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Fare un brutto sogno

大切なのはバランス
無理をしたときの揺り戻しが一番怖い

孤独な日々

2005年11月02日 03時38分04秒 | 1.心の叫び
Jリーグの監督も孤独だね。企業の管理職と同様に。

船頭が迷いを見せればみんなが動揺する。だから毅然とした態度とブレない方針を打ち出す。
しかしその心中は、間断なく発生する問題や課題に追われ自問自答を繰り返し、外見的には理路整然と修正を行う。
本当はもっと先に目線を置きたい。
判ってはいるが、当初計画や与えられる環境に問題がある場合、往々にして足元の問題に追われるものだ。

本当は、プロジェクトスポンサーやスキームに原因があることが多い。
だが、そこは現場の指揮官では変えられないものだ。
ただ、改善要望は出す。
しかし認められない。
逆に認められるくらいなら、最初からリスクヘッジされてるはず。
賢い指揮官ならこの時点で辞任する。
悪いのはプロジェクトスポンサーだと主張し、自分の経歴に傷が付かないように。
日本ではその当たり前の行為を『卑怯』といい、気概のある奴ほど最後まで貧乏くじを引きまくる。

私はどうだろう?
足達監督は?
信藤さんは?

目標達成という結果が出せればよい。
しかし、目標未達が見えたり、ほんの僅かな判断誤りが見られれば、周囲から批判を受けなければならない。
批判を受けることは義務である。
それは全身で受け止めなければならない。

その時、指揮官は配下の批判を絶対してはいけない。
叱ることと批判は違う。特に手段。
直接告げることと外部から伝え聞かされることの違いは雲泥の差であり、組織を崩壊させかねない。

プロジェクトは内部で切磋琢磨すべき競争と緊張感を保ちつつも、その実、共通の目標に向かって進む運命共同体であり、ファミリーである。
その方が最大限の力を発揮するものだ。

指揮官を批判するものは考えなければならない。
指揮官の何を批判しているのかを。
そして批判すべき相手を取り違えてはいないかを。

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