村 祭 作詞不詳・南能衛作曲/文部省唱歌(三年) 村の鎮守の 神様の ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 朝から聞こえる 笛太鼓 年も 豊年満作で村は総出の 大祭 ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 夜まで賑わう 宮の森 稔の秋に 神様のめぐみたたえる 村祭 ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 聞いても心が 勇み立つ
今日はめでたい 御祭日
<一口メモ>
2番の歌詞にある「年も豊年満作で」のところは 「今年も豊年万作で」、と歌いたいところですがこれは作詞家が「豊年満作の年で」を強調するために言い換えたものですからこのまま歌って下さい。昔の村の人々は今年も稲刈りが終わるとほっとした気分になって神々に感謝の念を抱きその喜びを村祭りと云う形で表現していました。その意味で、この童謡は日本の原風景や日本人の気質をみごとにとらえているように思います。3番の歌詞は時代に即した形に書き換えられていますので原詞とは違いますが、そのまま素直に歌いましょう。