先にちょっと「プロモーションビデオ」そのものについてから紹介してみると、このビデオの”良さ”が見えてくるのかも知れません。
プロモーションビデオには様々な区分の仕方がある。「配布方法」の観点で見てみると・・・
①お店に配った
②お客に配った
の2つに大きく分けられるわけです。
①お店に配ったでも
(1)店頭放送用
(2)受注用
に分けることができます。
②お客に配ったでは
(1)購入特典
(2)予約特典
(3)無料配布
(4)抽選プレゼント
(5)限定版などソフトと一緒に付いてくる
・・・などなど
つまり同タイトルのPVであっても、どこに・何の用途で作ったか、そこを知った上で見てみると製作側の意図が見えたり、手の込みようが見えたりするわけです。楽しみ方の1つですね!
さて、遅ればせながらタイトルのPVを紹介!
「ときめきメモリアルドラマシリーズvol.1 虹色の青春」
なぜ先にプロモーションビデオについての説明があったかといいますと、今回のビデオはどうやら予約特典らしいのです。(声優さんがインタビューの中でそのようなことを語っている)
そういうビデオって結構短かったりするものなのですが、
このビデオはなんと20分!
さらにこのビデオのポイントは、
予約特典であるにも関わらず店頭放映用PVも収めてくれている点!
通常なら見逃したら二度と見れない当時の店頭放送用PVを、親切に収録してくれているのです!この点はありがたい~( ´∀`)
このロゴみただけでなんだか楽しい気持ちになりませんか・・・
ナレーションは虹野さん
「あのときめきメモリアルがアドベンチャーゲームになりました。ときめきメモリアルドラマシリーズvol.1 虹色の青春の主人公は私、虹野沙希・・・」
ゲーム画面と交互に当時の製作現場が見れる。
原画の色塗りが見れるなんて!(一瞬だけ)
設定集や背景を作ってるシーンも貴重ですね。
「・・・シミュレーションでは描ききれなかったドラマでしか語れない、もう1つのときめきグラフティ・・・」
ここでときメモOP曲「もっと!モット!ときめき!」が流れる。
サビ部分の合いの手で入る歌詞が何て言ってるのか聞き取れなかった・・・
さて、ここから3バージョンのPVがまとめて紹介されます。
まずは「ベルファーレ用VTR」
ベルファーレはかつて六本木にあったイベントブースらしく、コナミのイベントではどうやら頻繁に使われていた場所らしい。(詳しい人いたら教えてください・・・)
ナレーションはなく、ゲーム中の音楽らしきものが流れる。
見やすくて好感が持てる。
よりドラマチックに
よりロマンチックに
よりビビットに
もっとときめき!
もっときらめき!
もっとどきどき!
ゲーム画面は少なかったので、製作初期なのでしょうかね
ここから「東京ゲームショウ用VTR」に
ナレーションはほとんどなく、実際のゲーム画面・音声が中心に紹介。開発の進捗が見て取れる。
イメージとしては先ほどのベルファーレ用と比べて、”明るさ”より”せつなさ”をイメージしたつくりに見える。
最後の「店頭デモ用VTR」
ほぼゲーム画面一色。キャラも一通りご紹介してくれる。
この貴重なPVを3つまとめて見れるなんて、ファンへの思いが伝わってきますね。
後半、キャストさんのインタビューが詰まっています。
菅原さんが演じたキャラ、虹野については
「いままで虹野さんは元気があるとかやさしくて思いやりがあるっていう、そういう面がすごく前面に出てたんですけど、今回虹色の青春に関してはまた元気でもちょっとほんとは落ち込んでるんだけども元気っていう心の細かい動きが出てきてると思うので、そういった意味では魅力的な女の子になってると思うんですけど。」
主人公になったことで可能になった心理描写の深さがわかります。
他にアフレコの様子、主題歌について、ゲームについてのインタビューされます。
「虹色の青春、予約してくれてどうもありがとう~」
とここで言ってるので、やはりこのビデオは予約特典の線が濃いでしょう。
ときメモのラジオパーソナリティでは出演があったものの、はじめて本編のゲームで出演できた喜びを語る丹下さん。
ここから予告。
既に第2段は決まっていたらしい。
CDの販促もしっかりね。
ん・・・?
こんなのもありましたね・・・
主題歌は出演している吹石一恵さんだったとは知らなかったー
さて、このビデオですが入手は比較的にしやすいです。
見ごたえ十分。ジャケットの見た目も良し。飾るのも良し。
ビデオなんて減るしかないのだから、気になったら購入です!!
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