気紛れ雑記(滓)

気が向けばまた…

詰まらん事 11

2007-06-12 | Weblog
 そろそろ梅雨が来るらしいんで、その前に天気の良い今日は、
冷房機の掃除を済ませて置いた。
毎年の事だが、エアコン洗浄スプレーの後は、
頭がクルクルと云うか、気分が悪くなる。
おかしな事ではあるが、此の臭気や其れに伴う気持ち悪さも亦、
季節感の一つに成っている。
無論、年々夏に対する恐怖だけは増え続けても居る。
 落ちる体力、失せる気力、乏しい精力…それらに拍車を掛ける暑気…
一体今年の夏は…なんて想像するだけで、今年こそは…。
 なんて、空っぽの元気でも好いから欲しくなる、
死ぬにも一定の気力の必要であるらしい気のする僕である。
 なんて書いている今日も多分、一時の快楽のお釣りは簡単に潰されている筈で…
どうにも余りテレビを観ていないにも拘わらず、
紙屑の様に廃棄されて行くガキのニュースは這入り込んでくる。
其れだけに何だか多分、もっとエライ事に成っている気もするんだが、
錯覚では?なんて気もしないでは無い位、トボトボ歩く街並みは至って穏やかで…
 関係の無い僕は、もっと生温く…
でも、前まで在った猫溜まりのすっかり無くなっているのを感じると少し淋しくて…
「猫に餌を遣らないで下さい」の張り紙の前を、服を着た犬が通りすぎると少し苛立って…
公園で遊ぶ携帯ゲーム機の子供を見ると、何故か切なくて…
何となく手を繋いでヨタヨタウォーキングな老夫婦を見ると少し嬉しくて…
そして何れとも関係の無い僕の萎んでいく神経と、
ポケットに入った音楽機械の音量は反比例。
籠もっていると息の詰まる気がして、外に出ると気が滅入る…の繰り返し。
 何とか同居人を永らえる言い訳の餌にしちゃ居るけれど…
この儘ただ、年老い、草臥れ、無神経に成っていくんも僅かだが口惜しく、
そんな未だ諦めていない自分には呆れるばかりで…
 
 あれ?
愚痴ってるなぁ…
 中々まだまだ僕は生きていられるらしい。
愚痴なんて仕合わせな吐息を漏らす事の出来る内は、きっと…
 神経こそ丸くなればいいのに、背中だけが丸くなる。
体育の大嫌いだった僕の特技が今じゃ三角座り…。
どうも書いては見た物の、あんまり書きたい事を思い出せないらしい。
てな訳でコレにて。