これからすこしずつ僕の1年の勉強を書いていきますね。
まずは僕がやった世界史の勉強です。
後輩は参考にしてください。
4月、浪人が決まって予備校にも大分なれた頃、京大受験を決めていたため、地理歴史2科目(センターと2次は別の科目)必修との京大からの命令に従い、現役時にはまったく手つかずだった世界史の予備校の授業を開始して、センター試験を世界史で受験することに。
まず予備校の授業を受ける前に何か背景だけでも知っていないと授業がトンチンカンなまま終わってしまうと思い、早速書店へいって『センター試験の点数が面白いほど取れる本』を購入。
このときはまだこの本の本当の良さには気づかぬままさっと読み流して予備校の授業を聞いていましたが、ホント知らないことばっかで初めはめっちゃ焦りました。
ほんとにこの膨大な知識を4月からセンター試験本番までに詰め込むのか?とね。
そのあとに山川の定番『詳説世界史』をネットで購入。
しかし、まったく知識ゼロの僕には難しすぎました。
結局初めのほうだけちょこっと読んで、あとはお蔵入り笑
そんなこんなで世界史に不安を抱えたまま、6月、初めてのセンター模試を受験して自分の実力を確かめました。
なんと27点。笑えない点数にショックを隠しきれずそれから勉強法を再考しました。
そう、あの本の本当の良さに気づいたんです。
まずは流れだと言い聞かせ、ずーーっと『面白いほど』を読み込んでは線を引いてボロボロにしていくという作業を繰り返しました。
すると、どんどん流れが分かってきて、何度も繰り返し読み込むうち自然と用語も暗記してしまっている自分がいることにうれしくなり、さらに世界史に時間を割くようになりました。
この頃からもう一つの会心の1冊『センター試験への道 世界史』を購入し、センター試験型の4択問題に慣れるようにしていきました。
しかもそこでもまた大きな発見があり、この本の中には過去20年以上ものセンター試験世界史の問題のみが載っているのですが、センターってホント面白くて何度も何度も同じ質問してくるんですよね。
そのことをこの本でしっかり分析し、よく問われているところは問題演習の過程でしっかり記憶に残していきました。
あとは予備校の授業も平行していましたが、今思うと別になくてもOKだったかもしれません。
そして8月河合センター模試。結構自信があったため、いったいドンくらい実力が上がっているのか楽しみでした。
結果はたしか85点。しかもすべて消去法、もしくはちゃんと理解したうえでの正解。
間に合うぞ!という安心感が芽生えてきましたね。
やはり問題演習が効いた感があります。
それからは京大模試なんかで2次対策が忙しく、世界史からしばらく遠のいていってしまいます。
そして10月。センター模試をまたも受験。
しかしここで思わぬアクシデント。あまり勉強しなかったため、なんとやはり成績DOWNで、70てんくらいだったかなと思います。
もう一つの要因としては、問題演習型に頼りすぎてしまったことです。
勉強しなかったことで歴史用語の記憶や流れの把握が疎かになっていました。
しかしその結果を見てもその時にはまた京大模試が近づいており2次対策で時間がなく、センター直前でいいだろうくらいの気持ちでいましたね。
そのまま勉強法も相変わらず演習中心になってしまい、12月のセンター模試を迎えます。
結果は散々でした。たしか60点台まで落ち込んだと思います。
この頃はもうすでにセンター対策に移行し、みっちり世界史に時間を割けたので早速勉強法の再考に。
原因はやはり演習中心の勉強にあることに気づきました。
そこでまず基本に返り、ひったすら以前のように読み込み反復を必死で繰り返しましたね。これが結構効いた。
やはり何事も基本あってこその演習・応用なんだとその時気づきました。
そしていよいよセンター試験本番が近づきます。
センターパックでも大体85点くらいから、すごい時には97点までいってました。
この頃にはもう基本はある程度固まっていたので、かねてからちょくちょく密かに赤ペンで埋めていった『スピードマスター世界史30日完成』を反復して重要事項を整理していきまいた。
今思うとセンターだけに必要な世界史で、2次で必要なはずの日本史の遥か数倍の実力をこのときは持っていたと思います。
本番では90%得点を掲げていたのですが、本番の緊張もあってボンミスの嵐。
結果は85点と不甲斐ない結果に終わりました。
そしてセンターの終了とともにボロボロになった参考書に感謝して、押入れのダンボールにしまいました。
っとまあこんな感じでめっちゃ短い期間で仕上げまで無理やり持っていきましたが、結構苦しいものがあります。
しかもこれはセンターだからなせれた技で、これが私大や2次ともなると、記述が加わってくるのでさらに厳しくなります。
やはり1日一気にやろう!ではなく、毎日コツコツ少しずつやろう!という姿勢が歴史という暗記科目をものにするためには必要だと思いました。
最後に自分の使った参考書などを時期別にまとめましたので参考にしてください。
【4月~8月】
・センター試験の点数が面白いほど取れる本
・予備校センター試験対策テキスト
・センター試験への道 世界史
・スピードマスター 世界史
【9月~センター本番】
・センター試験の点数が面白いほど取れる本
・センター試験への道 世界史
・スピードマスター 世界史
・センター試験 ワナ攻略 (直前期2週間前~) ラストの確認用にオススメ
僕は現役時の参考書手出しすぎ失敗談もあり、ほぼ上記の3冊で勉強しました。
実際これだけやれば、他の教科もあるし必要十分ではないかと思いましたね。
ラストの確認には『センター試験 ワナ攻略』が役立ちました。
この本も過去問のなかから再度出題されそうな問題100テーマほどを過去問とともに解説してます。少ないからすぐ読み終わるし、確か今年のセンターでの的中問題もあった気がします。
僕にできることはこんぐらいです。
あとは後輩たち頑張れっ!