塗装をして2年で外壁がはがれる悲劇 安さが魅力の業者も倒産!?
「近くで工事しているので、今なら足場代をタダにできますよ」
こんなセリフ聞いたことないですか?
恐らく外壁塗装を検討している人には心当たりある場合もあるのではないでしょうか?
素人目線的にはとても魅力的な話です。
でも本当にそうでしょうか?
ちょっと危ない匂いもしますね。
未だにこういうセールスがあるようですので、慎重になる必要があります。
足場は外壁塗装という工事の工程の中でも大変労力を使います。
塗装作業はある程度ベテランのちょっと年配気味の職人がいいても、足場作業にはいないように重労働の職種です。
それだけの工事なので、無料というはずは無いという認識を誰もが持つと思うのですがそうとも限らないのです。
建築工事や改修工事の中には、沢山の矛盾があります。そんな現場の矛盾から起きたトラブルについて、実例を交えてご紹介致します。そして、家が良い年の重ね方を出来るように、現状を踏まえて最善の策を尽くして頂ければ幸いです。
今回は、雨漏りの原因や施工不良など、塗装のトラブルをご紹介します。
このトラブルを話す前に、雨漏りについてお話致します。
雨漏りの原因を探すのは、非常に大変です。
つい「雨の侵入箇所をふさげば、修繕できるかな?」と軽く考えがちですが、雨というのは、数ミリの穴からも侵入し、侵入した雨の逃げる場所が無いと、逃げ場を探して隙間に流れていきます。
その流れが、いつのまにか「水みち」になり、「水みち」が家屋の木部をじわじわと侵食し、腐敗させていきます。
雨漏りの原因を探して塞いでも、実は他にも原因があって雨漏りが止まらない…なんてこともよくあります。
よろしければブログを見てください。
外壁塗装で業者選びの際に大事なのは、その業者に現場への柔軟な対応力があるかどうかです。
くれぐれも上辺のきれいさや、価格の比較だけで業者を選ぶのは避けてください。
さまざまな条件の現場で判断するために、技量、裁量、そして人柄が必要なのです。
ちゃんとした話をして、ちゃんとした対応をし、お客さまにその工程を納得していただく。
内容のある工事だからこそ、説明はなによりも大切といえます。