15日に新日本監査法人、あずさ監査法人。19日にあらた監査法人に行って来ました。他の会計士受験生のブログを見ると法人説明会の構成や戦利品(?)については紹介があるので、おもいっきり主観に基づいた印象などを書きながら自分のなかでの考えもまとめていきたいと思います。
①新日本監査法人
法人説明会に行く前から私の中で第一候補として考えている法人です。イメージとして、のんびりしており、金払いが一番いいと思っています。業務収入はトップクラス(
監査法人採用準備室参照)で、一人当たり業務収入も大きいので、安定的な候補として考えていました。説明会に参加してもその認識が変わることもなく、一括合格しているのなら迷わずにいこうと思っています。多くの受験生の第一候補にもなるのではないでしょうか。
専門分野別の説明では金融を聞きました。担当の方も親身に説明してくださりとても興味深かったですが、やはり他の監査の分野としては特殊だなって気がしました。
②あずさ監査法人
正直言ってとりあえず参加しておこう程度の感じでした。ただ、中央青山がこんな感じであると繰り上がり当選的に重要度が上がってきていることは確かです。説明会に参加して正直驚いたのは、現場の雰囲気と伝えるためのビデオがよくできたいたことです。明らかにプロを使って作ったんだろうという効果的な技法が盛りだくさん(短くシーンをきりスピード感をだすことで飽きさせず、また、モデルの人を後ろからライトアップすることで威厳をもたらす後光効果、モデル自体も声の低い人をあえて使ってましたね)。見た人の印象はかなりいいのではないでしょうか。そうゆうプロを適切に使える企業は一目置くことができます。新日本はそういうことができないのが残念。しかし、そんなことを織り込んで分析すると全体としてはそんなに大差ない感じがしました。
ただ、専門分野別の説明が私にとってはよかったです。私は公開支援について伺ったのですが、担当の方も人柄がよくおおまかな話もきかせてくれました。他の法人とは違い一年目から公開支援に携わることができるそうです。ただ、そればっかりでは本来の監査(そんなに変わらないそうですが)の経験がなくなってしまうので、一社から二社程度通常の監査を見させていただけるそうです。いいじゃないですか。私のように公開支援がやりたいひとにとっては。また、若くもないのでやりたいことを遠回りするのもめんどくさいと思いました。今度改めて、別の日程の部門別の説明会に参加してこようと思っています。
③あらた監査法人
あらたといえば外資系ってそんなイメージを強く持つ法人でしたが、確かに英語が必須になるほか外資系という非情なイメージはありませんでした。全体として若いイメージ。学生にとっては感じないかもしれませんがとってもオープンないい雰囲気だったと思います。ただ、立ち上がったばかりでしたのでなーんにも細かいことは決まっていない感じで、みんなで決めていこうみたいなのりがおもしろい。「あらたはわくわくするけど、何にも決まっていないからドキドキ」これが私にとってのあらたのイメージです。
PWCのメンバーファームということでみすずと使う監査ツールは同じ。メンバーファームとネットワークファームの違いを代表社員の方に聞いたところメンバーは議決権みたいなものがあり、その決定にも従う義務があるみたいですが、メンバーファームはそういうものがないとおっしゃっていました。でも、それぐらいしかないみたい。ただ、地位が違う。でもそれが大きいのかも。
英語に対して前向きに対処できるひとならいいんじゃないでしょうか。ベンチャーっぽいところがとても魅力を感じましたが、はたしてついていけるものか…。まして入れてくれるものなのか。公開支援業務についてはクライアントの要望があればやるが今はそんなところはやる余裕がない印象を覚えました。ただ、手を上げればやれそうではありました。うーん。とりあえずSOX中心なのかも。監査業務の詳細が分からないのが問題です(私の中で)。SOXについて分かるのは大手監査法人の国際部とあらたぐらいだと聞きますしね。これからの収益の柱であることはたしかなので無視はできません。
以上、おもいっきり駄文ですがお許しください。
まちがったこと、主観的なことで構わないので監査法人についての印象や情報をコメントしていただけると幸いです。