際人」、これはどのような人を指すのでしょうか?
外国語が操れて、どこの国の人かわかりにくい人でしょうか?
実際のところ、英語なんて、かかる時間の問題で
誰でも話せるようになるものです。
ワタシがカッコイイなぁーと18歳ぐらいのとき思った方は
英語で日本の文化から歴史、日本人独特の感性から他国との
習慣・道徳観・わび/さびにいたるまでを説明していらっしゃる方でした。
そのとき、改めて自分が恥ずかしくなり
学校で学んだ歴史から勉強しなおしました。

その方に教わった、忘れられない「真の国際人とは?」といいますと
「世界にたくさん国があるけど、その国の言葉や習慣、文化を
仮に知らなくても、その国と国に住む人々と友好関係を築くことが
できる人が、真の国際人だ」と。

そしてその、言葉がわからずとも、文化や習慣を知らずとも
友好関係を築く、基本中の基本は・・・・・

「相手の国の、”国旗”に対して敬意を表すことだ」と教わりました。

ペリーがみた150年後の日本は、何か大切な人としての基本を
忘れてしまっているような気がします。

自分の国の歴史や文化、政治を知ること、語ることは
「自分らしさ&自分のシアワセ」を知り、学び、語り合うこと。

誰かの目を気にせず、
誰かがどう思うか?などと気にせず、
自分の目とココロで、真実を&本当のことをみつけたいです。

自分らしさ=まずは「人間らしく」と教えていただきました。

人間とは、「人の間」と書くことから
人と人との間で生きるのが=つまりは「人間」。
人と人で社会は構成され、国が在る。

自分の国のこと、とりわけ歴史についての真実を
知らずに、国の未来が、美しい国造りはかなり難しいかもしれません。

真実を、本当のことを、ウソや偽りなく
ありのままを知ることで、自国を愛せる。
それにより、自分を愛せ、周りを愛せる。
とっても自然なことだなぁーと感じます。

そしてこの地球には、たくさんの国とその国に住む人々が生きています。

地球市民といった言葉が使われ始めたのは
かなり前になりますが、本当に地球上のすべての人々が
地球市民となるためには、
自分らしく&日本らしく、
自分らしく&他の国はそれぞれの国らしく、
これができて実現できる理想。理想とは具現化する目標。

しかし人間の叡智である技術の進歩は
人間の暮らしを便利にしてくれました反面、
それと同時に、とどまることのない「欲」を増幅させてしまったような気がします。

所感ですが、ウソ・偽りが多い歴史に支配・管理されたため
自国を愛せず、自分を愛せない国民は
ただただ愛されたいという欲求をかなえるために
原爆を日本に落としたアメリカに擦り寄ってしまった。

報酬としての親善をアメリカからいただいて
アメリカがどう思うか?ばかり考え
アメリカにほめてもらえることばかりするようになってしまった。
日本は「不安症で臆病」になってしまいましたね。

これからは、歪な関係を正常にして
日本らしさを想いだしたいなと思います。
日本の和の精神を想いだし、大和魂とはイケイケではなく
大いなる和の魂=誰とでも仲良く助けあい楽しく生きる魂
これこそ、「自分らしさ」の源だから。

いつの間にか、科学は傲慢になり
大自然をも、人間の都合にあわせようとしてしまった結果、
水や空気は汚れ、森林は減り、地球全体に砂漠化が広がりました。
地球の温暖化が危険視されていますが
本当に怖いのは、生態系が狂うことから生じる
予想のつかない危険性こと。
予想できないこと。これが1番怖いです。

それゆえ世界規模で起きる食料・飲料水不足。

こんな怖ーい現実を知れば

「失敗してもやりなおせる社会を・・・」などと
のんきなことを言ってる場合ではなく
「日本が日本らしく、日本人が日本人らしく生きる」という
ことに失敗したことを
地球規模でいうならば、
「人間らしく生きる」ことを先進諸国は失敗したと
認めなければ、大変なことになるような気がします。

生まれてくる子どもに、小児ぜんそくが増えたり
アトピーがふえたり、これらは理由がわかってないとされていますが、
環境汚染が、体内汚染にまで拡大しているのではないでしょうか。

さまざまなところで、警告がなされていますね。

焦らず、急いで!
ありのままの自分になり、まずは自分がシアワセになる。
人の顔色や機嫌ばかりとるのではなく
自分で自分の機嫌をとり、自分で自分をシアワセにしている!という
実例見本をおおくつくることで、シアワセが伝染・連鎖します。
たくさんの他人をシアワセにすることは、かなり難しいですが
世界中の人々が、それぞれ、せめて
ご自分の機嫌をとって、楽しくしてくれれば
世界中の人がすぐに!シアワセになれます。

所詮、人間なんて大自然の恩恵がなければ
生きていけない、宇宙からみれば
しらす・・・
みじんこ・・・
バクテリア・・・
ミトコンドリア・・・
程度なんだと気づく・・・。

地球からみた人間は地球のひとつの細胞。

あまり義務感・責任感・正義感で、
あーせねば!こーせねば!など、ねばねば人間にならず
まずは自分らしく生きることを、しっかりやっていきたいと思います。

まずは「人間らしく生きること」それが自分らしくだから。

ありがとうございました。

日本らしさ

2007年02月19日 | 心経営塾
最近、人生の諸先輩方から
いろんなことを教えていただいた
それを良く思い出します。

今日は、『らしさ』を教えていただいた続編で
『日本らしさ』・・・について
教えていただいたことを、ちょこっとご紹介
させていただきます。

長文です!
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ペリーの見た幕末の日本。経済大国を予想。

1854年ペリーは黒船で二度目の来航をし、
神奈川で日米和親条約を調印して下田、函館の開港を
とりつけ帰路両港を訪問した。

以下はペリーの観察した日本の工業の将来展望、
女性の地位、庶民の生活水準、都市の印象、
教育水準を記したものである。

「ペリー艦隊大航海記」大江志乃夫 1994年 立風書房

ペリーは日本をつぶさに観察し、
その遠征航海の公式報告書を編纂し… 
「ペルリ提督日本遠征記」(岩波文庫全四巻)として
邦訳されている。
「遠征記」は、日本を観察した結論として、
『人民の発明力をもっと自由に発達させるならば
日本人は最も成功している工業国民にいつまでも劣っては
いないことだろう』 
『日本人が一度文明世界の過去および現在の技能を
所有したならば、強力な競争者として将来の機械工業の
成功を目指す競争者に加わるだろう』と予言している。

もし、その豊かさと限りない発展の可能性について
ペリーが揺らぐことのない信頼を寄せていた故国アメリカに
対する、最大の競争者として立ち現れた140年後の日本を
見たならば、彼はどのような感想をもらしたであろうか。

ペリーは帰国した後も、
『あまり年を経ずして、日本が東洋(トルコ以東のアジア地域)のなかで最も重要な国家の一つに数え挙げられるように
なる』ことに『疑う余地がない』と指摘した。
(中略)
4月10日、ペリーは旗艦を下田に回航させる前に
数人の仕官を従えて上陸し、幕府役人の案内で神奈川郊外を
視察した。

ペリーたちはある町で「町長」の自宅に招かれ、
酒と茶菓の接待にあずかった。
「町長」の妻と妹が給仕にあたったが… 
こうした女たちの態度と行動にペリーたちは好感を
抱いたようである。
「遠征記」は日本の女性の地位について次のように
書きとめている。

『日本の社会には、他の東洋諸国民にまさる日本人民の美点を
明らかにしている一特質がある。
それは女性が伴侶と認められていて、
単なる奴隷として待遇されていないことである。
日本の母、妻、および娘は、中国の女のように家畜でもなく
一夫多妻制の存在しないという事実は、
日本人があらゆる東洋諸国民のうちで最も道徳的であり、
洗練されている国民であるという優れた特性をあらわす
著しい特徴である。
この恥ずべき習慣のないことは、単に婦人の優れた
性質のうちに現れているばかりでなく、
家庭の道徳がおおいに一般化しているという
当然の結果のなかにも現れている。 
…日本婦人の容姿は悪くない。
若い娘はよい姿をして、どちらかといえば美しく、
立ち居振舞いはおおいに活発であり、自主的である。
それは彼女らが比較的高い尊敬を受けているために
生ずる品位の自覚から来るものである。

日常相互の友人同士、家族同士の交際には、
女も加わるのであって、互いの訪問、茶の会は、
合衆国におけると同じように日本でも盛んに行われている』
(中略)
この日の視察で得た他のことも記しているが、
そこでは『下流の人民は例外なしに、豊かに満足しており、
過労もしていないようだった。
貧乏人のいる様子も見えたが、乞食のいる証拠はなかった。
人口過剰なヨーロッパ諸地方の多くのところと同じく、
女たちが耕作労働に従事しているのもしばしば見え、
人口稠密なこの帝国では誰でも勤勉であり、
誰をでも忙しく働かせる必要があることを示していた。

最下層の階級さえも、気持ちのよい服装をまとい、
簡素な木綿の衣服を着ていた。 
…あらゆる階級の人々はきわめて鄭重で、
外国人について知りたがり屋だが、決して図々しく
でしゃばりはしない。 
…彼らの習慣は彼ら自身の間では社交的で、
しばしば互いに親しい交わりをむすんでいる』と
描写している。

4月18日、ペリーは旗艦ポーハタン号とミシシッピ号の
二隻の蒸気船を率いて下田に入港した。

『下田の町は小じんまりと建設されていて、規則正しく
できている。 …街路の幅は約20フィートで、
一部分には砕石が敷かれており、一部分は舗装されている。

下田は進歩した開化の様相を呈していて、同町の建設者が
同地の清潔と健康に留意した点は、我々が誇りにする
合衆国の進歩した清潔と健康さよりはるかに進んでいる。
濠があるばかりでなく下水もあって汚水や汚物は直接に海に
流すか、または町の間を通っている小川に流し込む』と、
清潔と健康に留意した町づくりを称賛している。

ペリーは5月13日下田を出港し、
5月17日函館の港に投錨した。

函館の街路は互いに直角に交差するよう整然と建設され、
道幅も広く、排水をよくするために砕石が敷かれ、
両側に排水溝があり、排水はこの溝から下水渠をとおって
海に排出される。
『函館はあらゆる日本町と同じように著しく清潔で、
街路は排水に適するようにつくられ、たえず水を撒いたり
掃いたりしていつでもさっぱりと健康によい状態に保たれて
いる』
(中略)
教育については、下田でも函館でも、
書物は店頭で見うけられ、
『明らかにおおいに需要されるものであった』として
次のように述べている。

『人民が一般に読み方を教えられていて、
見聞を得ることに熱心だからである。
教育は同帝国いたるところに普及しており、
また日本の婦人は中国の婦人とは異なって男と同じく
知識が進歩しているし、女性独特の芸事にも
熟達しているばかりでなく、
日本固有の文字によく通じていることもしばしばである。
アメリカ人の接触した日本の上流階級は、
自国のことをよく知っていたばかりでなく、
他の国々の地理、物質的進歩および当代の歴史についても
何事かを知っていた』

当時すでにペリーらが日本から受けた印象は、
鎖国下の日本が他のアジア諸国とはかなり違った文化的・
社会的発展を遂げつつある国であり、
近代欧米文化に適応する能力と文化水準を十分にもち、
いずれは欧米先進諸国の競争者の仲間入りをする可能性を
秘めた国である、ということであった。

ペリーは的確な観察眼で、
日本はいずれ欧米諸国並みの工業国家になると予想し、
事実そうなった。

日本はすごい国なのです!
欧米かぶれを排除して
自信を持って、日本「らしさ」をとり戻し
これからいきていきましょう!

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つづく

心がけたいこと・・・「愛ある言葉」

2007年02月17日 | 心経営塾
「愛」ある言葉を使おう~!
大切な人はもちろん、家族、職場の仲間
スタッフ、そしてお客さま
近所の人々へ・・・
誰にでも、「愛」ある言葉を話つづけると
実はぜーんぶ自分のためで
そのまま自分にかえってくる。

だれもが「愛ある言葉」を自分に語りかけてくれる。。。

そう教えていただきました。

そのときのお話しをご紹介させていただきます。

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この前、ある所に行ってごはん食べたら、
おばさんがやってて、すごくおいしくないの。

そんでおばさんも感じも悪いの。

それで「お姉さんおいしかったよ」
「感じも良かったし、おいしかったよ」と言って、
おばさんに、チップあげたんです。

そしたら一緒にごはんを食べに行った人が、
「感じも良くないし、味も良くないじゃないですか」って言ったんだけど。

あの人、あの年まで、誰にも世話にならずに
あの味覚とあの味で生きてきたの。

あの味、あの年、あの能力で、
きっと子供やなんかを学校に行かしたりしてきたんです。

あの味、あの年、あの能力で、
がんばってがんばって生きてきたんです。

だからおそらく、今まで1回も褒められたこともないし、
おいしかったとも言われたこともないし、
いくらかのチップも貰ったこともないと思うの。

でも、盗みをするわけでもなく、恐喝をするのでもなく、
あの味、あの年、あの能力で、
コツコツがんばってがんばってきたんだから、
一生のうち1回ぐらい褒められたっていいと思うんです。

あの人あれでもね、自殺もしないで生きてきたんです。
もっと素晴らしい能力があったって、
途中で死んじゃう人がいたりするんです。

そう思ったら、すごく拍手してあげたくなるんです。

だから1人1人にどうあっても、愛のある言葉をしゃべるの。

その人とは縁がないかもわかんないです。

でも、自分の中の「神我」と、空から見てる「神様」が
この人間が、何をしてるか、何を思っているか、
ぜーーーんぶ、知ってるんです。

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・・・こんな人に、私もいつかなれるのだろうか?
でもなりたい!そう強く想い、また感動しましたm(__)m

ありがとうございました。

『らしく』の時代

2007年02月16日 | 心経営塾
とっても尊敬する、大スキな方から
教えていただいたお話しです。。。

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21世紀は『らしく』の時代なんですね。

『らしく』って、「自分らしく生きなさい」よっていうことです。

これから、『らしく』っていうのがすごく問われます。

人間なら、1番最初に必要なのは、
人間は人間らしくしなきゃいけない。

「人間らしさ」って?
人間って神様の愛と光でできてんだから、
神様の愛情と光に溢れたような生き方しなきゃいけないよね。

らしく生きなさいよっていうと、
「自分勝手に生きてていいのかなぁ」とか、
「思ったことなんでもやればいいのかなぁ」
って思っちゃう人いるかもしれないけど、そうじゃないですよ。

あんたまず、サラリーマンならサラリーマンらしくいなきゃいけないよ。
会社でしっかり働いたりとかね。

家庭の主婦は主婦らしく生きなきゃいけないの。
その上で自分らしいこと言わなきゃいけないよ。
家庭のこと何もやんない。
だんなに文句ばっかし言ってる人とかいるけど、
それじゃあいけないよね。

そんなこと当たり前なんだよね。
だから、やることちゃんとやる。

それで、あなたらしくっていった時、
あなたらしくっていうより、
「人間らしく」だと思えばいいのです。

人間って愛のかたまりだからね。
動物とは違うからね。

それなのに、怒鳴る人とか、人のこと平気で殴る人とか、
そういう人に気を使って優しくしちゃダメだよ。

そういう人を見たら離れなきゃダメだよ。
間違って結婚しちゃう事だってあるよ。

でも、別れなきゃダメだよ。
だって「人間らしく」ないんだもんね。

「何らしく」って言った時、
何をどうエラソーなことと言っても、
どんなにお金持っていても、
どんなに地位や名誉がっても、
1番肝心なのは、「人間らしく」なかったら終わりだよ。

だから、弱いもの平気でいじめる奴とか、
そういう奴にかまっちゃダメだよ。

できるだけ逃げなきゃダメだよ。

この前、ちょっとテレビ見てたら、
嘘かどうかわかんないんだけど、
なんか投書みたいなのがあって、
夫婦で回転寿司を食べに行ったらね。

奥さんが「月末だからあんまりお金ないよ」って言ったら、
「じゃお前食わなきゃいいじゃないか」って、
旦那だけバクバク食ってた人が
本当にいたんだって投書があったのね。

そういう人といちゃダメだよ。
だって愛がないでしょ。「人間らしく」ないんだよ。

それがその人の個性だったら、
個性でかまわないから、とにかく逃げなきゃだめ。

あなたが、もしそういう人じゃないんだとしたら、
そういう人と一緒にいちゃダメだよ。

あのね、らしく生きるっていうのは、
自分らしく生きるけど、人に迷惑かけない生き方をいうの。

それを平気で迷惑かける人がいたら、
その人おかしな人だからね。

そういう人に絶対、
その人に「愛を持って迎えて」ってとかって言っちゃダメだよ。

精神がどうかしてんだから。
その人から逃げなよ。

それでも、間違って結婚しちゃうこともある。

間違ってそういう会社に入っちゃうことも
あるかもわかんないんだけど、

そういう人から逃げなきゃダメだよ。

「意識」の次元が違いすぎるから。

だんだんだんだんそういう人は
追いやられて相手にされない時代が来るから。
相手にしてるんだとしたら同類だよ。

あなたは逃げなきゃダメだよ。
わかった~?

あのね、たまに酒飲んだはいいけど、
酒飲んでのべつ暴れるか、
いつも女遊びして、女泣かせるなんて
そういうのはいけないよ。

ともかく逃げなきゃダメだよ。
そういう人がいたらとにかく逃げるの。

自分らしく生きるってのは、
まず、「人間らしく」なきゃいけないよ。

それから、
学生なら、学生らしく、
学校行ったら、勉強するの。
学校(学ぶ所)に、恋愛に行ったり、
友達つくりに行こうとしているから
おかしくなるの。
まずは、学校は、学びに行くところなの。
単純に、勉強しに行っていれば、
不登校になったりしないのね。

そして、働きに行ったら、
サラリーマンらしくしなきゃいけない。

商売人だったら、商売人らしくしなきゃいけない。

大工さんだったら、立派な大工さんで
手抜きしないでいい仕事しなきゃいけない。

中華料理屋のコックさんだったら、
見事な中華料理のコックさんになって、
お客さんに喜んでもらわなきゃいけない。

みんなまず、自分が『らしく』するの。

そして、自分の思ってることを発言するの。
その発言って何言ってもいいんじゃないんだよ。

「人間らしく」、まともなね、愛のある話をしましょうよ。

そういう人達が、神様から選ばれたように上に上がっていく時代。
やっと魂の時代が来たの。

このブログで、そんなことを感じれる人の時代なの。
これからの日本は。

だから、『らしく』とは、人間らしくするんだよ。

弱肉強食で、
弱いものを平気でいじめちゃうのは動物の世界だからね。

人間は動物じゃないよ。

同じ生き物でも、魂があるんだよ。

そのことをわかってくださいね。

それがはっきりして、そういうことをできた人が
自然と人の上に立てる。

日本は、最高の時代がきたんだよ。

「人間らしく」愛をもって生きれるんだよー。

そして、学生は学生らしく生きてください。

商人は商人らしく生きてください。

サラリーマンはサラリーマンらしく生きてください。

そして、「人間らしく」仕事が8割キチっとやった人が
はじめて、残りの余暇という2割を楽しむの。

そこでまた、自分らしさを出してください。

21世紀は『らしく』の時代。
人間なら、1番最初に必要なのは、
人間は「人間らしく」しなきゃいけない。
「人間らしく」って、神様の愛情と光に溢れたような
生き方しなきゃいけないね。

お金お金で弱いものいじめして
弱肉強食していきているのは、
「人間らしく」ないから終わりだよ。

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ありがとうございました。

13の徳目

2007年02月15日 | 心経営塾
今日は、ベンジャミン・フランクリンという
人物の13の徳目をご紹介します。
 
彼は、商売の世界では印刷業と
買い取った新聞社を成功させ
財産を作り、

政治の世界ではアメリカ独立宣言や
アメリカ合衆国憲法の制定で
中心的な役割を果たし、

科学の世界では
電気のプラスとマイナスを発見し、
避雷針を発明したという

商売の世界でも政治の世界でも
科学の世界でも成功したという
稀に見る人物。

巨万の富を築いた彼が
どのように生きてきたのかを
詳しく知ることができる本として
『フランクリン自伝』があります。


その本によると
彼がベースにしていた生き方は
「人間として正しく生きる」ということであり、
「道徳的に完璧な域に達する」という目標の達成を
心掛けていたことがわかる。

その道徳的に完璧になるために彼自身が作り上げた
「13の徳目」と呼ばれるものがある。

要約して記すと以下のようになる。

「節制」・・・食べ過ぎない、飲みすぎない。

「沈黙」・・・余計なことは口にしない。

「規律」・・・秩序を守った生活、流された生き方をしない。

「決断」・・・やるべきことを決心し、必ず実行する。

「節約」・・・無駄なお金は一切使わない。

「勤勉」・・・時間を無駄にせず、余計なこともせず、有益なことに専心して取り組む。

「誠実」・・・悪意を持たず、真心を持って生きる

「正義」・・・人の道にかなっており、他人に害をおよぼさない。

「中庸」・・・極端にならないこと。

「清潔」・・・身体、衣服、住居等の不潔を黙認しない。

「平静」・・・心を乱されないこと。

「純潔」・・・性的な快楽におぼれ、自分自身または他人の平和な生活や信用を損なわない。

「謙譲」・・・うぬぼれず、控えめに。

ほんとうの成功者といえる人間はすごい!

上の13の徳目を実行しようと
意識しながら日々を送ると言うのは
そう簡単にできることではありません。

ありがとうございました!