「お疲れ様です。」
仕事が繁忙期、真っ只中なので何かをやろう！とか何処かに行こう！
といった気力、体力共に限りなくゼロに近いので、
今回は2021年の夏にコロナ禍のさなかで、
知り合いの店舗の外装を行った話を記そうと思います。
（消去したと思っていた画像データが少し残っていたので）
事の発端は以前から、たまに寄らせて頂いていたお店の店主に
「店舗の内装や外装を綺麗にしてよ～」と頼まれて？いたのですが、
私としても断る理由を何とか見付けては、スルーしていました。
2021年に埼玉県で何回目かの緊急事態宣言が発令され、休業要請が出されると
「休業要請も出されて、無理してお店開いてもお酒を出せないんじゃ意味ないよ～
緊急事態宣言が解除されるまでお店休みにする～」との事で
「へぇ～、、、まぁしょうがないよね感染も怖いしねぇ」
「でさっ！お店休みだから店舗を綺麗にしたいんだよね～」
「あぁ～良いんじゃない？サービス業で長期休業は中々出来ないから
タイミング的には、、、」
「そろそろ会社、夏休みだよね？」
「へっぇ？オレ？来月に夏季休暇あるけど、、、」
「どう？やらない？」
「暇は、暇だけどさぁ～、オレ素人だよ、、、。」
「大丈夫！大丈夫！」
「何が大丈夫なの？てかテナントの大家さんにOK貰ってんの？」
「大丈夫！前に合った時に話したから！」
知らないうちに外堀を埋められていた様で釈然としない気持ちも
ありましたが、「面白そうじゃない？」という気持ちが勝ってしまいました。
でっ此方の条件は「私の自由にやらせる事！あと人が居ると気を使う（が散る）ので
手伝いは無用！」以上！
「日当は幾ら位？」
「趣味だから要らな～い、けど材料費は頼むよ～」
「えっ！じゃぁ！お店のあるお酒飲み放題と賄い作るね～！」
って事で店舗の出入口の外装をやる事になりました。
（因みに店主は海外の方です。）
問題の店舗出入口です、、、、、、。
ざっ！、、、雑然とし過ぎています。
取り敢えず、エアコンの室外機と食材入れの冷凍庫は
ここからは動かさないで（動かせない？）との事です。
自由にやってOKだと言われていますが、
流石にラフスケッチ位見せて店主にイメージを伝えます。
イメージ図を見て貰い、一応確認はとっておきます。
作業を始めるのですが、、、、問題の冷凍庫と
問題の室外機です。
これをどうにかして隠せないものかと、、、
冷凍庫を隠していまう為の囲いを作りました。
暫くは作業台になるので塗装は最後です。
室外機はファンから熱風が放出されるので完全に囲ってしまう訳にはいかないので、
前面は竹を加工して風が籠らない様にして、見た目も見苦しく無い様にします。
竹を上下の木材へ嵌め込んでから強度を持たせる為に
横ラインをタコ糸で編んでいます。
あとは壁面等に貼る板材をひたすら寸法を測りカットし塗装していきます。
木枠を作ってガラス面に干渉しない様に板材を打ち付けられる様にします。
以前は店内が完全に見えないのでお客様は入店し辛い？
店内に居ても閉塞感があるので
ガラス面に隙間を作って木材を打っていきます。
木材の色はウォールナット（深い茶色）ですが、
全面が同色だと雰囲気が重くなってしまうので
ゴールドに塗装した木材も絡めていきます。
店舗左側壁面です。
店舗右側壁面です。
ゴチャゴチャしてますが、、、、
上の画像の天井からペンダントライトを垂らしたいので
（天井もペンキで塗りました。）
天井裏へ入って引き掛けシーリングの取り付けも、、、
ペンダントライトを取り付けるので
ソケット・シェード・電球等を用意します。
（シェードは元の色が気に入らなかったので再塗装しました。）
おっと！ペンダントライトの取り付け前にフェイクグリーンを
天井に這わせます。（トーンの違うフェイクグリーンを3種類位使うと本物ぽく？）
本当は本物の蔦の植物にしたかったのですが、
何せ店主は、かなり丈夫な植物の植木鉢もすぐに枯らしてしまうので、、、
右側のアクリルパネルは、今の御時世で多用されている
仕切り用のパーテーションのアクリル板なのですが、
会社で誰かがデスクから落として角が割れて廃棄される物を頂き、
メニュー等を挿んで掲示出来る様にしました。
知り合いに頼んでいたカッティングロゴを出入口のガラス面に貼ります。
外から店内が見え過ぎてしまって常連さんから不評の時は内側のガラスに
スモークフィルムを貼る予定でしたが、案の定「見え過ぎるよ～！」
との事でフィルムも貼りました。
こんな感じになりました。
店名は一応伏せておきます。
冷凍庫の囲いも作業台の役目を終えたので塗装して本来の役割になりました。
一見しては冷凍庫だとは分かりません。
（冷凍庫の扉は上面なので囲ってもOKです。）
以前のブログでも記しましたが、
店舗外装の照明は私の手製の物に交換しました。
これが現在のペンダントライトです。
現在はどうなっているかと言うと、、、、。
悲しい事に再び、生活感満載になっています。
まぁ、2021年の夏の楽しくも充実した期間でしたのでOKとします。
「お疲れ様でした。」
