2012.01.14 Saturday
武満徹 八ヶ岳に響く
BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年1月13日
武満徹 八ヶ岳に響く
悲歌 バイオリンとピアノのための 武満徹・作曲
カトレーン2
クラリネット、バイオリン、チェロ、ピアノのための
武満徹・作曲
オリオン チェロとピアノのための 武満徹・作曲
”森のなかで ギターのための3つの小品”から
第1曲”ウェインスコット・ポンド”
武満徹・作曲
“すべては薄明のなかで ギターのための4つの小品から
第1曲、第4曲 武満徹・作曲
イエスタディ レノン&マッカートニー作曲
武満徹・編曲
早春賦 中田章・作曲
武満徹・編曲
めぐりあい 武満徹・作曲
鈴木大介・編曲
雪 武満徹・作曲
鈴木大介・編曲
ピアノ:野平一郎
(第1曲~第3曲)
バイオリン:漆原朝子
(第1曲、第2曲)
チェロ:宮田大
(第2曲、第3曲)
クラリネット:横川晴児
(第2曲)
ギター:鈴木大介
(第4曲~第9曲)
~2011年2月14日,長野県・八ヶ岳高原音楽堂で収録~
漆原朝子
1966生まれ。千葉県出身のバイオリニスト。同じくバイオリニストの漆原啓子は実姉。
4歳でバイオリンを始め、鷲見三郎に師事。1977年、相模原市立相模台小学校5年生の時、全日本学生音楽コンクール東京大会小学校の部で第3位を受賞。なお、この年の東京大会第1位は同じ5年生の渡辺玲子、全国大会第1位はやはり同じ5年生の竹澤恭子だった。
1979年、習志野市立第一中学校1年生の時、同コンクール中学校の部で東京大会、全国大会ともに第1位を受賞。1982年、東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校に進学し、第51回日本音楽コンクールに出場して第2位を受賞した(第1位は竹澤恭子)。1983年、高校2年生の時、第2回日本国際音楽コンクールで最年少で第1位を獲得。
1985年、東京芸術大学に入学、海野義雄に師事。1986年、文部省芸術家在外研究員としてジュリアード音楽院に留学し、ドロシー・ディレイに師事。1987年、第4回アリオン賞を受賞。1988年9月、NHK交響楽団定期演奏会でデビュー、10月にはニューヨークでリサイタル・デビューした。1989年、マールボロ音楽祭に出演し、ルドルフ・ゼルキンと共演。1990年5月、ジュリアード音楽院本科を卒業し、モービル音楽賞奨励賞を受賞した。
ソリストとして世界各地のオーケストラと共演。1992年、ウィーンのムジークフェラインでリサイタル・デビューをした後、活動の拠点をヨーロッパに移した。2005年4月、東京芸術大学准教授に就任。
宮田大
1986年、栃木県宇都宮市生まれ。日本のチェロ奏者。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。3歳からチェロを始める。1995年、第18回栃木県学生音楽コンクール弦楽器部門第1位。1998年、第8回日本クラシックコンクール第3位(1位無し)。2001年、第1回泉の森ジュニアチェロコンクール中学の部金賞。2002年、桐朋女子高等学校音楽科入学。8月、「2002若い音楽家のためのサイトウ・キネン室内楽勉強会」に参加。9月、サントリーホールにおいて小澤征爾指揮の桐朋学園音楽部門創立記念オーケストラコンサートで協奏曲を演奏。第7回コンセール・マロニエ21弦楽器部門最優秀賞。2003年、第3回泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上の部金賞。
2004年、第6回全日本ビバホールチェロコンックールッ第1位。ジュピター・カルテット・ジャパン結成。2005年、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース入学。
第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、併せて増沢賞、徳永賞、岩谷賞受賞。
2009j年、第9回ロストロポーヴィチ・チェロコンクールに日本人として初優勝。出光音楽賞受賞。
宮田豊、倉田澄子、ガボール・タカーチ=ナジ、フランス・ヘルマーソンに師事。
横川晴児
1950年生まれ。東京都出身。クラリネットを浅井俊雄、細野孝興、ジャック・ランスロ、ユーリス・ドゥレクリューズ、ワルター・ボイケンツ、ギ・ドゥブリュ、室内楽をレーヌ・フランショー、ピエール・ピエルロ等に師事。1968年に渡仏。ルーアン音楽院、パリ国立高等音楽院をともに1等賞を得て卒業後、フランス国内で演奏活動を行う。帰国後、東京フィルハーモニー交響楽団主席奏者に就任。1986年には、NHK交響楽団首席奏者に就任し、現在に至る。
野平一郎
1953年生まれ。東京芸術大学、および同大学院修士課程作曲科修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院で作曲とピアノ伴奏法を学ぶ。作曲を間宮芳生、ベッツィー・ジョラス、セルジュ・ニグに、ピアノおよび伴奏法を高良芳枝、アンリエット・ビュイグ=ロジェに師事する。フランス国営放送フィルハーモニック、バーゼル放送響、アンサンブル・アンテルコンテンポランタン、ロンドン・シンフォニエッタなどにソリストとして出演する一方、内外の名手と数多く共演している。また作曲家としては、フランス文化省、IRCAMからの委嘱作品を含む多くの作品が、国内外で放送されている。第13回中島健蔵賞(1995年)、第44回尾高賞(1996年)、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞(1996年)第11回京都音楽賞実践部門賞(1996年)を受賞。1990~2002年、東京芸術大学助教授。2005年4月より静岡音楽館AOI芸術監督。
鈴木大介
横浜生まれ。ギターを市村員章、福田進一、尾尻雅弘等に、作曲を川上哲夫、中島良史等に師事。他に、ザルツブルク・モーツアルテウム音楽院においてエリオット・フィスク、ホアキン・クレルチらに師事。
作曲家の武満徹から、「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。
2004年6月~2006年2月まで8回にわたり、20世に生まれたギター音楽を毎回異なる視点でアプローチする演奏会「ギター・エラボレーション」を白寿ホールで開催。
2005年には、ベルリン・パリ・東京にて、武満徹の舞台「マイ・ウエイ・オブ・ライフ」でケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演。同年タイ国際ギター・フェスティバルにも出演し、2006年、同フェスティバルに再び招かれた。
現代音楽の初演や、アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。
武満徹 八ヶ岳に響く
BSプレミアム クラシック倶楽部 2012年1月13日
武満徹 八ヶ岳に響く
悲歌 バイオリンとピアノのための 武満徹・作曲
カトレーン2
クラリネット、バイオリン、チェロ、ピアノのための
武満徹・作曲
オリオン チェロとピアノのための 武満徹・作曲
”森のなかで ギターのための3つの小品”から
第1曲”ウェインスコット・ポンド”
武満徹・作曲
“すべては薄明のなかで ギターのための4つの小品から
第1曲、第4曲 武満徹・作曲
イエスタディ レノン&マッカートニー作曲
武満徹・編曲
早春賦 中田章・作曲
武満徹・編曲
めぐりあい 武満徹・作曲
鈴木大介・編曲
雪 武満徹・作曲
鈴木大介・編曲
ピアノ:野平一郎
(第1曲~第3曲)
バイオリン:漆原朝子
(第1曲、第2曲)
チェロ:宮田大
(第2曲、第3曲)
クラリネット:横川晴児
(第2曲)
ギター:鈴木大介
(第4曲~第9曲)
~2011年2月14日,長野県・八ヶ岳高原音楽堂で収録~
漆原朝子
1966生まれ。千葉県出身のバイオリニスト。同じくバイオリニストの漆原啓子は実姉。
4歳でバイオリンを始め、鷲見三郎に師事。1977年、相模原市立相模台小学校5年生の時、全日本学生音楽コンクール東京大会小学校の部で第3位を受賞。なお、この年の東京大会第1位は同じ5年生の渡辺玲子、全国大会第1位はやはり同じ5年生の竹澤恭子だった。
1979年、習志野市立第一中学校1年生の時、同コンクール中学校の部で東京大会、全国大会ともに第1位を受賞。1982年、東京藝術大学音楽学部付属音楽高等学校に進学し、第51回日本音楽コンクールに出場して第2位を受賞した(第1位は竹澤恭子)。1983年、高校2年生の時、第2回日本国際音楽コンクールで最年少で第1位を獲得。
1985年、東京芸術大学に入学、海野義雄に師事。1986年、文部省芸術家在外研究員としてジュリアード音楽院に留学し、ドロシー・ディレイに師事。1987年、第4回アリオン賞を受賞。1988年9月、NHK交響楽団定期演奏会でデビュー、10月にはニューヨークでリサイタル・デビューした。1989年、マールボロ音楽祭に出演し、ルドルフ・ゼルキンと共演。1990年5月、ジュリアード音楽院本科を卒業し、モービル音楽賞奨励賞を受賞した。
ソリストとして世界各地のオーケストラと共演。1992年、ウィーンのムジークフェラインでリサイタル・デビューをした後、活動の拠点をヨーロッパに移した。2005年4月、東京芸術大学准教授に就任。
宮田大
1986年、栃木県宇都宮市生まれ。日本のチェロ奏者。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。3歳からチェロを始める。1995年、第18回栃木県学生音楽コンクール弦楽器部門第1位。1998年、第8回日本クラシックコンクール第3位(1位無し)。2001年、第1回泉の森ジュニアチェロコンクール中学の部金賞。2002年、桐朋女子高等学校音楽科入学。8月、「2002若い音楽家のためのサイトウ・キネン室内楽勉強会」に参加。9月、サントリーホールにおいて小澤征爾指揮の桐朋学園音楽部門創立記念オーケストラコンサートで協奏曲を演奏。第7回コンセール・マロニエ21弦楽器部門最優秀賞。2003年、第3回泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上の部金賞。
2004年、第6回全日本ビバホールチェロコンックールッ第1位。ジュピター・カルテット・ジャパン結成。2005年、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース入学。
第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、併せて増沢賞、徳永賞、岩谷賞受賞。
2009j年、第9回ロストロポーヴィチ・チェロコンクールに日本人として初優勝。出光音楽賞受賞。
宮田豊、倉田澄子、ガボール・タカーチ=ナジ、フランス・ヘルマーソンに師事。
横川晴児
1950年生まれ。東京都出身。クラリネットを浅井俊雄、細野孝興、ジャック・ランスロ、ユーリス・ドゥレクリューズ、ワルター・ボイケンツ、ギ・ドゥブリュ、室内楽をレーヌ・フランショー、ピエール・ピエルロ等に師事。1968年に渡仏。ルーアン音楽院、パリ国立高等音楽院をともに1等賞を得て卒業後、フランス国内で演奏活動を行う。帰国後、東京フィルハーモニー交響楽団主席奏者に就任。1986年には、NHK交響楽団首席奏者に就任し、現在に至る。
野平一郎
1953年生まれ。東京芸術大学、および同大学院修士課程作曲科修了後、フランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院で作曲とピアノ伴奏法を学ぶ。作曲を間宮芳生、ベッツィー・ジョラス、セルジュ・ニグに、ピアノおよび伴奏法を高良芳枝、アンリエット・ビュイグ=ロジェに師事する。フランス国営放送フィルハーモニック、バーゼル放送響、アンサンブル・アンテルコンテンポランタン、ロンドン・シンフォニエッタなどにソリストとして出演する一方、内外の名手と数多く共演している。また作曲家としては、フランス文化省、IRCAMからの委嘱作品を含む多くの作品が、国内外で放送されている。第13回中島健蔵賞(1995年)、第44回尾高賞(1996年)、文化庁芸術選奨文部大臣新人賞(1996年)第11回京都音楽賞実践部門賞(1996年)を受賞。1990~2002年、東京芸術大学助教授。2005年4月より静岡音楽館AOI芸術監督。
鈴木大介
横浜生まれ。ギターを市村員章、福田進一、尾尻雅弘等に、作曲を川上哲夫、中島良史等に師事。他に、ザルツブルク・モーツアルテウム音楽院においてエリオット・フィスク、ホアキン・クレルチらに師事。
作曲家の武満徹から、「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。
2004年6月~2006年2月まで8回にわたり、20世に生まれたギター音楽を毎回異なる視点でアプローチする演奏会「ギター・エラボレーション」を白寿ホールで開催。
2005年には、ベルリン・パリ・東京にて、武満徹の舞台「マイ・ウエイ・オブ・ライフ」でケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演。同年タイ国際ギター・フェスティバルにも出演し、2006年、同フェスティバルに再び招かれた。
現代音楽の初演や、アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。
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