がっちゃんの映画みちゃった♪

感想をつぶやきます
映画鑑賞に没頭する前に溜めてた感想を書かなくちゃ。
更新遅いです。

My Son ~あふれる想い~

2009-09-08 10:16:28 | 韓国
NHK アジア・フィルム・フェスティバルで上映された作品で、NHK hiで放送
されたので観る事が出来ました。

“トンマッコルへようこそ”に出演してたリュ・ドックァンなど、出演者が見た
事のある人ばかりなのに、日本では劇場未公開の作品だったようで、興味津々
だったのです。

無期懲役になった父親が1日だけ外出を許されたので、母親と息子に会いに行った
のですが、母親は認知症になっていて、18歳になった息子が面倒を見ていた。
それだけでも泣ける話題なのです。

更に話が続いて、15年離れていただけに息子と中々コミュニケーションが取れず、
泣いてしまう所とか切なくなって。

夜中、2人で家を抜け出して走っている所とか、雨に降られたので電話ボックスに
入って雨宿りをしたり、彼女を紹介し、銭湯に行ったりとしているうちに
段々ぎこちなさが消えていく2人。

1日だけの外出だったので、翌朝には刑務所に戻る父親を見送る息子。
でもそこでどんでん返しのストーリーが待っていて。

離れていても、顔が分からなくても、親子の繋がりって分かるものなんだなと
思いました。
予想以上にいい作品でした。

韓国映画の中の特徴がある、フト見せる息がつけるシーンがこの作品にもあって、
そういう所がいいな~と。特にシリアスな内容だと落ち着きます。

内容
強盗殺人の罪で終身刑となり服役中の男が、模範囚としてたった1日だけ外出を許される。もちろん監視官が同行するが、幼い頃に別れた息子と老母に15年ぶりに会えるのだ。久しぶりの外の空気、街の風景。家に戻ってみると、母は老いて自分の事も良く分からない様子で息子が甲斐甲斐しく面倒を見ている。気まずい中、家族での食事が始まる。しかし息子の顔も誕生日も覚えていない自分にことさら悔いがつのる。親子は限られた時間の中、失われた時間を取り戻すべく互いの距離を縮めようとする。息子の成長をしみじみと喜ぶ男。やがて別れの朝がやって来るのだが・・・。息子役のリュ・ドックァンは韓国注目の実力派新人俳優。父親役のチャ・スンウォンとの息の合った演技を見せている。
(2007年作品 NHK hi)

出演者
チャ・スンウォン リュ・ドックァン キム・ジヨン イ・サンフン


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