ラクガキキャビン

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【映画】ヘアスプレー

2020-05-29 12:00:00 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は映画「ヘアスプレー」について。

これは割と好きな映画なので、これまでに何度か見たことがある作品です。

ミュージカル映画なので、ミュージカルが好きじゃない人はUターンですね。

今回観た作品は2007年版のものです。

オリジナル版は1988年に公開されていると言うことを、今回初めて知りました。

でも、オリジナル版から舞台化されて、今やミュージカル作品の定番とも言えますよね。

なので、妙に納得しました。


■あらすじ

この物語の舞台は1962年のアメリカ・ボルチモアです。

この町に住むトレイシーは、ちょっとぽっちゃりした見た目で明るい白人の女の子です。

学校が終わったら友達とダンステレビ番組『コーニー・コリンズ・ショー』を観るのが楽しみ。

そしていつか、この番組に出演しているリンクと一緒に踊りたい!というのが彼女の夢です。


ある日、この番組に欠員が出るので、オーディションを開催することが発表されます。

トレイシーも挑戦するのですが、見た目のせいで落とされます。

それでも、ある日行われたダンスパーティーに参加し、

番組の司会をしているコーニーに気に入られ出演が決定します。


番組に出演したところ、トレイシーは一躍人気者に!


一方でこのことを良く思わないプロデューサーのヴェルマ。


トレイシーはこのまま番組に出演し続けることができるのか…。



■感想

この物語は差別や偏見を扱った内容になっています。

黒人の子とも仲良くダンスをする主人公トレイシー。

でも、差別が色濃く残るので、番組には黒人の子は出ていません。

ブラックデーという決められた日にしか出演できないのです。


白人の子と同じダンスソングを選んだだけでも、

プロデューサーから文句を言われる。


そんな感じなんです。



でも、こういう典型的な差別だけではないんです。

トレイシーのお母さん・エドナは自分の体形や娘の体形を気にしている部分があります。


ずっと家の中で仕事をしていたから、人の目も気になると言って、

外に出るのを怖がっている節があります。


自分の中で、壁を作るっていうのも一種の差別的な考えですよね。


この映画を観ていると、当たり前は当たり前じゃないんだという気持ちになります。


物語の途中で、トレイシーの活躍を良く思わない番組プロデューサーのヴェルマに、

トレイシーのお父さん・ウィルバーも迫られてしまうシーンがあります。

でも、ウィルバーはセクシーに迫られても全然興味を持ってくれません(笑)


セクシー=魅力的

っていうイメージも、当たり前じゃないんですよね。

だって、その人にとって魅力的なのが、どんなものなのか違いますから!


ちなみにウィルバーは太った人にしか興味がないタイプみたいです。

だから、エドナも太っていることを気にしなくていいんですけどね。



エドナ役は

サタデーナイトフィーバー等の作品で有名なジョントラボルタが演じているんです

ウィルバー役は、クリストファー・ウォーケン

様々な作品に出演しているので、名前は知らずとも一度は観たことがあると思います。


この他出演している人で、私がお!っと思ったのは、

リンク役の ザック・エフロン

ハイスクールミュージカルシリーズでも主演を務めていました。

もう典型的なヒーロー感がある俳優さんですね。


あとは、コーニー・コリンズ・ショーのコーニー役も有名だと思います。

ジェームズ・マースデンという俳優さんで、

ディズニー映画の「魔法にかけられて」で王子様役を演じていた俳優さんです。

「幸せになるための27のドレス」も良かったですね。



こんな感じで結構有名なキャストが揃っています。

何より、トレイシー役のニッキー・ブロンスキーがキュートで好きです。

今はあんまり活躍されていないようなのですが、

明るい笑顔と愛くるしい動きが素敵です。


ミュージカルが苦手でなければ、絶対に見てもらいたい作品です。



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